不安が強い子どもに「大丈夫?」はNG!登校しぶりを悪化させないママの声かけ

子どもから「学校行きたくないな」と言われると不安になりますよね。実はママの間違った声かけが登校しぶりを悪化させているかもしれません!不安が強い子どもに安心と自信を授ける正しい声かけのコツをお伝えします。

 

登校しぶりが悪化。お子さんの不安が増していませんか?

 

「学校行きたくないな…」
 

そんな言葉を言われると、一瞬「うっ、きたか」と心がぎゅっとなるような感覚になりませんか?

 

9月になると、遠足や運動会の練習など新しい刺激が増えてきます。

 

そんな中で、不安が強い子どもは、ちょっとしたきっかけで不安が増し、登校しぶりが出やすくなります。

 

我が家の息子も不安が強く、夜になると「明日行きたくないな」と呟いたり、朝に腹痛や頭痛を訴えたりする日がありました。

 

そのたびに「またか…」「このまま不登校になるのでは…」と胸がざわつき、私自身も不安でいっぱいになっていました。

 

 

実は、登校しぶりの背景には、子ども自身の気質や学校環境だけでなく、ママの関わり方も深く関係しています。

 

ちょっとしたママの言葉や態度が、子どもの不安の火に油を注いでいる危険性もあるんです。

 

次では、ママがついやってしまいがちな登校しぶりを悪化させるNG対応について、お伝えします。

 

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不安は伝染する。不安が強い子どもの登校しぶりを悪化させるNG対応!

 

「ちゃんと準備した?忘れ物ない?」
「宿題やった?大丈夫?」
「間に合う?遅れるよ!」

 

こんな声かけをしていませんか?

 

特に不安が強い子どもは、周囲の雰囲気にとても敏感です。

 

そのため、ママが心配していると、その空気を察知してしまい、子どもにも不安が伝染してしまいます。

 

どれも子どものためを思っての言葉ですが、「子どもを思う気持ち」でかけた言葉が、逆に不安を大きくしてしまうのです。

 

いつもママから心配されていると、

 

「ぼくダメなのかな」

「明日学校行けるかな」

「大丈夫かな」

 

と未来への不安が増してしまいます。

 

これは「予期不安」と呼ばれるもので、起きていない事を心配して自分で不安を大きくしてしまう状態です。

 

不安が強い子どもはこの「予期不安」を感じやすい傾向にあるのです。

 

さらに、ネガティブな記憶を強く残しやすく、嫌な気持ちを引きずりやすいので、ママからいつも心配されていると、「自分は大丈夫じゃないんだ…」という感情が作られ、記憶に残ってしまいます。

 

 

結果として、登校しぶりを悪化させてしまう原因につながります。

 

ママの心配が子どもに伝わり、子どもが不安を感じることでママもますます不安になる…
という悪循環が生まれてしまうのです。

 

では、どうしたら不安をやわらげることができるのでしょうか?

 

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ママの不安がやわらぐと子どもの不安もやわらぐ!不安じゃなく自信を授けるコツ

 

子どもの不安をやわらげるために大切なのは、「安心」と「自信」を授けてあげること。


ここでは我が家が実践して効果のあった対応のコツをご紹介します。

 

「大丈夫?」ではなく「任せるよ」の声かけ

 

不安が強い子どもにとって、「大丈夫?」という言葉は逆に不安を刺激してしまいます。


代わりに、

「明日の準備、任せるねー」

「水筒どっちにする?任せるよ!」

「今日は暑そう!服任せるよー」

など、「ママはあなたを信じてるよ」「任せるよ」 といった安心感を引き出す声かけが効果的です。

 

子どもにとって「任されること」は、とても大きな自信につながります。

 

自分で決めることができると、「やれた!」「自分でできた!」という成功体験となり、その積み重ねが不安を少しずつ小さくしてくれるのです。

 

また、こうした声かけはママにとってもメリットがあります。

 

「大丈夫?」と確認する代わりに「任せるよ」と伝えることで、ママ自身も心配するばかりでなく、少し肩の力を抜くことができます。

 

 

小さな「できた」を積み重ねる

 

日常の中の小さな「できた」に目を向けてみてください。

 

「ひとりで起きれたね!」

「ごはんたくさん食べたね!」

「(ゲームで)すごい記録だね!」


どんな小さなことでも、実況中継するように伝えると、子どもは「ぼく、できてるんだ!」と感じて、自信が育ちます。

 

特に9月は夏休み中の「できた」を振り返って、お子さんに花まるをつける絶好のタイミングです。

 

我が家では、夏休みの思い出をアルバムにして、寝る前に一緒に見返しています。

 

「これできるようになったね!」

「このときかっこよかったよね」

「荷物運んでくれて助かったよ」

 

そんなふうに声をかけると、息子自身が成長を実感し、自信につながったようでした。

 

今では、「おれだから大丈夫」と、数年前では考えられなかったような発言が飛び出します!

 

その自信のおかげで、今ではほとんど登校しぶりをすることがなくなりました。

 

私自身は今でも、心配性なところがあります。

ですが、「ママの不安は子どもに伝わる」と知ってからは、できるだけどーんと構えるように意識しています。

 

子どもに「学校行きたくないな」と言われると、不安になりますよね。

私もその言葉に何度も不安になった経験があります。

 

同じように悩むママに、ぜひ試してもらえたらうれしいです。

 

きっと少しずつ、お子さんの表情や言葉が変わってくると思いますよ。

 

 

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーション アンバサダー

仲村まな

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