【動画あり】場面緘黙「家では話せるのに」人前で話せない本当の理由

監修: むらかみりりか
発達科学コミュニケーション マスタートレーナー

先生に話しかけられても固まってしまう、お友達に話しかけられても喋れない、そんなことはありませんか?実はこれ、「話したくない」のではなく「話せない」場面緘黙という状態かもしれません。人前で話せない繊細な子の脳で起きていることと、ママができる安心の関わり方をお伝えします。

1.人前で話せない子に起きていること

 

「家では普通に話せるのに、学校ではまったく話せないんです」

 

そんな相談をいただくことがあります。

 

そんな姿を見ると、お母さんも心配になりますよね。

 

「どうして話せないんだろう」

「慣れたら話せるようになるのかな」

「このままで大丈夫かな」

 

そんな風に不安になることもあると思います。

 

実はこれ、「話したくない」ではなく、『話せない状態』なんです。

 

お家では普通におしゃべりできる、笑ったりふざけたりもできる、けれども、園や学校へ行くと急に黙ってしまう。

 

周りからは、「恥ずかしがり屋だね」「おとなしい性格なんだね」と言われることもあるかもしれません。

 

けれども実際は、繊細な子の脳が強いストレスや不安を感じて、自分を守ろうとしている『場面緘黙』という状態なんです。

 

 

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2.場面緘黙は性格ではなく脳の防衛反応

 

繊細な子は、人前で話そうとした瞬間、

「ちゃんと話さなきゃ・・・なんて言ったらいいの?」

と、脳が「緊張モード・警戒モード」に入ってしまうんです。

 

すると、声を出すための回路が止まり、話したくても話せなくなってしまいます。

 

だから、「話してごらん」「ちゃんと言えるでしょ」と言われるほど、さらに緊張してしまうことがあります。

 

ここで大切なのは、「話せないのは甘えではない」と理解することです。

 

 

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3.「言えるでしょ?」で苦しくなる理由

 

話せない子は、何も感じていないわけではありません。

 

むしろ、「ちゃんとしなきゃ、「話さなきゃ」という気持ちを強く持っています。

 

そして、お母さんの焦りや不安も敏感に感じ取っています。

 

だからこそ、「早くあいさつして」「ちゃんと答えて」という言葉が、プレッシャーになってしまうことがあります。

 

話せない時に必要なのは、頑張らせることではありません。

 

まずは、『安心していいんだ』と感じられることです。

 

 

動画でも詳しく解説しています

 

 

4.「話せなくても伝わる!」安心感を育てる

 

ここで大切なのは、「話すこと」をゴールにしすぎないことです。

 

声が出なくても、コミュニケーションは取れます。

 

例えば、

 ・手を振る

 ・うなずく

 ・ニコッと笑う

 ・タッチをする

 

そんな小さなやり取りも、立派なコミュニケーションです。

 

「伝わった!受け入れてもらえた!」

 

そんな安心感が、少しずつ心と脳を落ち着かせていきます。

 

そんな小さな安心が積み重なることで、繊細な子は、少しずつ「話しても大丈夫かも」と感じられるようになって、「話したい!」という気持ちが育っていきますよ。

 

ここまでお伝えしてきた関わりは、発達科学コミュニケーションの学びを土台にしています。

 

発達科学コミュニケーションでは、脳科学・心理学・教育学をベースに、家庭での関わり方や日常の声かけを変えていくことで、家庭の中で子どもの自信・意欲・行動力を育てていきます。

 

 

5.繊細な子の場面緘黙について よくある質問(Q&A)

 

 

Q1 何も話さない時はどうしたらいいですか?

A.無理に話させようとしなくてOKです

脳が話せなくなっている状態なんだな」という視点でみてあげてください。

安心感があるからこそ、「話してみようかな」という力につながっていくんです。

まずは、お母さんが笑顔でおしゃべりをして、お子さんの脳の緊張を緩めてあげましょう。

 

 

Q2 あいさつは礼儀!と教えるべきでは?

A.「あいさつしなさい」ではなく、「気持ちを伝えたい」という感情を育ててあげたいですね

「目を見て大きな声で挨拶しないといけない!」これは大人の固定概念。

大人でも、全員がそんな挨拶をしているでしょうか?

まずは、手を振る、笑顔を向ける、といった、小さなコミュニケーションでも、「ありがとう!」や「またね!」は伝わるよ、ということを教えてあげたいですね。

 

 

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発達科学コミュニケーション マスタートレーナー
むらかみ りりか

監修: むらかみりりか
(『HSC繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』著者)

準拠理論:
本記事は発達科学コミュニケーションに基づき執筆されています


この記事を書いた人
かなうちりこ

発達科学コミュニケーションアンバサダー

「子育て、思ってたんと違う!」
ひとりでイライラしていた毎日。

仲間に出会い、笑顔の子育てが
できるようになりました!

🔽当時小2男子の息子の困りごと🔽
・学校も学童も行きたくない!
・休日どこに行くのもヤダ!
・クラスの子とは話さない
・友達のママにも祖父母にも挨拶もしない
・家ではおしゃべり、外では固まる
・やる前から「できない」

検索→試行錯誤→失敗→検索…

地獄の負のループの中出会った
「発達科学コミュニケーション」

脳科学・心理学・教育学をベースにした
発達科学コミュニケーションを学び、

息子の困りごとは全部「繊細な子」の
脳に合った関わり方で改善できると知りました。

家庭での関わり方や、日常の声かけに
目を向けてみることで、息子のの様子にも、
少しずつ変化が見え始めていました。

そして何より1番変わったのは「私」!!

ちゃんとしなきゃ!
ちゃんとさせなきゃ!の子育てに苦しく
なっていたことにも気づけなかった日々。

1人にならない子育てに出会って、
まいっか!と笑顔でいられる日々に変わりました。

何が苦しいのかもわからない、
どうすれば良いのかわからない。

そんなママに、
私の悪戦苦闘の子育てを見てもらって、
少しでも心が軽くなってもらえたら、
そんな思いでわが子と私の変化成長を発信しています

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