食事中に起こる子どもの癇癪にどう対応する?理由と正しいママの対応方法

食事の時間になると子どもが癇癪を起こす事はありませんか?子どもの癇癪には巻き込まれないことが大切です。楽しいはずの食事の時間が一番の苦痛になっていた私が子どもにした対応で楽しい時間に変わった対応方法をお伝えします。

食事での子どもの癇癪に疲れていませんか?

 

せっかく子どものことを考えて一生懸命に作った食事なのに、

 

「こんなの食べたくない!」「他の物作って!」「なんでこんなに遅いの?」

 

と、癇癪を起こすお子さんにお悩みではありませんか?

 

 

まだ食べてもいないのに、大声で泣いたり起こったり・・・。

思わずこちらもイライラしてしまうこともありますよね。

 

 

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食事の時間になると癇癪を起こす子ども

 

我が家にはASD(自閉症スペクトラム)傾向の長女がいます。

 

小学生低学年の時にお腹が空くと、「ご飯はまだ?」と怒り出し、慌ててご飯の準備をするけれど「好きなものがない」「これだけ?食べるのない!」とほぼ毎日癇癪が始まりました。

 

また、海苔の上にごはんと塩昆布をのせる一口サイズのご飯を毎日のように食べたがり作るけれど、まだ幼い下の子の対応もあったりで食べる速さに間に合わずに作るのが遅れると叫んで怒り出していました。

 

私にとっては毎日の食事の時間が1番のストレスを感じる時間で、子どもの癇癪におびえて機嫌を取るように接してしまっていました。

 

食事は毎日の事だし、子どもには栄養をある物を食べて欲しいと思い準備をしているのに、癇癪を起こされると、自分が責められている感じがしてイライラと悲しみが増していきました

 

子どもの感情に巻き込まれて「食べるものがない!」と子どもが怒り出すと、「出されたものが食べれないんだったらもう食べなくていい!!」と怒鳴ってしまうこともありました。

 

そして子供はさらに癇癪がひどくなり、お皿をひっくり返したり私に手や足が出たりしてさらに怒られ親子バトルが始まり収まるまで時間がかかるという悪循環の繰り返しでした。

 

 

 

 

食事中に癇癪が起こりやすい理由は?

 

食事中の子どもの癇癪にはASDの特性が関係しています。

 

・感情のコントロールが難しい

 

お腹が空いたイライラや、食べたい好きなものが出ていないイライラなどで自分の気持ちをコントロールすることができずに不満や怒りが爆発して癇癪が起こってしまうことがあります。

 

・言葉の発達がゆっくり

 

ASDの子どもは言葉の発達がゆっくりな為、自分の気持ちを上手く伝えることに苦手があります。その為、本人のイライラも増し、嫌だと思う事が癇癪として現れてしまうのです。

 

・感覚過敏がある

 

感覚過敏により味、匂い、食感などに強い嫌悪感を感じてしまう事があり、偏食が起こることがあります。

 

味覚が敏感で、人一倍に酸味や苦味をより強く感じてしまい食べられない事があります。娘はスムージーなどのザラザラした食感や、餡かけのドロドロした食感が苦手で食べるのを嫌がりました。匂いに敏感な場合もあり、味とかではなくこの匂いは食べられないという事もあります。

 

以上のような理由などにより食事中に子どもの癇癪が起こっていたのです。

 

しかし、困ったことがあった時や思い通りにならない時に子どもが癇癪を起こすということを脳の癖にさせないことが大切で早めに対応することが大切です。

 

では、どのように対応をしていったのかをお伝えしますね。

 

 

 

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子どもの癇癪には取り合わないでできていることに注目しましょう

 

まずは、原則として子どもの癇癪には取り合いません。怒ってもしょうがないということを学習させるのです。

 

取り合うのは危険行為に分類されることが起こったときです。

 

子どもの癇癪に巻き込まれないで落ち着くまで待ってあげます。そして、なぜ怒ったのかを理解し、否定ではなくて共感してあげる事が大切です。

 

「お腹が空いちゃってイライラしちゃうんだね」「好きなものが少なくて嫌になっちゃたかな」

 

など気持ちを共感しました。

 

子供の癇癪に巻き込まれてこっちがイライラした顔をしたり、怒った態度を取ってしまうと逆効果で子どもの癇癪がエスカレートしてしまいます。

 

そして、できている事に注目します。

 

偏食の為、食べれる物が少ないけれど、食べてないものにはふれずにスルーして食べれたものに注目して

 

「〇〇食べてくれたね!」

 

「これ食べてくれてうれしいな」などと伝えます。

 

この時のママ嬉しそうな喜ぶ顔を忘れてはいけません。

 

ママが喜ぶことは肯定になり、子どもは次もママを喜ばせたい!という気持ちがわきます。

 

 

 

 

 

 

癇癪がなくなり楽しい食事の時間に

 

このような対応を続けると、気がついたら食事中の子どもの癇癪がなくなっていきました。一口サイズの塩昆布いり海苔ご飯も作らなくても平気になりました。

 

「これ、食べれたよ!」と自慢げに見せてくれたり、「これ、美味しいよ」と伝えてくれるようになったりと穏やかに食事ができるようになり私の苦痛の時間が楽しめる時間になりました。

 

食事で子どもの癇癪が起こると一生懸命に作ったのに食べてもらえない悲しさもあり、ついイライラしてしまうかとは思います。栄養を取って欲しいからあれもこれも食べて欲しいと思ってしまうかとは思います。

 

でも子どもの感情には巻き込まれず、食べれないものはスルーしてまずは食事が楽しく食べられたという経験をたくさん作っていきましょう。

 

 

 

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<執筆者>

 

発達科学コミュニケーション アンバサダー

澤村祐依

 

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