不登校になり
昼夜逆転になる子は
年齢が上がると
どうしても増えていきます。
小学生のように
親が生活リズムを
コントロールすること自体が
難しくなりますね。
今日、ご紹介する
Hくんのお母さんは
個別相談でお会いした時に
息子が憧れて入学した進学校なのに
学校に行けなくなり
昼夜逆転になり
病院を受診すると
起立性調節障害(OD)と
診断された
息子を見るのがとてもツラく
息子の人生を取り戻せる
ようになってほしい・・・
息子の明るい未来のために
受講します!
とおっしゃいました。
お母さんの心配ごとは
もちろん、スマホが手放せないことにも
心を痛めておられました。
だけれども
息子くんは
「スマホをしている時には
不安なことを考えなくてもいいから
今の自分には必要だ」と
言っていたそうです。
トイレにも
お風呂の脱衣所にも
スマホを手放せない息子は
依存しているようにも見え
とても心配だった・・・・
とお話くださいました。
そして高校は
義務教育ではないので
進級できるのかどうか・・・
という切羽詰まった
問題が出てくるのです。
Hくんのお母さんは
不安と葛藤されながらも
ただただ、学んだ声かけを
実践されました。
スマホ・ゲーム三昧のHくんを
頭ごなしに叱りつけることはせず
どんなゲームなのか?
興味・関心を持って会話をし
Hくんの当たり前に
している行動を見つけて
肯定の声をかけ続けられました。
2ヶ月経つと
自室にいる時間が減って
少しずつ、リビングで過ごすことが
増えてきたそうです。
お母さんが仕事で遅くなる時には
宅配食材で夕食を
作ってくれるようになり。
笑顔が増え
お願いするとすぐに行動して
くれるようになりました。
そして4回の講座(1クール)が
終わった頃から
動き出したと
メールをいただきました。
もう、進級はできないかもしれないと
肚を括っておられたのかもしれません。
そんな中
Hくんは再登校を始めたのです。
受講後
お母さんはこうもお話されました。
脳の発達には段階があり
その特性を理解して
息子に働きかけなければ
ならないことを
身をもって知りました。
だけど
できることならば
もっと早く
発コミュに出会いたかったです・・・
と。
私自身も発コミュに出会ったのが
息子達が思春期の頃でしたので
まさに、Hくんママと
同じ感情でした。
もっと早く知っていたら
息子達の心が傷つくことが
なかったのでは?と。
もし、子育てに行き詰まって
しまったならば
今の子育てを
変えていく必要があると
思ってください。
大丈夫!
脳を伸ばすコミュニケーションを
お母さんがマスターされたら
子ども達は必ず変わります。
Hくんのママも
証明してくれました。
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。