昨日配信した記事から
知能検査(WISC-Ⅳ)について
お話をしています。
上記の記事でもお伝えしたように
知能検査ってやっとの思いで受けても
その後の説明がほとんどなかったり、
場合によっては検査結果を
見せてもらえない!
なんてこともあるのが現状です。
そこでこの記事からは
知能検査で分かる4つの能力を
解説していきますね!
ここで1つポイント。
通常、病院やセンターなどで
検査結果を聞くときは
「できないこと」にフォーカスして
説明が行われます。
もちろん、
お子さんの苦手を把握して
適切なサポートをすることは大事。
だけど凸凹子育てには
「得意を伸ばす」という考え方も必要、
ということも知って欲しいんです。
ですから今回は
このチカラが得意な子は
こんな子だよ!
という普段あまり聞けない
ポイントも書いておくので、
ぜひ覚えておいてくださいね^ ^
今回は言語発達と知覚推理について
お話をしていきます 。
◆言葉を使って考える力
1つ目は「言語理解」と言われるものです。
これは簡単に言うと、
言葉を使って物事を考える力
のことです。
日常生活の中では、
コミュニケーションを
取る場面にも大きく関係してきます。
言葉を使って考える力が弱いと
・作文を書くのが苦手
・音読ができても内容を
理解していない
・自分の気持ちを
うまく伝えることができない
などの困りごとが出てきます。
反対にここが得意な子は
言語能力が高く、
物事を論理的に考えることが得意なので、
本に書いてあることを
自分の言葉で説明することが
得意だったりします。
◆目で見た情報を処理する力
2つ目は「知覚推理」
と言われるものです。
これは簡単に言うと、
目で見た情報を
正確に把握して処理する力のことです。
目で見た情報を
処理する力が弱いと
・算数の図形の問題が苦手
・初めての場所が苦手
・字が汚い
・漢字学習が苦手
などの困りごとが出てきます。
反対にここが得意な子は
観察したことを分析するのが得意なので
おもちゃや機械を分解する
ことが好きなお子さんが多いです。
いかがでしたか?
知能検査を理解するのって
実はそんなに難しくないんですよ^ ^
残りの2つは
次の記事で解説しますので
お楽しみに!