「叱らないほうがいい」
頭では分かっていても、現実にはなかなか難しい――。
「お店で大泣きされた」
「公園でお友達を叩いてしまった」
「やめなさい!って言わずにいられなかった」
そんな風に自分を責めてしまうママからのご相談が、最近とても増えています。
特に夏休みなど、お出かけが増える時期は、いつもより刺激が多く、子どもの行動も不安定になりがち。
人の目も気になって、「叱ってでもやめさせなきゃ!」と思ってしまう気持ち、私もよくわかります。
でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあるんです。
叱ることで子どもに残るものとは?
子どもの行動って 大人の目から見れば
「今はやめてほしいこと」「謝ってほしいこと」って
たくさんありますよね。
ですが、その場で叱って子どもが黙ったとき、
それは“理解したから”ではなく、
「怖いから」「怒られたくないから」黙っているだけかもしれません。
そんな子どもの心に残るのは…
- 叱られた「怖さ」
- 自分の気持ちが否定された「不安」
この2つです。

癇癪や暴言・暴力…その本当の理由は?
子どもが問題行動を起こすとき、
その背景には
「行動・感情をコントロールできない状態=脳の未発達」があります。
特に、強い衝動性を持つ子は、
頭でわかっていても先に感情や行動が爆発してしまうんです。
「どうしてこんなことをするの?」
「わざとやってるの?」と誤解されがちですが、
実は、本人もコントロールできず、
苦しんでいることがとても多いのです。
そんなときに叱っても、
子どもは「なぜ怒られているのか」を理解する前に、心を閉ざしてしまいます。
“叱る”を繰り返すと脳の発達が止まってしまう
叱られるたびに恐怖を感じ、
自分の感情を否定され続ける。
それが続くと…
- 脳がうまく発達せず
- 衝動性もコントロールできないまま
- 問題行動も変わらない
という負のループに陥ってしまうのです。

かつての私も、同じでした
人前で子どもが暴れれば、
恥ずかしくてたまらなかった。
「ちゃんとした親だと思われたい」――
その思いで、必要以上にきつく叱ってしまったこともあります。
でも今ならわかります。
あれは、子どものためじゃなく、自分のための行動だったと。
10年後の「生きやすさ」を、今から選ぶ
「世間体」より、「我が子の脳の発達」。
どちらを優先するかで、子どもの未来は大きく変わります。
叱る代わりに、
子どもの感情に寄り添いながら、
衝動性や行動の根本に向き合う。
それができたとき、
癇癪も暴言も、本当に落ち着いてくるんです。
この夏は、関わり方を変える大チャンス!
夏休みは、子どもとの関わりが増える分、
関わり方を見直すのにぴったりの時期。
学校や園でのストレスも減るので、
変化が見えやすいタイミングなんです。

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現在、夏の個別相談会を準備中です。
この機会に、ぜひお子さんと向き合う“土台”を整えてみませんか?
相談会では…
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