学校行きたくないと言われたらどうする?
朝になると「学校行きたくない」と言う。
夜から「明日いやだなぁ」とつぶやく。
登校前になるとお腹が痛いと言い出す。
そんな行き渋り発言に悩んでいませんか?
学校行きたくないと言われた時に、何て返事すれば良いんだろう。
休んでいいよって言った方が、子どもにとって良いんだろうか…。
行き渋りの対応って、何が正解なんだろうと迷ってしまいますよね。
実はこの「学校行きたくない」という行き渋り発言には、3つのタイプがあります。
この3つのタイプをママが理解すれば、行き渋りの対応に迷わなくなるんです。
行き渋りの3タイプに合った対応法
今回の動画では、母子分離不安の子どもが口にする「学校行きたくない」の裏にある3つの理由と、それぞれの対応法を解説しています。
「行き渋りが長引いて困っている」
「毎朝の“学校行きたくない”にどう返せばいいかわからない」
そんなママに必見の内容です。
いかがでしたか?
「学校行きたくない」と子どもが口にする時、理由として3つを紹介しました。
理由1:ただの口癖
朝や夜に「学校行きたくない」「めんどくさい」とポロッと言うだけのケース。
この場合は深い意味はなく、単なる口癖です。
対応法:スルーして取り合わないこと
暑い〜、疲れた〜のように、無意識に「学校行きたくない」と口にしている子もいるのです。
口癖のように言いつつも、学校に行く準備をする子であれば、反応しない方が気持ちが切り替わります。
理由2:気持ちを切り替える準備
「学校行きたくない」と言いながら、自分で気持ちを整理して登校する子もいます。
大人が「めんどくさい」と言いつつ結局やるのと同じ。
対応法:信じて待つ
必要なら「そうだね」と一言返すだけでOK。
「行きたくないよね」と共感されすぎると、行きたくない気持ちが膨らみ、気持ちの切り替えをストップさせてしまいます。
理由3:本心
本当に「学校行きたくない」と感じている場合。
このときは、言葉にして吐き出させることが大切です。
溜め込むと不安や癇癪につながります。
対応法:3ステップでアウトプット
- 許容する
「そっか」「そう思うんだね」と受け止める - 引き出す
さらに話せそうな子は、「他には?」と促して気持ちを言葉にさせる - 行動につなげる
様子が落ち着いてきたら、「じゃあママと作戦会議しようか」と一緒に考える
同意(賛成)ではなく「許容(受け止める)」することが、行き渋り対応のポイントです。
学校行きたくない!の行き渋り発言にもう迷わない
「学校行きたくない」という行き渋り発言の3つの理由を紹介しました。
3つ目の理由、「本心で学校に行きたくない」と言っている場合の対応には、注意するポイントが2つあります。
①作戦会議をして、「じゃあどうする?」を考える
「ママと作戦会議をしよっか!」
この言葉なく、行きたくないを受け止めて終わると、いつまでたっても行動につながらない事になります。
受講生の例では、
・車で行く?歩いて行く?
・昼休みに行く?3時間目だけ行く?
・今日はお休みするなら、家で工作する?映画鑑賞する?
など、どちらを選んでも行動する選択肢で作戦会議をしています。
②作戦会議は感情が落ち着いている時に
作戦会議は、まだ感情的なうちに声をかけても逆効果です。
飲み物を飲んだりして様子が落ち着いたあとに、提案してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
ママが「学校行きたくない」発言の理由を判断できれば、不安に巻き込まれずに対応できます。
ぜひ今日から試してみてくださいね。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
松原みのり