夏休み明けに「学校に行きたくない」と言われたら不安ではありませんか?
夏休みも残りわずかになりました。一学期に行き渋りがあり、毎日今日は学校に行くことができるかなと悩んでいた人なら、夏休み明けに学校行きたくないなんて言われたらどうしようって考えてしまいますよね。
我が家の娘は、昨年小学4年生の時、1学期に行き渋りがあり何度か学校を休んでいました。
夏休みは学校のストレスがなく元気に過ごしていましたが夏休みが終わる2週間前くらいから、「学校嫌だな」「学校行きたくない」「私、もう学校行かないから」などと言い出すようになりました。
1学期も毎日の行き渋りに悩んでいたので、「また始まるのかな」と心配をしていました。
新学期が始まり、私の不安は的中しました。学校が始まり嫌がりながらも通い数日後、「行きたくない、休む」と言い出したのです。
そして、次の週も休む日が出てきました。
こうなると、親としては「なんとかして学校に行かせなきゃ」と必死になってしまいがちです。
ですが、ここで焦って無理に背中を押してしまうと、子どもの不安がさらに大きくなり、逆効果になってしまうのです。
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行き渋りをするのにはいくつもの苦手が隠れています
夏休み明けに学校に行きたくないと言い出す子どもは、学校への苦手をいくつも抱えている事が多いのです。
・不注意がある
先生がみんなに向けて話している言葉をうまくキャッチする事が苦手で、授業を聞いているにも関わらず理解ができないため、辛さを感じる。
・抽象的な言葉の理解が苦手
人の気持ちを察することが苦手だったり、冗談が通じず言葉の裏にある本当の意味を理解することが苦手な為、先生やお友達とのコミュニケーションが上手くできないことがある。
・興味のある事しか頑張れない
興味のある事は頑張れるけれど、あまり興味の無いことにはエンジンがかかりにくいため、学校など「みんな一緒にやるよ!」という事を苦手に感じる。
このようないくつもの苦手があり、人知れず緊張感や不安を募らせている事が多く、学校に行くことがしんどくなってしまうのです。
学校生活にたくさんの苦手があり激しく行き渋りをしている子を、無理に学校に学校に連れていくのは悪循環です。子供の様子を見て、休ませた方がいいと思えば休ませてあげましょう。
子どもの行きたくないの様子は3つあります
1・口癖のように言う時
2・言葉に出して言って気持ちを切り替えようとしている時
3・本当に行きたくない時
本当に気をつけなくてはいけないのは3の本当に行きたくない時です。
娘の様子を見て、朝から元気がなかったり、夜から行きたくないと言っていたり、お腹が痛いなど体調に変化が出てきたりと本当に行きたくないんだなと感じたら無理に学校に行かせることはせずに休ませました。
「学校に行きたくない」という子どもの声に対して「行きなさい!」と言うのは本人にはとても辛いことなのです。
学校にストレスを感じているのであれば家ではストレスをなくさなくてはいけません。
私は「心を壊してまでやらなければならないことはこの世にはない」発達科学コミュニケーションでこの言葉を聞いて無理に行かせるのはやめようと思いました。
では、学校に行き渋りのある子にはどのように対応をすればいいのか、次でお伝えしますね。
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学校に苦手があるなら家で自信をつけましょう!
夏休み明け、学校に行きたくないと言い学校に苦手があるようなら、家で自信をつけてあげましょう!
我が家では肯定の声かけをいつも以上に増やしました。
大人の注目が子どもの行動に大きく影響を与えていきます。そのためストレスが大きいなと思うときは普段よりも肯定を増やし、肯定的な注目が10否定的な注目0を目指しましょう。
肯定的な注目とは、褒めるだけではありません。我が家でハマった肯定の声かけを紹介しますね。
・感謝すること
何か子どもがしてくれた時に「ありがとー!助かるー!」と大げさくらいに感謝の声かけを増やしました。これによって「やって良かった!またやろう!」と貢献要求を満たすことができ、気遣いができるようになり、友達付き合いも上手くなっていきます。
・実況中継で見たままを伝えること
「起きたね」「パジャマ脱いだんだね」「ご飯、全部食べてるね!」などと気づいていると知らせます。褒める所がないと思う人にも見たことを伝えるだけなので、おススメです。
・ジェスチャーで伝える
笑顔でグッジョブサインを見せたり、「やったね!」とハイタッチをします。発達凸凹の子には視覚優位で目で見た情報を処理することが得意な子も多いので、ジェスチャーで伝えると、目で見て伝わりやすいのです。
このように肯定的な注目が多いと本人の自信もたまり、また学校でも私はできるという自信に繋がります。
夏休み明けの頑張りすぎには要注意です。学校で頑張りすぎている分、家では肯定的な注目をしましょう。
行きたくないと言い出しても焦らないで
娘は夏休み明けて数日で、「学校に行きたくない」と言い何日か休む日が出てきましたが、無理やり学校に行かせるような事はせずに、このような対応をしていたら、10月以降は休む日が減っていきました。その後はほとんど休まずに通う事ができました。
休み明けでまだ学校始まったばかりだし大丈夫でしょ!とは思わずに、子どもには「ほんとうによく頑張ってるよね」と頑張りを認めてたくさん家では自信をつけてあげましょう!
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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
澤村祐依