私立小学校の子も不登校になってしまう
発コミュの学びを終えられる最後のレクチャーでした。卒業されたのは私立小学校へ通う2年生の男の子ママでした。
昨年、ゴールデンウイーク明けの登校しぶりから不登校になってしまいお母さんが私のところにいらっしゃた時にお母さんがお話してくださったことは・・・
「行き渋りになり半年今は全く登校できなくなっています。6月は運動もしなくなり学習もしなくなりました。将来がとても心配です。
私との信頼関係をもっと築きたいけどどうしていいいかわかりません。不登校になる前のキラキラした息子に戻してあげたいです。
自分が仕事をしているせいで優先してしまい、対応に遅れてしまい、結果こうなっているのかと思います。
とても後悔してます。でも、今からでも遅くない。何かできることはないか。私にできることはないか模索してます。」
そんな風に胸の内をお話してくださいました。
そして夏ころから、発コミュのレッスンをスタートされました。息子くんは不登校になってから別人のようになってしまいました。
息子さんの癇癪や暴力に怯えてしまうことも、家を閉め出されたこともありました。だけれども、その変化にお母さんはご自分を責め、息子くんの今の状態を歎きレクチャーでも度々涙を流されていました。
ですが大切な息子くんのために変わるんだ!そう覚悟を決めテキストに付箋をはりたくさんメモをとり必死に息子さんに向き合われました。
変化されたお母さん
レクチャーも再受講され、昨日のお母さんは別人のように変化されました。
そしてこのようにお話を続けられました。不登校の子をもつママが私のまわりには誰もいませんでした。
息子は11月から少しずつ登校し始めて、3学期は毎日、登校できるようになったんです。
今はプログラミングや実験にはまっています。昔のキラキラした息子に戻ることができました。
美穂先生に出会えて良かった。発コミュを学べて良かった。
そんな風におっしゃるHさんの晴れやかなお顔。7ヶ月前とは別人のようになられていました。
だからこそお子さんのSOSを早め早めにみつけてあげて欲しいのです。
Hさんが後悔したように私もたくさん後悔したように同じ悩みを抱えているママはたくさんいらっしゃることでしょう。
登校しぶりの原因には
発達の問題
気質の問題
愛着の問題
いろいろな背景があります。そして周りの対応が大きな影響を与えているのです。
登校しぶりは、子どもたちの最後のSOSであるということ。絶対に見逃してはいけません。