休み明けの「学校行きたくない」にどう答える?登校しぶりが続く朝、ママの気持ちをラクにする工夫

花を持って笑顔の女性
休み明けの「学校行きたくない」が続き、不安や焦りを感じていませんか?進級も気になる3学期、登校しぶりへの対応に疲れたママへ。朝の決断を急がせない工夫など、親子の安心を守り、ママの気持ちがラクになる関わり方のヒントを体験談とともに紹介します。
 
 

1.はじめに|「このままで大丈夫?」と不安になる1月の朝に

 
 
3学期が始まってしばらく経つのに、朝になると「学校に行きたくない」と言う子ども
 
 
始業式の日から行き渋りは続いていて、行ける日もあれば、行けない日もある。
 
 
「冬休みが明けたら、少しは切り替わると思っていた
今年こそは、前より楽に行けるかもしれないと思っていた」
 
そんな期待があった分、状況が変わらないことに不安や焦りを感じているママも多いのではないでしょうか。
 
 
進級も少しずつ頭に浮かび始める3学期。
 
このままで本当に大丈夫なの?
 
そう感じるのは、親としてとても自然なことです。
 
 
悩んでいる女性
 
 

2.長引く行き渋りが3学期に入って「つらく」感じる理由

 
 
行き渋りが長引くと、子ども以上にママの心も疲れてきます
 
 
最初は「休み明けだし、仕方ないよね」「様子を見よう」と思えていても、
 
・何週間も続く
・対応を変えても手応えがない
・周りの子は普通に通っているように見える
 
こうした状況が重なると、
「私の関わり方が悪いのかな」
「もっと違うことをしたほうがいい?」
自分を責める気持ちが出てきやすくなります。
 
 
しかし、特に発達障害グレーゾーンの子は、環境の変化や集団生活の苦手さから目に見えないエネルギーをたくさん使っています。
 
 
行き渋りが続くのは、本人の努力が「まだ足りない」からではなく、「もう精一杯」だからということも少なくありません。
 
 
折り紙に泣いている顔が書いてある様子
 
 

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3.【体験談】今年こそは…と思っていた1月の朝、迷いの中にいた私

 
 
わが家の息子も、かつて激しい行き渋りがありました。
 
 
母子登校をしながら、なんとか学校へ行く日々。
 
 
3学期が始まってからも、「やっぱり行きたくない」という日が続いていました。
 
 
行けば楽しそうにする日もあるけれど、翌朝にはまた振り出しに戻る。
 
 
その繰り返しの中で、私はいつも不安でした。
 
 
進級したら、もっと大変になるんじゃ…
このままで本当にいいのかな…
 
 
改善しない状況の中で、わが子にどう関わったらいいのか分からず、途方に暮れていたことを覚えています。
 
 
ランドセルを背負いながらしゃがみ込む子ども
 
 

4.行き渋りが続く朝に、親が大切にしたい3つの関わり方

 
 

① 理由を「聞き出そう」としない

 
「どうして行きたくないの?」
「何が不安なの?」
 
つい聞きたくなりますが、言葉にできないから行き渋っている子も多いです。
 
 
まずは、
そうか、今日はつらいんだね
教えてくれてありがとう
と本人の今の状態をそのまま受け止めるだけで十分です。
 
 

② 行く・行かないをすぐに決めなくていい

 
朝は、決断するのに一番エネルギーがいる時間帯です。
 
 
どうする? 行くの? 行かないの?
そう聞かれるだけで、子どもはさらに追い詰められてしまうこともあります。
 
 
とはいえ、「欠席や遅刻の連絡をしなきゃいけない
 
その時間が迫ってくると、ママのほうが焦ってしまう…ということもありますよね。
 
 
私自身も、出欠連絡アプリの締切時間に追われ、イライラして息子を問い詰めてしまったことがあります。
 
 
でも、その時間までに「行く・行かない」を決めること自体が、行き渋っている子にとってはとても難しい。
 
 
しかも、朝は「行かない」と言っていたのに、午後になって「やっぱり行こうかな」と言う日もあれば、「今日は行く」と言っていたのに、直前「やっぱり行かない」と変わる日もありました。
 
 
そんなふうに見通しが立たない中で、「学校へ出欠の連絡をしなければいけない」というプレッシャー私にとって大きなストレスでした。
 
 
そこで担任の先生に正直に相談したところ、「アプリ連絡は無理にしなくていいですよ」と言っていただけました。
 
 
「今は決めなくていい」と許可が出たことで、私の心に余裕が生まれ、結果として朝の空気も穏やかになりました。
 
 
学校側の考え方や体制にもよりますが、「毎朝の状況」や「朝の決断を遅らせるための工夫」を学校と共有するだけでも、親子の負担はぐっと軽くなります。
 
 

③ 見守りを大切にしながら、視点を少し広げてみる

 
 
行き渋りが続いていると、ママの頭の中には、同じ問いが何度も浮かびます。
 
「このままで本当に大丈夫?」
「見守っているだけでいいの?」
「何か変えたほうがいいのかな…」
 
こうして迷ってしまうのは、ママが真剣に子どものことを考えている証拠です。
 
 
ここまで、声かけを工夫したり、付き添ったり、休ませたり、できることはたくさんやってきた
 
 
それでも状況が大きく変わらないと「もう、どうしたらいいかわからない」
そんな気持ちになるのも無理はありません。
 
 
無理に背中を押さない。
責めない。
安心を優先する。
 
それは、子どもの安心を守るためにとても大切な関わり方
 
 
その上で、もしママが「見守るだけでは苦しい」と感じ始めているなら、今の成長段階に合わせた「新しい関わり方」を少しだけ取り入れてみる時期かもしれません。
 
 
これは、「今まで関わりが間違っていた」という意味ではありません。
 
 
子どもが成長し、環境が変われば、必要なサポートもアップデートしていく必要があるからです。
 
 
このタイミングで、
・子どもの不安の正体
・行き渋りが続く理由
・今の発達段階に合った声かけ
を知っておくことは、ママ自身の「どうすればいいか分からない」という不安を「こうしてみよう」という安心に変えてくれます
 
 
「どうにかしなきゃ」「私が変わらなきゃ」と焦る必要はありません。
 
 
でも進級を控えた今、少しだけ視点を広げて「知っておく」「理解しておく」
 
 
それだけで、毎朝の関わり方は確実に変わり、今より少しだけ楽なものになるはずです。
 
 
花を持って笑顔の女性
 
 

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執筆者: よしみつ りこ
発達科学コミュニケーション アンバサダー
 
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