1.「いい子」のはずだった娘が、家でだけ感情爆発するように
我が家には、小3の繊細な娘(通称:メイ)がいます。
外ではとっても明るくて、おしゃべり上手。
先生やお友達からは
「元気で優しい子です」
「問題ありません」
そう言われる、いわゆる“いい子”。
私は、メイの日常生活に困りごととして気になることはありませんでした。
けれど小学校に入ってから、少しずつ変化が出てきました。
嫌なことがあると、家に帰ってきてから文句を言い、一度スイッチが入ると、怒りは止まらない。
年齢を重ねるごとに、家での爆発はどんどん激しくなっていきました。

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2.「ママ大嫌い!」その一言に、心が折れそうだった日々
小学2年生の春。
2か月前から兄が不登校になって、メイも学校に行けなくなりました。
そして、感情を爆発させるたびにこう言われるようになったんです。
「ママ大嫌い!」
本音じゃない。分かってほしいだけなんだと思う。
それでも、やっぱり傷ついてしまう自分がいました。
どうにかしたい。この感情爆発を、なんとかしたい。
そう思えば思うほど、不登校でやらないことが増える中で、
「家にいるんだから、このくらいやってよね!」
できていないことを指摘する場面も、どんどん増えていきました。

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3.どうすればいいか分からない…そんな私を救った“意外すぎる見方”
どう関わればいいのか分からないまま、毎日同じことの繰り返し。
怒って、自己嫌悪して、また繰り返す。
「このままでいいのかな…」
「この子は大丈夫なのかな…」
そんな不安を抱えながら、それでもなんとかしたくて、必死に方法を探していました。
毎日正解が分からないまま悩み続け、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。
今までの私は、できていないことばかりに目を向けて、
「なんでできないの?」
と責める関わりをしていました。
そこで家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私自身の受け止め方が、少しずつ変わっていきました。
「この子は困らせているんじゃなくて、困っているんだ」
そう思えたとき、初めて「私が変わろう」と思えました。

4.「大嫌い」という子に私がまずやったこと
そこから私が始めたのは、とてもシンプルな2つのことでした。
①否定をやめて、できていることを肯定する
「起きてきたんだね」
「お着替えしてるね」
「美味しそうに食べてるね」
そんな“今できていること”を実況中継のように言葉にして伝えるようにしました。
逆に指示や注意など否定的な注目は、「わたしダメだ、どうせできない」とネガティブなセルフイメージを作ってしまいます。
当たり前に見える行動でも、言葉で伝えることで「自分はできている」という感覚が、子どもの脳に積み重なっていきます。
②ご機嫌ママになりきる
繊細な子は、言葉の内容よりも“表情や声のトーン”を先に感じ取ります。
毎日のように癇癪が続くと、つい余裕をなくしてしまうこともありますが、あえて
毎日ご機嫌!「笑顔きらきらママ」になりきる
と何よりも意識しました。
イライラしそうな気持ちがあっても、最初は演技でもまるで女優になったつもりで接していきました。
満面の笑顔でご機嫌で接してあげることで、子どもはネガティブな感情を抱きにくくなり不安も少しずつ解消されていきます。
正直、最初はイライラもするし、余裕なんてなく全然できませんでした。
それでも続けていくうちに、少しずつ、 怒りの爆発の時間が短くなり、頻度も減っていきました。

メイが癇癪激減と共に、自分の気持ちを話せるようになった、癇癪が減った具体的なエピソードはこちらから読めます。


5.「ママ大好き」そう言ってくれる日が、また来るなんて
1ヶ月位経つと少しずつ、娘の変化が見えてきました。
感情爆発の回数が減り、穏やかな時間が増えていきました。
そしてある日、こんなことが起きたんです。
目隠しをして、手のにおいを嗅ぐゲームを兄妹でやったとき「これママの手だ!」と当ててくれたんです。
それくらい、「ママが大好き」という気持ちを、全力で伝えてくれるようになりました。
あれだけ「大嫌い!」と言っていた娘が、
「ママ大好き」
と自然に言ってくれるようになりました。
学び始めて10ヶ月、まだ焦る日もたくさんあります。
それでも、毎日親子で笑って過ごせるような環境をこれからも作っていきたいと思っています。

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執筆者:たかしまきわ
発達科学コミュニケーション





