登校しぶり・不登校の背景にある不安の正体とは?

 

 

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vol.700

不安の正体は?!

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不登校・登校しぶりの理由は


発達の特性
繊細な気質

学校での勉強面
お友達とのトラブル

 

の他に
無気力・不安が強いことも
大きな要因です。

不安が強い子にとって
お母さんの表情が
とても大切であることは
昨日のメルマガでもお話しましたね。

 

 

今日は
その不安の正体について

お話します!

 

 

脳の奥に私達の喜怒哀楽
感情を司っている

 

扁桃体という部位があります。

 

自分や他人の気持ちを感じたり
自分の気持ちを作り出すことが
メインの働きです。

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扁桃体は、
何かを見たり聞いたりしたとき
それが生存に関わる
重大なものであるか
一瞬のうちに判断します。

 

 

例えば、ふと目の前に、
ヘビのようなものが見えたとします。

 

 

「ヘビだ」と意識が気づくより早く
映像が目に飛び込んでわずか
40ミリ秒後には
扁桃体が興奮しています。

 

 

「これはやばいぞ!」と判断するんですね。

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その結果、
体はとっさに逃げようとしたり
心臓がドキドキしたり
筋肉は硬直したりするかもしれません。

 

と同時に
嫌悪感も感じますよね。

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つまり感情とは
扁桃体の判断を
体に伝えるメッセージ。

 

 

命に関わるような
大事な判断を伝えているのです。

 

 

ヘビの場合は嫌悪感ですが

 

 

空腹時に食べ物を見たような場合なら
幸せな感情が湧いてきますね^^

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登校しぶり・不登校の
お子さんにとっては

 

学校というものが

 

さきほどの
ヘビと同様に
扁桃体が判断して

 

 

学校に対して
なにかしらの不安という

感情を引き起こしているのです。

 

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一旦、活性化しだした
扁桃体は
なかなか落ち着きません。

 

ですから
おかあさんが
「大丈夫よ!」
と言ったところで

 

そう簡単に
不安は消えないのです。

 

 

この不安は
記憶とも密接に
つながっていますので

 

 

明日は、不安と記憶に関して
お話いたしますね。

小冊子の特典の
セミナー動画も本日までです


 

今日はここまで。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

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