小学2年生の女の子のお母さんから
メールをいただきました。
Aちゃんは繊細な女の子。
1年生の時に
登校しぶり、不登校になり
お母さんは付き添い登校を
されていらっしゃいます。
いただいたメールには
Aちゃんの成長ストーリーが。
それがこちらです▼
もともと、不安が強かったAちゃん。
そのHちゃんが
クラスに参加できて
不安が少しずつ小さくなって
お母さんも先生もびっくりするくらい
どんどん挑戦している!!
とのこと、とても嬉しいです。
そして
Hちゃんの成長がなぜなのか?と
以前、お母さんが考えられたのが
こちらのメールです▼
お母さんは、Aちゃんが
どんなプロセスを通っても
幸せになれる力があるという
マインドを持ち始めたこと。
Aに任せると
「学校に行く」
と自分で決めている
とHちゃん自身が決めている
ことに気づけたのです。
以前のメルマガにも書いていますが
自己決定は幸せに直結します!
お母さんのメールにも
書かれていますが今までは
どうにかして、なんとかして
学校に行かせよう
教室に行かせよう
というマインドだったんですね。
そして
最後のメールがこちらです▼
私に足りなかったのは
「信じて任せる」
ことだと改めて感じています。
そう、綴られていました。
Aちゃんのお母さんも
最初から、
このようなマインドをされていた
訳ではありません。
ずっとAちゃんに付き添うことは
とてもしんどいはずです。
一体、いつまで続くんだろう?
一体、いつになったら
一人で教室に行けるように
なるんだろう?
そんな想いがきっと
お母さんの脳内を交錯されていたことと
思います。
世の中には
子育てのスキルやテクニックの本なんて
数えきれないほどあります。
褒めて育てる!
なんてどの本にだって書いてあります。
じゃあ、褒めればいいのか?
って言えばそんな単純な
話じゃありません。
もちろん
基本の声かけも大事。
だけど、それ以上に大切なこと。
それが、
お母さんの心の在り方です。
Aちゃんのお母さんのいう
マインドです。
発達凸凹キッズの
繊細キッズが
学校に行きたくないと言う。
学校に行けないとい言う。
そして行けない日が
続いてしまう。
お母さんは、一気に奈落の底へ
落とされたような気持ちに
なってしまうことと思います。
私も同じでしたから
よくわかります。
問題はそこからです。
正直、悩んでいても
困りごとは解決しません。
しないどころか
余計に状態が悪化していくことが
ほとんどです。
まずは、お子さんの状態を
冷静に観察し
自信を授ける関わり方をする。
これがベースとなります。
その次は
お子さんを信じ切ることです。
信じられるから子どもに
任せられるのです!
期待ではなく信頼です!!
お母さんの期待通りに
お子さんを動かすことではありません。
学校に行けないことが
悪いこと
ダメなこと
といった想いが1㍉でもあると
お子さんに通じます。
そうではなく
お母さんが肚の底から
お子さんのことを信じきれた時
お子さんは
動き出します。
お母さんの心の在り方は
どの本にも書いていない
かもしれませんね。
だけど
とても大切なことだと
私自身が痛感しています。
お母さんが扱ったように
お子さんは成長していくのです。
ユダヤ人は
子どもたちがお腹が空いた時に
魚をあげるのではなく
魚の釣り方を教えるって言う話を
聞いたことがありますか?
魚をあげてしまえば
お腹は満たされるけど
魚の釣り方がわかれば
一生、困りませんよね^^
私は生徒さん(お母さん)が
これからも続く
子育ての軸を手に入れてほしいので
すぐには答えを
お伝えしないこともあります。
そうではなく、魚の釣り方を
お伝えしています^^
なぜなら
自分で気づいたことこそ
価値があるからです。
本で読んだこと。
人から言われたこと。
なんとなく知った気がしますよね。
だけど
Hちゃんのお母さんのように
自分で考え、悩み、葛藤し
自分で答えを見つけられた
お母さんは
これから、子育ての壁に
ぶつかっても
乗り越えていくことができる
のです。
この力こそが
私がお母さんに手渡したい
本物の子育ての力です!
お子さんの登校しぶりの困りごとを
解決するスキルだけでなく
お母さん自身が
これから困らない子育ての軸を
手に入れて行きましょう!
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。