心を壊してまですることは何ひとつない!
コロナ禍でのイレギュラー続きの学校生活に環境の変化に弱い発達凸凹キッズ達は私達、親が考えている以上にストレスを抱えています。
付き添い登校をしなければならず疲れてしまいました。
登校しぶりがあり毎朝が心配です。
だんだん学校を休む日が増えて、この先がとても心配です。
といったご相談をたくさんいただいています。
学校に行く行かないは、お母さん達にとって死活問題であることと思いますが、一度、お子さんの立場になって考えてみていただきたいのです。
子ども達の「学校に行きたくない」この一言の裏には、頑張って、頑張って、頑張って、もう頑張りきれないよ!という心のSOSであること知っていただきたいのです。
発達科学コミュニケーション代表の吉野の言葉を紹介します。それは
「心を壊してまですることはなにひとつない!」「心を壊すとは脳を壊すこと。」
いま、小児鬱を発症する子ども達もいるのです。
学校に行きたくない。たったそのひとことですが、その奥に秘められている子ども達の心の傷は、私達には正直見えません。
でも、そのひとことを子ども達が発するまでにはたくさん葛藤しているということを知っておいて欲しいと思います。
「学校に行きたくない」と言われた時の対応の仕方
登校しぶりがあるとき
✅学校でなにがあったのか?
✅漠然とした不安なのか?
✅お友達とのトラブルなのか?
まずは、否定せずにアドバイスもせずにしっかりとお子さんの本音を聴いてあげてくださいね。
そして、心の中にたまっている不安、怒り等を全部吐き出させてあげてください。
そのときに「ほかにはなにかある?」と何回か質問してあげてください。
不安を話しだす子、怒りを爆発させる子いろいろいるでしょう。
「ほかには?」と言われると自分の心の中に溜まったものをアウトプットすることができます。
特に不安が強い子や、繊細な子は、お母さんの表情をよく見ています。
「学校に行きたくない」と言われると、つい、ため息が出てしまったり、眉間に皺が寄ったり、あるいは「行きなさい!」とイライラオーラが出てしまうこともあるかもしれません。
こういったネガティブなコミュニケーションは、子ども達の心に「学校へ行けない自分だダメな子だ」とどんどん自分を責めて、自信をなくしてしまいかねません。
まずは否定せずに、受け止めてあげることを意識してみてくださいね。