朝から壮絶!寝起きに癇癪を起こす娘の対応にヘトヘト・・・
そんなドラマのワンシーンを見かけたことはありませんか?
子どもが小学生になったら、自分にもそんな生活が待っているのではと期待していたものの、現実は真逆でした。
これは、我が家の娘が小学1年生の頃の話です。

小学生なんだからひとりで起きてきて欲しいのに・・・
甘えてばっかりで、もっと厳しく育てないといけないのかな?
育てにくい娘にどう対応すれば良いか分からず、自分の子育てに自信をなくしていました。
目覚めの悪い子が抱える不安と脳の仕組み
このような状態に陥ってしまうと何を言っても素直には聞けないので、言えば言うほど悪化します。
実際に私も、声をかければかけるほど娘の癇癪は悪化し、手がつけられない状態になっていくのを実感していました。

ママから突き放されたと感じ、余計に不安が大きくなってしまうからです。
寝起きに癇癪を起こす子の不安を和らげる起こし方

優しい声で
不安を抱えやすい子は言葉の中身そのものよりも、声のトーンや質を敏感に感じとります。
朝は元気に一日を始めよう!とついつい気合が入ってしまいがちですよね。
ですが、「おはよう!」と大きく元気に声をかけるよりも、語尾にハートをつけるようなイメージで優しく声をかけてあげると、穏やかな気持ちで目を醒ましていくことができますよ。
にっこり笑顔で
不安を抱えやすい子は目からの情報を受け取るのが得意な傾向があります。
朝からママのニコッとした表情が見えるとそれだけで安心できますよ。
見下ろされていると、こちらが思った以上に威圧感を感じるので、なるべく子どもの視線に合わせてニコッとできるといいですね。
ゆっくりと
脳に声を届けるつもりで10秒くらい間をあけてゆっくりと話しましょう。
子どもの脳は理解がゆっくりと進むため、次々と話しかけても頭に残りません。
何度か繰り返していくと徐々に目を覚まして、体を動かし始めたり目を開けたりするので、
その都度、
「今目がちょっとあいたね〜」
「お!体が動き始めたな〜」
と今の状況を声に出していくと、機嫌よく起きてくることができますよ!
夢が叶った!穏やかな朝を迎えられるようになった我が家の現在
このような対応を続けること1ヶ月。
毎朝が戦いだった我が家ですが、娘が寝起き早々に癇癪を起こすことはなくなりました。
そして、嬉しいことに、朝の目覚めがスムーズになったことで、着替えや食事などの次の活動に移るスピードも早くなっていったのです。
小学3年生になった今では、私が起こさなくてもひとりで起きてリビングまで出てくるようになり、いつか夢見たドラマのワンシーンのように穏やかな光景が日常となっています。

だからこそ、我が子にあった対応でご機嫌に目覚めることからスタートさせていきましょう!
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
さいとうほのか