子どものネガティビティ・バイアスにはママの思考が大切!

 

昨日は
不登校の児童・生徒の子どもたちが
過去最高に増えたことを
お話ししました。

 

不登校のお子さんの
原因、キッカケとして
不安・無気力がとても多く
約半数となっています。

 

文部科学省の調査より
下記参照▼

親子の関わり方 しを追加 (3).png

お母さんからすると
なんで、そんなに不安に感じるの?
って思うこともあるかと思いますが

 

人間はもともと
ネガティブに考える生き物です。

 

これを心理学用語では
ネガティビティ・バイアス
というのですが

 

人はポジティブな情報よりも
ネガティブな情報
注意を向けやすく

 

記憶にも残りやすい性質を持つ
ということです。

 

特に繊細タイプの子や
ASD(自閉スペクトラム症)の
お子さんはこのタイプが多いですね。

 

このネガティブ・バイアスには
研究もされていて

「ポジティブ」

「ニュートラル」

「ネガティブ」

 

な刺激を与える写真を見せたところ
脳が最も強く反応したのが
「ネガティブ」な写真であることが
確認されたそうです。

 

つまり、
リスクの高い情報に対して
敏感に注意を向け、
長く記憶に留めることで、

 

わたしたちヒトは危険から身を守り
生き抜くことができるよう
進化してきたと言われています。

 

22597742_s.jpg

 

このように
ネガティブな思考は
悪い思考ではないのですが

 

だけれども
いきすぎたネガティブ思考で
生きづらさを抱えている
子どもたちが

 

たくさんいるのも事実です。

 

 

大人であれば
無意識に湧いてきた
ネガティブ思考に対して

 

自分の思い込みでは?
自分の考えすぎかな?

 

事実と、思い込みに分ける
トレーニングを積むことで
ネガティブ思考に
気づくことができるのですが

 

子どもたちには
まだまだそれは難しいですね。

 

じゃあ、どうすればいいのか?
と言うと

 

お母さんが日常の声かけを
ポジティブに変えて
あげて欲しいのです。

 

これを心理学では
リフレーミングと言うのですが

 

例えば
不安の強い子に
よくみられるのが

 

・神経質
・引っ込み思案

 

これを
リフレーミングで言い換えてみると

 

神経質
細かなところによく気が付く

 

引っ込み思案
周りの状況をよくみている

 

とポジティブに
言い換えられますね!?

24017891_s.jpg

 

ここで一つ
お母さんの思考パターンについて
考えてみて欲しいのですが

 

お子さんの良いところよりも
お子さんの好ましくないところ
気になってしまうお母さんが
圧倒的に多いと思うのです。

 

これは、まさに
ネガティビティ・バイアス
働いているわけですよね。

 

ですから
当然といえば当然なのですが

 

この思考で子育てをしてしまうと

 

お子さんの短所に注目してしまい
ネガティブな声かけ

してしまうわけです。

 

心当たりありませんか?

 

ですから
不安の強いお子さんに
ポジティブになって欲しいのであれば

 

まずは、お母さんが
ネガティビティ・バイアスに
なっていることに気づき

 

お子さんの良い行動を見つける思考を
手に入れる必要があるわけです。

 

ですが
ちょっと一人では
このネガティビティ・バイアスに
なかなか気づけないものなのです。

 

そこで
ただ今、準備しております

 

不安が強いお子さんの
登校しぶりを根本から解決する
入門オンラインセミナーでは

 

お母さん自身の
ネガティブ思考に気づき

 

リフレーミングの声かけを
練習するワークも
取り入れていきますね!

 

「学校に行きたくない!」
と言っているお子さんの
褒めるところなんて
見つからない!
と悩んでいるママは

 

ぜひ、ご参加くださいね。

 

 

G.W.明け以来の
セミナーとして、内容を
さらにブラッシュアップして
いきますので

 

楽しみになさってください。

 

今日はここまで。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました