こんばんは!
今日も心をこめてお届けします♪
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vol.949
登校しぶり・不登校がある子の
きょうだいが「ずるい!」と
荒れてしまう時は?
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今日は、メルマガ読者さんからの
相談コーナーです!
小学4年・1年生のお子さんのママより
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「次女が登校しぶりがあり、
毎朝なんとか送り出すのに必死なんです。
でも最近、長女が
『ママは〇〇ばっかり!ずるい!』
と怒ったり、
ちょっとしたことで
妹に八つ当たりをするようになって。
上の子も頑張って
学校に行っているのに、
私があまり見てあげられて
ないからかな?
と不安になります。」
ここまで▲▲
ではここで、
脳科学の視点から整理してみましょう。
長女ちゃんの脳の中で起きているのは、
不公平感によるストレス反応
「自分は後回しにされている」
と感じると、
脳の危険センサーである
扁桃体が反応し、
怒りや不安が強まります。
まだ言葉で「寂しい」と
伝える前に、行動で
八つ当たりという形で
出てしまうのです。
つまり、長女ちゃんの
「ずるい!」という言葉は
「私のことも見てほしい」
「私のことも認めて!」
という脳からのSOSなのです。
ここで大切なのは、
登校しぶりの次女ちゃんだけでなく、
長女ちゃんにも
肯定の声かけをしてあげること。
存在そのものを認める肯定
「〇〇ちゃんがいてくれるから
ママは安心だよ」
「大好きだよ」
「〇〇ちゃんも頑張って
学校に行ってるね」
2人だけの時間を見える化
「今度の土曜は〇〇ちゃんと
2人でおやつ作ろうね」
など、自分も大切にされている
ことを伝える。
こうした声かけで、
長女ちゃんの
「自分も大事にされている」という
承認欲求が満たされ
脳に安心の回路が育ちます。
登校しぶりの子に
集中してしまうのは、
ママにとって自然なこと。
でも同時に、
きょうだいの心の安定
も意識してあげることで
家族全体が落ち着き
協力的な雰囲気が育っていきます。