こだわりが強い繊細な子の保育園行き渋りを改善!心と脳を整えるママの関わり方

こだわりが強い繊細な子の行き渋りに悩んでいませんか?年長の息子も朝になると玄関で足が止まり、「いきたくない」と動けなくなっていましたが、毎日の親子の関わりで安心を整えることで笑顔で保育園に向かえるようになりました。この記事ではその方法を解説します。

1.毎朝玄関で止まってしまう繊細な息子

 

夜は普通に過ごしていたのに、朝になると、「いきたくない」と玄関で立ち止まってしまう。

 

「甘えなのかな?」

「このままで大丈夫?」

 

そんな不安を感じているママも多いのではないでしょうか。

 

わが家の息子ひろくんも、年中の頃から、毎朝必ず玄関で足が止まり、うつむきながら「いきたくない」と言うのです。

 

さらに、ひろくんはこだわりも強く、いつもと違う服・いつもと違う持ち物・いつもと違う予定などの小さな変化でも不安が大きくなり、「もういかない!」と止まってしまうこともありました。

 

そのたびに私は、「大丈夫、行ったら楽しいよ」と励ましたり、時間に余裕がない日は「急いで!ママ仕事に遅れちゃう!」と急かして、無理やり連れて行ったりすることもありました。

 

 

この記事では、私自身の子育ての経験に加え、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションをもとに、家庭での親子の関わり方や日常の声かけを通して、少しずつ変化していく様子をお伝えしていきます。

 

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2.繊細な子の行き渋りは“甘え”ではなく脳のブレーキ

 

では、なぜ繊細でこだわりが強い子は行き渋りを繰り返すのでしょうか。

 

繊細な子の脳は、周りの環境や人の感情をとても敏感に受け取る特徴があります。

 

先生の表情、教室の雰囲気、友達の声。お家でのママの不安や焦り。

 

こうした情報をたくさん受け取るため、脳が疲れやすく、不安を感じやすい状態になりやすいのです。

 

そのため、脳が「安心できない」と感じているときは、行動するよりも身を守ることを優先します。

 

そしてこのとき、繊細な子は「いつも通り」や「決まっていること」にこだわることで安心を保とうとします。

 

つまり、こだわりの強さも、不安から自分を守るための行動のひとつなのです。

 

その安心が崩れそうになると、脳がブレーキをかけ、「いきたくない」という言葉になる、ということが起きているのです。

 

 

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3.行き渋りのとき、やりがちな逆効果の関わり

 

子どもが「行きたくない」と言うと、ママはどうにかして送り出そうと、励ましたり、理由を聞いたり、急がせたりしますよね。

 

どれも、子どものことを思っての関わりです。

 

けれど、繊細な子の脳が不安を感じているときは、こうした関わりが逆効果になることがあります。

 

たとえば「大丈夫、行ったら楽しいよ」と励ましたり、「どうして?」と理由を聞いたり。

 

ママとしては、原因を知って解決してあげたいと思いますよね。

 

しかし、不安が強いとき、子ども自身も理由をうまく言葉にできないことが多いので、「どうして?」と聞かれるほどプレッシャーを感じてしまうことがあります。

 

さらに、「急いで!」「遅れるよ!」と急かしたり、「行かなかったらテレビなしだからね!」と脅すような言葉をかけたりすると、繊細な子の脳はさらに“危険”を感じて動けなくなってしまいます。

 

すると、不安が大きくなり、安心を保とうと、こだわりもどんどん強くなります。

 

脳がブレーキをかけてしまうため、さらに「行きたくない」という気持ちが大きくなるのです。

 

 

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4.行き渋りのとき、安心を整える3つの関わり

 

ではどんな関わり方をすれば、ブレーキをゆるめることができるのでしょうか。

 

そんな時に効果的な、安心を整える3つの関わりをご紹介します。

 

① 不安が強いときは指示や注意を減らす

 

子どもが不安を感じているとき、脳はすでに多くの情報を処理しています。

 

そんな状態で、「早くして」「準備して」「遅れるよ」と指示や注意が増えると、脳はさらに負担を感じてしまいます。

 

行き渋りが続く時、こだわりが強くなっている時は、いつもより指示や注意を減らし、落ち着いた空気を作ることが大切です。

 

② 気持ちを肯定も否定もせず受け止める

 

子どもが「行きたくない」と言ったとき、「大丈夫だよ」「行ったら楽しいよ」と励ましたくなりますよね。

 

だけど子どもはそう思えてはいない状態なので、「ママはわかってくれない」と受け取ってしまいます。

 

また、繊細な子の脳はママの感情にも敏感です。

 

「そうだよね、イヤだよね」と強く共感すると、「そうだ、イヤなんだ」と感じてしまうこともあります。

 

大切なのは「そっか〜」「そう感じるんだね」と肯定も否定もせずに、フラットに子どもの気持ちを受け止めること。

 

また、子どもの言葉を急かさず、次の言葉を少し待ってあげることも大切です。

 

③ 行った先の楽しみを用意する

 

安心が整ってきたら、「行ったらちょっといいことがある」という、小さな楽しみを用意するのもおすすめです。

 

「帰ってきたら一緒におやつ食べよう」

「帰ったら公園に遊びに行こうか」

 

など、行った先に楽しみがあることがわかると、子どもの脳は前向きなイメージを持ちやすくなります。

 

大切なのは、行かせるためのご褒美ではなく、安心できる楽しみを用意することです。

 

こうした関わりを続けたことで、ひろくんは1か月もしないうちに行き渋りがなくなり、笑顔で保育園に向かうようになっていきました。

 

 

5.行き渋りは「安心を整えるサイン」

 

子どもが行き渋ると「どうしたら行かせられるんだろう」とまずは考えてしまいますよね。

 

またこの先、「このままで大丈夫かな」と不安にもなります。

 

私自身も、毎朝玄関で足が止まり、泣き出すひろくんをどうにかして保育園に行かせようと必死でした。

 

けれど後になって気づいたのは、行き渋りは「ただの困りごと」ではなく、「安心が足りていないよ」という脳からのサインだったということです。

 

繊細でこだわりが強い子ほど、安心が崩れたときにブレーキがかかりやすくなります。

 

だからこそ、こだわりを無理にやめさせるのではなく、安心を整える関わりが大切になってくるのです。

 

安心が少しずつ積み重なっていくと、子どもは自分のタイミングで動き出す力を持っています。

 

行き渋りがあると焦ってしまうものですが、完璧に対応しようとしなくても大丈夫。

 

まずは、今日できる小さな関わりから始めてみてくださいね。

 

 

発達科学コミュニケーショントレーナー

にしやまともか

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