姉妹で仲が悪い!妹に手が出る姉が優しく関われる子に変わった2つの方法

姉妹なのに仲が悪い…。妹に手が出てしまうのは性格ではなく発達特性が関係していることがあります。この記事では、妹を叩いてしまっていた姉が、優しく落ち着いて関われるようになった2つの関わり方を紹介します。

姉妹なのに仲が悪いと毎日疲れてしまいませんか?

 

「姉妹が仲が悪い状態が続いていて、毎日喧嘩ばかり」

「妹に手が出てしまうのを止めたい」

 

特に下の子が小さいほどケガの心配があり、親としてはハラハラしてしまいますよね。

 

実は、姉妹の仲が悪いのはどちらかが悪いからではありません。そこには脳の発達特性からくる優しくできない理由が隠れています。

 

だからこそ必要なことはその脳の特性を理解し、喧嘩がある時もない時も正しい対応をすることが大切になってきます。

 

この記事では、お姉ちゃんが妹に怒らず対応できるようになり、仲良く遊べるようになった2つの方法をお伝えしています。

 

この結論は、私自身の体験からも強く感じたことです。まずは、わが家で実際に起こったことを少しだけ紹介しますね。そのあとで、なぜ正しい対応が必要なのかを脳科学の視点でわかりやすく解説します。

 

我が家の姉妹も、幼い頃はとにかく仲が悪い姉妹 でした。

お姉ちゃんが妹に優しくできず、

自分のおもちゃを貸せない

妹が触ろうとすると叩いたり押したりする

妹が泣けば「うるさい!」と怒鳴る

という日々が続きました。

姉が妹に投げた物がテレビに当たって液晶が割れたこともあります。妹を押して頭に傷ができたり、口から血が出たこともありました。

 

「もうお姉ちゃんなんだから、少しは譲ってあげてよ…」

そう思う反面、お姉ちゃんの気持ちもわからないわけではありません。

 

しかし、このようなやり取りが続いた結果、妹はだんだん姉を避けるようになり、さらに仲が悪い状態になってしまいました。

 

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姉が妹に優しくできないのは性格ではなく脳の特性が関係

 

姉妹の仲が悪いと喧嘩が続き、つい上の子を叱ってしまいがちですが、優しくできない理由が発達特性に関係している場合もあります。

 

我が家の姉には次のような特性がありました。

 

聴覚過敏で妹の泣き声が強い刺激になる

 

発達の特性より聴覚過敏があり、赤ちゃんの時から大きな音や人混みが苦手で、妹の泣き声を特に嫌がりました

 

そのため、妹が泣くと、姉は我慢ができず叫んだり叩いたりしてしまいました。

 

妹が泣く → 姉が怒る → 妹がもっと泣く → 姉がさらにイライラするという悪循環が繰り返されていたのです。

 

感情コントロールが未熟で衝動的に手が出る

 

脳の発達がまだ未熟なため、我慢することが苦手で、自分の思い通りにならないことに納得できません。そして、どうすることもできないことはわかっていても感情のコントロールができないのです

 

自分の物を妹が触ると… 

ケガさせてしまうかも?

貸してあげたらいい?

などを考える前に衝動的に手が出てしまうのです。

 

その結果、妹はかばわれることが多く、姉はいつも叱られる側。

 

「なんで私ばっかり怒られるの?」という不満が積もり、さらに妹に強く当たる…これもまた悪循環でした。

 

外で頑張りすぎてエネルギー切れになりやすい

 

園や学校で頑張りすぎるタイプは、家でエネルギーが切れています。

 

その状態で大事なおもちゃを触られたり、妹の泣き声が聞こえると、余裕がなくなりイライラが爆発してしまうのです。

 

つまり、優しくできないのは性格の問題ではなく、脳の特性が大きく影響していたのです。

 

では、どのように対応すれば良いのでしょうか?次に我が家で行っていた対応をお伝えします。

 

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今日からできる!姉が妹に優しくできるようになる2つの関わり

 

我が家で実際に効果があったのは、この2つです。

 

喧嘩をしていない平和な時間こそ注目をする

 

姉妹の仲が悪いので喧嘩が多いと言っても、穏やかな時もあると思います。そのタイミングこそ、上の子をしっかり見て褒めることが大切です。

 

なぜなら、「ママはちゃんと私を見てくれている」と感じられると、安心感と自己肯定感が育つからです。

 

そして、優しくするとママが喜んでくれるという学習にもつながります。

 

「貸してくれたんだ!ありがとねぇー」と笑顔でギュッと抱きしめる。

「いつも優しくしてくれてありがとうね!」

「お姉ちゃん、優しいもんね!」と姉の前で妹に伝える。

「仲良しだねぇー!」

 

どんなできて当たり前と思うことでも言葉に出して伝えていきましょう

 

 

気持ちを言語化して代弁し、気持ちの出口をつくる

 

子どもの気持ちを言語化して、こう伝えればいいんだよと代弁して伝えましょう。

 

なぜなら、子どもは気持ちを受け止めてもらえたと感じ、気持ちが落ち着きます。そして、叩いたり押したりせずに言葉で伝えられるようになるのです。

 

妹の物を取ってしまったりした時や嫌なことがあった時、

 

「もう使ってないから貸してあげてよ!」

「まだ小さいんだから泣くのはしょうがないでしょ!」

「お姉ちゃんなんだからちょっとぐらい我慢して!」

 

などと言いたくなってしまうかもしれませんが、それは逆効果でその言葉では落ち着くことができないのです。

 

「このおもちゃ、大切だから触られて嫌な気持ちになっちゃったのかな?」「じゃあ、これは大切だから使わないで欲しいんだって言ったらどうかな?」「他に貸してあげていい物を貸してあげるのはどうかな?」

 

「妹の鳴き声でイライラして嫌な気持ちになっちゃうんだよね」「鳴き声は高くて大きいから苦手だもんね」などと共感をし、言葉で気持ちを代弁してあげましょう。

 

 

外では頑張れるのに家では「ママ!ママ!」それは過剰適応かもしれません▼▼▼

 

 

 

喧嘩が減り、姉妹が自然と仲よく遊べるようになりました

 

姉妹なのに仲が悪い2人でしたが、今では喧嘩がぐんと減り、同じ遊びを楽しめることが増えました。

 

「〇〇ちゃん、先に選んでいいよ!」と譲ってあげる

「〇〇ちゃん、これ見てー!!やったね!」と妹が喜びそうなことを自分で考えたりと、相手の気持ちを想像して関わろうとする姿が見られるようになりました。

 

年齢と共に、妹が強い口調になったり、手が出てしまうこともあります。それでも姉は、以前のように衝動的にやり返すことはありません。妹の気持ちを聞いたり、場を和らげようと笑わせたりしながら、落ち着いて、そして優しく関わっています。

 

喧嘩で手が出てしまうのはその子の性格ではありません。仲がいい時ほど注目をしてあげましょう。今は仲が悪くてもお互いを思いやる気持ちが育ち、きっと仲よく遊べるようになりますよ。

 

 

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<執筆者>

発達科学コミュニケーションアンバサダー

澤村祐依

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