1.繊細なわが子が“不登校”、気づけば自室でひきこもり生活に
4年生3学期のある日突然、わが子が不登校になりました。
我が家には、こだわりが強く、真面目で繊細な子(通称:レン)がいます。
不登校が始まった頃は、好きなことのために少し外出することもありました。
けれど、長期化するにつれて外へ向かう力は弱まり、外出も減っていきました。
やがて、レンは“自分の部屋という小さな世界”から出られなくなり、ひきこもりの生活になっていきました。
気がつけば、布団からほとんど動かず体力も落ち、1日中、布団の上でYouTubeを見て過ごす日々。
話しかけても反応は薄く、入浴や歯磨きといった日常の行動さえ難しくなっていきました。できていたことが、どんどんできなくなっていく。
「どうして?」「どう助けたらいいの?」
生活が悪化していくように感じて、「このままでは…」という焦りと不安で、私の心もいっぱいでした。
母として、どうしたらいいのか、まったく分からなかったのです。

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2.わが子の心と脳の現在地が分かる!ココロファインダー
不登校になった息子に何が起こっているのか。なぜ苦しんでいるのか。理解したいのにできないという不安と焦りの中、眠れない夜が続きました。
悩みながらも、「何かできることはないか」と必死に情報を探していた私が、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。
家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私自身の受け止め方が、少しずつ変わっていきました。
受講して分かったのは、レンのひきこもりは、不登校で不安やストレスを抱えていた脳のSOSのサインだったということでした。
そこで、レンの心の状態を客観的に理解するために、「ココロファインダー」というツールを使って、分析してもらいました。
ココロファインダーは、子どもの心のコンディションを5つの力で見える化できるツールです。
その5つとは、以下の通りです。
「親子の愛着」親子の信頼と安心の関係から育まれる
「ストレスコントロール」様々なストレスに自分で対応する力
「心のブレーキ」行動を抑制する機能をコントロールする力
「心のアクセル」行動や挑戦を積極的に行う力
「適応力」あらゆる環境で自分らしく適応していく
この5つの力をどの順番で育てていくと行動につながるのかを分析することで、わが子に合った「脳の育て方」が見えてきます。

分析の結果、レンは全体的に数値が低く、無気力状態にあることが分かりました。
外で頑張り続けていたストレスが積み重なり、エネルギーが尽きていたのです。
ひきこもりは「怠け」ではなく、ストレス過多から身を守るためのSOSでした。
次の章では、ひきこもりの本当の理由についてお伝えします。

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3.ひきこもりの本当の理由
ひきこもりは「怠け」でも「わがまま」でもありませんでした。
ここで見えてきたのは、ひきこもりには2つの理由があるということでした。
①「何もできないほどエネルギーが尽きていた」サイン
繊細な子の脳は、ストレスを強く受け取りやすく、小さな刺激でも大きな負担として積み重なってしまいます。
不安や緊張が続くと、脳は活動性を落とし、省エネモードに入ります。
その結果
・やる気が出ない
・考えられない
・動けない
・できていたことができなくなる
こうした状態になり、動けないことでさらに脳の活動性が下がる悪循環に入ってしまいます。
つまり、「やらない」のではなく「やれない」状態。
わが子の、不登校で1日中YouTubeを見続ける行動も、部屋から出ない行動も、「何もしないように見える」のではなく、「何もできないほどエネルギーが尽きていた」サインだったのです。
②家が安心の場所になっていなかった
私は心配のあまり、つい過干渉になっていました。
「お風呂入った?」
「歯磨きした?」
「今日は何か食べた?」
と、良かれと思って声をかけていたことが、わが子にとってはプレッシャーになっていたのです。
レンのココロファインダーを見ると、「親子の愛着」が低い状態でした。
「親子の愛着」とは、⼦どもが親に安⼼と信頼を感じられる⼼のつながりや絆のことです。
この土台が整っていなかったことで、レンは安心できる場所を自分の部屋の中に作るしかなかったのだと思います。

4.繊細な子が再び動き出す!不登校・ひきこもりを越える“心の土台づくり”
学びをきっかけに私が始めたのは、安心できるお家で心の土台を強くする3つの関わりでした。
①ありのままの姿を受け止め肯定する
好ましくない行動以外はすべて肯定ポイント。
レンのありのままの姿を肯定することを意識しました。ただ、わが子がそこにいることを受け入れる気持ちで接していきました。
②母が楽しく過ごす
どうしても子どものことが心配で、母親の雰囲気が暗くなりがちです。
そこで私は意識的に、楽しそうに過ごすようにしました。
最初は本当に難しかったです。
心配な気持ちを押し殺すのではなく、「大丈夫」と信じる気持ちに切り替える。
私自身もその練習を毎日続けました。
この2つの関わりを続けることで、1ヶ月で大きな1歩が踏み出せました。
【外への1歩が踏み出せた関わりと詳しいエピソードはこちらにまとめています】

③YouTubeをコミュニケーションツールとして生かす
1日中YouTubeしか見ていない子どもの姿は、不安になりますしメディアが悪に見えてきます。
しかし私は、そこを逆手に取ることにしました。
YouTubeといっても色んな情報があります。
息子が何に関心を持っているのか、こちらから興味を持って声かけをするようにしたのです。
「それ面白そうだね」
「どんな内容なの?」
と、否定せずに関心を示す。
すると、息子が少しずつ話してくれるようになりました。
息子にとってYouTubeを見る時間は、安心できる場所でした。
その時間を否定せず関わることで、親子の愛着関係、心の土台作りにも繋がっていきました。
見ている内容を話してくれたり、一緒に再現してみたりとアウトプットに繋がっていき、YouTubeをコミュニケーションツールとして生かすことができたのです。
私がレンのありのままを認める関わり方に変えたことで、少しずつひきこもりが緩和していきました。
2ヶ月ほどでリビングに降りてくることが増え、滞在時間が伸びていきました。

5.自分の部屋から出て、笑顔が戻ってきた!
学び始めて半年。
不登校になり自室にひきこもりだったレンが、みんなと同じ寝室で寝たりリビングで過ごすようになり、笑顔が見られる日も増えてきました。
たまにですが、入浴や歯磨きをする日も。
そして何より嬉しかったのは、単身赴任の父の帰宅や祖父母が訪ねてきても部屋に逃げ込まなくなったことです。
あのとき、そのままみんなで過ごせる姿を見て、思わず涙が出そうな感動を覚えました。

現在のココロファインダーを見ると、「親子の愛着関係」がぐんと伸びているのが分かります。
心の土台が安定してきたことで、安心と感じられる範囲が広がってきました。
その結果が、レンの行動の変化に繋がっています。
左から順番に伸びていくと言われるココロファインダーですが、ブレーキが低く、関わりを整えながら伸ばしていきたいと思っています。
親子の信頼関係は、子どもが安心して外に挑戦できる揺るぎない土台になります。
「この子はきっと大丈夫。少しずつ外へ向かえる力を取り戻していく。」
そんな未来を思い描けるようになりました。
これからもレンが自分らしいペースで、 やりたい気持ちを取り戻しながら、外の世界へ出ていけるようにそっと見守っていきたいと思います。
まだまだ成長途中ですが、この少しずつ親子で動き出した経験が、同じように悩んでいる方のヒントや希望になれば嬉しいです。

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執筆者:たかしまきわ
発達科学コミュニケーション




