1.エスカレートする娘の癇癪に疲れ果てていた私
わが家は3人兄妹です。
小学5年生の兄、小学3年生の繊細な娘(通称:ナナちゃん)、小学1年生の隠れ繊細な妹がいます。
小さい頃から多少の喧嘩はあったけど、1~2年前からは、些細なことをきっかけにナナちゃんの癇癪が大きくなり、トラブルに発展する場面が目立つようになってきました。
特にナナちゃんは、なにかあるとすぐに泣いたり怒ったりするタイプ。
そんなナナちゃんの反応を兄が面白がり、わざとちょっかいを出すことで、喧嘩に発展することが増えていきました。
ナナちゃんは思い通りにならないと怒ったり、泣き叫んだり、時には物を投げたり、手を出したり…。
そのうち、癇癪が長引くようになり、 興奮を止めることも難しくなっていったのです。
兄が軽く反応するだけでもさらにヒートアップ。
私はナナちゃんの泣いたり怒ったりする声を聴くのが嫌で、兄に「もういい加減にして!!」と怒鳴りつける。
ナナちゃんに「なんでそんなに泣くの!?」とイライラする。
その雰囲気を敏感に感じた妹が泣く。
家庭内はいつもピリピリした空気になりがちでした。
何を言っても届かず、どう対応するのが正解なのかも分からない。
正直、毎日のように繰り返されるこの状況に、心底うんざりしていました。

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2.おやつをきっかけに爆発した癇癪
ある日のこと。
兄と二人で楽しそうにゲームをしていたナナちゃん。
ところが、兄がナナちゃんのおやつを勝手に食べたことで事件が起きました。
「やめてよ!これ私が買ってきたやつなんだから!」
最初はまだ冷静に言えていました。
それでも執拗に兄はナナちゃんのおやつを狙います。
「もうやめて!!」ナナちゃんは声を荒げはじめました。
兄がさらにナナちゃんにおどけたり、ふざけたりする態度をとると、「もういやだ!!」一気に爆発。
泣き叫びながら、机を叩き、床を蹴り、 その場にあったものを次々と投げる。
完全にコントロールできない状態でした。

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3.癇癪は「感情の脳」の大暴走!?
癇癪をどうにかしたい。ずっとそう思っていました。
けど、どうしたらいいのか分からない。
「また始まった…」癇癪がはじまると、 私の心と体が一気に重くなります。
止めたいのに止められない。 どう声をかけても届かない。この時間が、ただただ苦しい…。
イライラと、絶望感…。
そして気づけば「また怒ってしまった」 「またうまく関われなかった」そんな自分を責めて、落ち込む。
その繰り返しでした。
私の関わり方が悪いから、こうなっているんじゃないか。
私がちゃんとできていないから、この子はこんなに苦しんでいるんじゃないか。
悩みながらも、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。
家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私自身の受け止め方が、少しずつ変わっていきました。
「この子を変えようとするんじゃなくて、私の関わり方を変えよう。」
そう決めました。
癇癪について学びの中で知ったことは、
・癇癪の最中は「感情の脳」が強く働き、自分でもコントロールが難しい状態になっている。
・「理性の脳」は働きにく、冷静に考えたり、言葉を受け取ったりすることが難しい。だからこそ、癇癪の最中に何かを伝えようとしても、うまく届かないことが多い。
さらに、
・反応すると癇癪は強化される
・注目されることで好ましくない行動は繰り返される
ということでした。
私はハッとしました。
癇癪に注目することが、彼女の脳に間違った学習をさせていると知った私は、関わり方を変えていきました。

4.癇癪が落ち着いた3つの関わり
癇癪を落ち着かせるための具体的な関わり方は次の通りです。
① 刺激を与えないように距離をとる
・癇癪が始まったら、さりげなくその場を離れる。(近くにいて注目されてると勘違いすると、余計に癇癪がエスカレートするため)
・声をかけず、落ち着くのを待つ
② 肯定(オウム返しとスキンシップ)
・落ち着いて話しかけてきたら、評価したり解決しようとせず、「そうなんだね」「悲しかったね」とオウム返しで気持ちを受け取る。
・言葉とあわせて背中をさすったり、そっと触れることで、安心感が生まれ、気持ちが落ち着きやすくなる。
③ 気持ちのラベリング
・「どんな気持ちだった?」と聞いてみる。
・言えない時は、2択で聞いてあげる。
・気持ちの正体が分かることで不安が軽減され、気持ちが落ち着きやすい。
①~③の関わり方を、今回のナナちゃんの癇癪でも実践してみました。
ナナちゃんの癇癪がはじまると私はさりげなく、リビングを出て、洗濯物を取り込みに行きました。
しばらくすると叫び声が落ち着き、物に当たるのも止めた様子がうかがえました。
そのまま様子をうかがっていると、泣きながら私のところにやってきました。
私は何も言わずただナナちゃんの背中を撫でました。
すると、次第に泣き止み、少しずつ話し始めてくれました。
「おやつとられたの…」
「おばあちゃんといっしょに頑張って歩いて買いに行ったんだよ…」
私は「そうなんだね」「おばあちゃんとお買い物にいったんだね」と言いながら話を聞きました。
そして、「ナナちゃんはどういう気持ちだったのかな?悲しかった?悔しかった?」と尋ねると「悲しかったの…」と答えてくれました。
話しながらだんだんと泣き止んだナナちゃん。
最後に「ナナちゃん、ママにナナちゃんの気持ちを話してくれてありがとう」と伝えました。
すると「うん!」「じゃ、ママ、ゲームしてくるね」と気持ちを切り替えて、再び兄のいるリビングに戻っていきました。

5.癇癪の対応に悩むママへ
まるで嘘のようですが、あんなに毎日のように続いていた激しい癇癪が今ではほとんど見られません。
私自身もナナちゃんの感情に振り回されることが減り、家の雰囲気も落ち着いています。
それは、ナナちゃんを変えようとするのではなく、私の関わり方を変えたことで、少しずつ変化していきました。
ナナちゃんは、今も感情的になることはあります。けれども、イライラしても自分で切り替えられるようになってきています。
発達科学コミュニケーションに出会えたおかげで、私の子育ては随分と楽になりました。
最後に。
私のこの経験が同じように癇癪で悩むママたちにとって、ヒントになればと願っています。

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執筆者:花咲 エリナ
発達科学コミュニケーション




