勉強が大嫌いな発達障害グレーゾーンの息子
我が家には勉強が大嫌いな発達障害グレーソーンの小学校6年生の息子がいます。
皆さんは普段のお子さんを見ていて、こんなお悩みはありませんか?
・指示を聞き漏らす・複数の指示を覚えられない
・忘れもの・失くしものが多い
・会話がかみ合わない
・勉強でケアレスミスが多い
・文章を読むのが苦手・遅い
・板書が苦手
・段取りを立てるのが苦手
我が家の息子は小学校3年生頃から勉強に遅れが出始め、授業のノートは全くとらない、音読が嫌い、文章問題は見るだけで嫌がる、テストは白紙など勉強の苦手が目立っていきました。6年生になった今は、学校に行っても授業の内容がわからないため、学校から帰ってくると「今日も授業がつまらなかった」と毎日言っています。
担任の先生に授業中の様子について話を聞くと、「静かにはしているけれど、絵を描いたり、何かを作っていたりして、ノートはとっていない」とのことでした。
「授業中は先生のお話をよく聞いてね」「1行でもいいからノート書いてきてごらん」と言っても、何も変わらない息子にお手上げ状態でした。
「勉強しなさい!」
と言わなくても
学習習慣が驚くほど育つ!
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ワーキングメモリとは?
実は、「勉強が大嫌い」の背景には、ワーキングメモリの弱さが関係しているんです。
数字や単語、文字をただ一時的に頭にメモして覚えることを短期記憶といいます。このメモした記憶を保持しながら、それらを使って脳が何かしらの情報処理(=作業)をすることがワーキングメモリです。
例えば、
・漢字の読みと意味を覚えながら文章を読み進めて文の内容を理解する
・黒板に書いてある文章を覚えてノートに書き写す
・九九を暗唱する
などの場面でワーキングメモリは使われています。
「黒板に書いてある文章を覚えてノートに書き写す」をもう少し具体的に見ていくと、
①黒板に書いてある文字を確認する
②文字を覚える
③文字を思い出して書き写す
④次の文字を確認する
以降繰り返しとなります。
ワーキングメモリが弱いと、どの文字を覚えたのか、どこまで書いたのか、次はどこを覚えるのかがわからなくなって、混乱してしまい、ノートが書けないことにつながるのです。
勉強が大嫌いな子どもが机に向かって勉強したり、ワーキングメモリを伸ばすトレーニングをするのは大変なことですよね。そこで、机に向かわなくても、わざわざトレーニングをしなくても遊びながらワーキングメモリを鍛えることができる、我が家で取り組んでいる方法をお伝えしますね。
\繰り返し書かせなくていい!/
漢字が書けない子が
スラスラ覚えられる教え方がわかります!
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車移動中にできるワーキングメモリを鍛える遊び3選
ワーキングメモリを鍛えると、勉強だけでなく、学校生活や日常生活にも役立ちます。
我が家では車でお出かけするときに、子どもはタブレットでYouTubeを見たり、ゲームをしたりすることが多く、このことがずっと気になっていました。この時間をワーキングメモリを鍛える時間にするために、我が家で取り組んでいる、車移動中にできるワーキングメモリを鍛える遊びをご紹介します。
ハイパーしりとり
我が家の子どもはしりとりが大好きです。そこで「ハイパーしりとり」を子どもに勧めてみました。
「ハイパーしりとり」とは、2つ前の言葉に戻ってするしりとりです。例えば、普通のしりとりは「りんご→ごりら→らっぱ」ですが、ハイパーしりとりは「りんご→りんご・ごりら→りんご・ごりら・らっぱ」と前の2つを覚えながら続けていくしりとりです。
慣れてきたところで、「ポケモンキャラでやってみよう!」と提案すると、もちろん息子の一人勝ち!好きに勝るものはないですね。
ハイパーしりとりが難しい場合は、普通のしりとりからはじめてくださいね。
車のナンバープレートで計算
数字の計算が得意な息子には、「ナンバープレートの計算をしよう!」と誘いました。「早く計算できた方が勝ちね!」というと、息子は俄然やる気を出します。
・4つの数字を足す
(例「12-34」なら1+2+3+4=10)
・前後半の2桁ずつを足す
(例「12-34」なら12+34=46)
難しい場合は、「1」が入ってるナンバーというように、数字探しや、「あ」の入っているナンバーというように、ひらがな探しから始めてみてくださいね。(ただし、「お」「し」「へ」「ん」のひらがなはありません)
高学年のお子さんで、逆に簡単すぎる場合は、掛け算や割り算も使っていくと難易度が上がるのでおすすめです。
リアル「ミッケ!」
この遊びはお出かけ前に下準備が必要になります。グーグルアースなどで目的地までの道中にある看板や橋、建物などを印刷しておき、チェックポイントとして車窓から探す遊びです。
例えば、道中に東京スカイツリーが見えるとします。事前に東京スカイツリーの写真を用意しておき、チェックポイントが近づいたら、タブレットでYouTubeを見ている息子に声をかけます。
「そろそろチェックポイントじゃない?写真をよく見て、同じものを探してね。」と声をかけると、サッと外に目を向けて「あったよ!」と、チェックポイントを探せました!
それと同時に、「東京スカイツリーの高さは何メートルでしょう?」「どこの都道府県にあるでしょう?」などの質問をすることで、会話も広がりますし、子どもの知識を増やしてあげることもできますよ。
車移動中にいつもYouTubeやゲームばかりだった息子は、この遊びを取り入れると、YouTubeやゲームの時間が減り、親子で楽しく過ごせるようになっただけでなく、「まだつかないの~?」「あと、何分で着く~?」と聞いてくる回数も劇的に減りました!
いかがでしたか?勉強が大嫌いなお子さんには遊びながらワーキングメモリを鍛えるのがおすすめです。車移動中に家族みんなで楽しみながら試してみてくださいね。
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