「遊ぶ前に宿題する習慣をつけたい」
これ、ほとんどのママが
思っていますよね。
だから
・帰ってきたらすぐやりなさい
・遊ぶ前にやりなさい
・これくらいすぐ終わるでしょう?
気づかないうちに
こういう関わりが増えていく。
実は、ここに
大きな落とし穴があります。
発達凸凹に限らず
人の脳には
得意と苦手の偏りがあります。
そして多くの子にとって
計算や漢字の反復は
「軽い作業」ではありません。
むしろ
地味にしんどい作業を
繰り返し続ける負荷の高いもの。
発達の凸凹が大きい
宝物のような力を秘めた子ほど
しんどさが強くなります。
ここが、誤解されやすいポイントです。
だって
普段は普通に過ごせているのに
宿題のときだけ荒れる子がいる。
あの荒れ方、異常ですよね。
あれはサボりでも反抗でもなく
「しんどすぎる」のサインなんです。
学童でもよく見ていました。
机に座っても
手が止まる子。
問題を見て
突っ伏す子。
そして
イライラして奇声をあげる子
寝転がる子。
ものを投げる子。
壁を蹴る子。
その子たちに共通していたのは
「やれるイメージが持てない」
という状態でした。
そして、その背景に多く見られたのが
・間違いを指摘される経験
・ダメ出しされる経験
・できていない所に注目される関わり
こうした関わりが積み重なっているケースです。
ここで少し考えてみてください。
もし、あなたが
「帰ってきたらすぐに餃子を50個包んでね」
と言われたらどうでしょう?
1日くらいならできるかもしれない。
だけど、それが毎日続くとしたら?
しかも
「形が違う」
「もっと丁寧に」
「ここやり直して」
とダメ出しされる。
さらに
終わるまで休めない。
やらなかったら責められる。
この状態が毎日続いたら?
やろうと思えますか?
前向きに取り組めますか?
・・・ちょっと無理ですよね。
これ、子どもにとっての宿題で
起きていることと同じです。
つまり、
宿題をやらないのは
勉強ができるかどうか以前に、
「やったら嫌な気持ちになる」
という
ネガティブな記憶と予測の問題。
ここが土台にあるかどうかで
行動は大きく変わります。
そしてその記憶は
毎日の関わりの中で
少しずつ作られていきます。
無意識にかけている言葉や関わりが
「やれるイメージが持てない」を
強めてしまっている可能性もある。


