行き渋りがひどく欠席させたけど、家にいるとママべったり。どんな風に過ごしたらいいか正解がわからないママはいませんか?この記事では、母子分離不安キッズが学校に行きたくないと欠席した日のおうちでの過ごし方についてご紹介します。
行き渋りをした末に学校を欠席した娘。家ではママべったりで過ごす1日にストレスを抱える私。
「今日は学校に行きたくない」
「ママがいないと寂しいからお休みしたい」
登校を渋り、学校をお休みした日はどんな風に過ごせばいいかわからないママはいませんか?
私の小1の娘は入学当初から行き渋り、無理やり連れて行く毎日でしたが、どうしても学校に行けない日は欠席することもありました。
欠席することが決まると突然元気になる娘。
そして、ママ見て〜!ママ来て〜!とエンドレスに呼ばれる生活が始まります。
「学校に行かないならせめてうちで勉強しなさい!」
「休んでもいいけど学校と同じスケジュールで生活してね!」
ひとりになれないストレスと、娘の将来の不安から厳しく叱っていました。
母子分離不安キッズが学校に行けない理由
母子分離不安キッズが学校に行けない理由は、学校で頑張りすぎてもうこれ以上頑張ることができないからです。
このような子は物事を白か黒、0か100かで極端に捉える思考パターンを持っています。
そのため、学校では無理をして頑張ることで自分の持っている力を出し切ってしまい、いわば電池切れの状態に。
外で頑張るための充電をしようと、安心感を求め、ママべったりになってます。
つまり、子どもからのSOSなのです。
そのような時に、お家でママが無理に勉強をさせようとしたり、突き放すような声かけをしてしまうと安心できる場所がなくなってしまい、余計にママべったりが悪化してしまいます。
ママべったりを解消するためには心の充電が最優先
このような状況でママができる対応は、お家を安全基地にすることです。
笑顔で・ゆっくりとした口調で・優しい声でを意識して過ごすことで、安心感を与えることができます。
また、お家ではお子さんの好きなように過ごすことも大切です。
1日ゴロゴロしていてもOK!
YouTube見放題!のように好きなことだけしていてOK!
ストレスなく過ごすことで心の回復が早まります。
お家でママが正しい声かけをしていくことで、しっかり充電できると自然と気持ちが外へ向いていきますよ。
私の娘は、1日中YouTubeを見ている日もありましたが、徐々に料理をしたり、洗濯物などの手伝いをしてくれるようになりました。
ママとお家にいる時間は発達のチャンスです。
お休みをした日こそお家でママとどう過ごすか?がポイント。
悩む時間を発達させる時間へ変えていきましょう!
執筆者:さいとう ほのか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)