宿題バトルが一瞬で消滅⁈ たった一つの声かけ実験

やる気・学習意欲

前回の記事では、

宿題をやらないのは
やる気の問題ではなく

「やったら嫌な気持ちになる」

というネガティブな記憶と予測の問題だとお伝えしました。

今日はその続きです。

じゃあ、どう関わればいいの?

今日は、私が児童施設勤務時代にこっそり行った、ある実験から見えたとっても興味深いお話をします。

毎日のように

「早くやって!」

「なんでまだ終わってないの?」

「ちゃんと座って!」

「もっときれいに書いて!」

と声をかけてしまう。

そんなママにこそ
読んでほしい内容です。

ある日、私は
アルバイトのママスタッフと一緒に
子どもたちの宿題サポートに入りました。

テーブルが6つある部屋で

私がひとつのテーブルにつき
「全力応援!」

アルバイトのママスタッフが
離れた別のテーブルにつき
「普通のしつけの声がけ」

すると、おもしろいぐらいに
子どもたちの動きに差が出たんです。

私のテーブルでは


「静かにして!」

なんて、ひと言も言っていないのに
みんな黙々と宿題をこなし、

あっという間に宿題を終えて
遊びの部屋へ移動していく。

他のテーブルからも
応援してほしい子たちが移ってきて
どんどん宿題を終えていきました。

一方、離れたテーブルから聞こえるのは

「静かにやって!」

「うるさいよ!」

「ちゃんと座って!」

「もっときれいに書いて!」

という、
アルバイトママスタッフのダメ出しの声。

すると子どもたちは

反発して大声で叫ぶ
ウロウロしてちょっかいをかける
ふざけて変なことを言う
スタッフの言葉を真似しておちょくる
正義感で喧嘩が起こる

結果、かなり騒がしいし
テーブル内には負の連鎖が起こり
いつまでたっても宿題が終わらない。

それを見て、私は確信しました。

これが、宿題バトルが起こる家庭の姿なんだな・・・と。

そこで、私のテーブルが空いたタイミングで
騒がしいテーブルの子たちを
次々とこちらに誘導しました。

そして、また全力応援

すると、さっきまで騒いでいた
同じ子どもたちなのに

私のテーブルに来ると
どんどん宿題が終わるんです。

ついさっきまで
スタッフをおちょくっていた子も
黙々と宿題をやる。

この差、すごくないですか?

私がやったのは
とても単純なことです。

まず、テーブルについた子たちに

「お〜、このテーブルには、お利口さんばっかり集まってるね〜」

と声をかける。

あとは、笑顔でニコニコ見守る

3問くらい解いたら

「え!もう3問も解いたの?」

と驚いて見せる。

また見守る。

さらに進んだら

「もう6問までいっちゃったの?」

とまた驚いて見せる。

全員に満遍なく、同じように声をかける。

これだけです。

「まだやってないの?」

「もうここまでやったの?」に変える。

たったこれだけ。

子どもは

「できていない自分」を見られると守りに入る。

代わりに、

「できている自分」を見つけてもらうと前に進みたくなる。

ここが、宿題バトルをなくす大事な分かれ道です。

さらに
この後、こんなこともありました。

みんなが宿題を終えても
たったひとり、ASD傾向の小2女子Tちゃんが
丁寧に漢字を書き直していました。

一文字一文字
納得がいくまで
何度も何度も消して頑張っていたんです。

すると、そこへアルバイトスタッフが来て、こう言いました。

「いつまでやってるの!」

「もう終わりの時間だよ!」

「この部屋はもう終わりだから片づけて!」

その瞬間、Tちゃんの表情が
一気に強張りました。

これは泥沼化する兆候です。

そこで私は、笑顔で穏やかに
こう伝えました。

「Tちゃん、自分のタイミングでいいからね。

先生たちはもう行かなきゃいけないから
先に行くけど、

片づけたくなったらおいで」

そして、すっとその場を離れました。

アルバイトスタッフはびっくりして

「え!置いていっていいんですか!」

と私を追いかけてきました。

私はこっそり理由を伝えました。

「Tちゃんは、人に言われるほど
動けなくなるタイプだから、

あの言い方がいいんだよ」

そうこうしているうちに
Tちゃんはサクッと切り上げて
私たちを追い越して
遊ぶ部屋に向かって行きました。

驚いていたのは
アルバイトスタッフの方でした。

「自分のタイミングでいいよ」

この安心が
動けない子の脳を動かします。

つまり、宿題をやらせるために必要なのは

強く言うことでも
正しく直すことでも
最後まで管理することでもありません。

その子の脳が

「やれそう」
「できそう」
「自分で動けた」

と感じられる関わりを
意図的に戦略的に継続することです。

ですが、ここで多くのママがこう迷います。

間違えたまま覚えさせていいの?

雑に書いていても何も言わなくていいの?

本当に「自分のタイミングでいいよ」でいいの?

それで甘やかしにならないの?

そうですよね^^
ここが一番難しいところです。

ただ優しくすればいいわけではありません。

子どものタイプ
置かれた環境や
その時のストレスレベルなどによって
効く声かけも、
逆効果になる声かけも違います。

この、一番難しい部分
知りたくありませんか?

それが学べるのが
「ママの関わりかた体験会」です。

この、不定期の体験会では、

宿題バトルが起きる本当の理由
帰宅後すぐに動ける子の脳の状態
発達凸凹の子や宿題嫌いの子に効く声かけの順番
間違い直しより先にやるべき関わり
自分から宿題に向かう土台の作り方

などを具体的にお伝えしています。

毎日が忙しくて
「仕事から帰ったら、子どもには宿題を終えておいてほしい !!!!!」

そう、切に願っているワーママさんにこそ聞いてほしい。

「宿題しなさい」と言い続ける毎日を
そろそろ終わりにしたい。

帰ってきたらすぐに宿題ができる子に
育てていきたい。

そう思った方は
こちらから申し込みくださいね。

このタイミングで学ぶことで
GW後に起こりがちな

・宿題が増えることでのバトル
・4月頑張らせすぎた・・・燃え尽きからの行き渋り
・生活の乱れからの不登校

などを予防する効果もあります。
あなたの関わりで

お子さんの未来が変わります^^

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