もうやめて!毎日の激しい兄弟けんかから解放される2つの秘策

毎日繰り返される兄弟けんかにお困りではありませんか?兄弟けんかになりやすいのにも理由があり、けんかが起きてない時の対応が大切です。この記事では我が家が実践して兄弟けんかが減った秘策をお伝えします。

 

毎日繰り返される壮絶な兄弟けんか

 

毎日繰り返される兄弟けんかにお困りではありませんか?何度注意してもなくなることはないし、こっちまで巻き込まれてイライラしてしまいますよね。いつか怪我をしてしまったらどうしよう。そんな風に感じていませんか?

 

我が家にはASD(自閉症スペクトラム)傾向の姉と3歳年の離れた妹(同じくASD傾向)がいます。姉は妹が赤ちゃんの頃から車などで泣き出すと妹に手がでたりしていました。

 

大きくなると姉が妹にちょっかいを出してけんかするように。

 

「〇〇がたたいた!」

「足があたった!」

「貸してって言っても貸してくれない」

「〇〇に取られた!」

 

家事をしていても2人順番に「ママ来て!」と呼ばれ家事を中断しなければならなく、一向にやりたいことも進みませんでした。

 

けんかはすぐには収まらないし、「やめて!」と言って引き離しても、やられた方は気が済まずにやり返すの繰り返し。

 

私も2人のイライラに巻き込まれて「蹴らない!やめて!怪我する!」など怒ってやめさせようとしていました。

 

しかし、その対応では一向に良くなることはありませんでした。

 

しまいには姉から「〇〇なんて生まれてこなければ良かったのに!」「一人っ子が良かった!」なんて発言まで出ていました。

 

姉は手や足がでたり、力では敵わない妹はツバを飛ばしたり、髪を引っ張ったりかんだりと兄弟けんかは壮絶なものでした。

 

歳の差で力の差もある為、いつか怪我をしてしまわないかと心配していました。

 

 

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兄弟けんかになりやすい理由とは?

 

ASD傾向の子たちが兄弟けんかになりやすいのにもいくつかの理由があります。

 

一つ目は、娘たちは感情のコントロールや状況を理解すること、空気を読むことが苦手なのです。

 

自分でも感情のコントロールがしがたいので本人も苦しんでいる場合もあります。そして、相手の気持ちを読み取ることができず誤解から感情的に反応してしまうということもあるのです。

 

二つ目の理由として、姉には聴覚過敏があるためです。



聴覚過敏により妹の泣き声を聞くと人一倍に苦痛に感じ、泣くたびにイライラが増してしまっていました。

 

三つ目の理由として、学校や外でのストレスが原因です。



ASD傾向の二人は不安が強く人一倍に学校でがんばりストレスを抱えて帰ってきます。その疲れや体調不良などから感情がぶれやすくなり怒りや不満の感情が表れやすくお互いにあたってしまっていたのです。

 

四つ目の理由としてまだ言葉をうまく伝えられないからです。


お互いにまだ嫌なことをうまく口に出して伝えることができないために先に手や足が出てしまうのです。

 

このように様々な理由により兄弟けんかが起こりやすくなっていたのでした。

 

ではどのようにしたら兄弟けんかは減るのでしょうか?

 

 

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けんかを減らすための2つの秘策

 

我が家で行ったことは主に2つあります。

 

一つ目は、感謝することによる肯定です

 


謝ることが出来たら、にっこり笑顔で「〇〇ちゃんに謝ってくれてくれてありがとう」

手を出すのを我慢出来たら、「今我慢してくれてたね、ありがとうね」と声をかけました。

 


普段から「〇〇ちゃんに譲ってくれたんだね!ありがとう」などと感謝を伝えていきました。

 


感謝することは肯定の一つです。感謝することによって子どもの貢献要求が満たされてやってよかった!またやろう!という気持ちになるのです

 

2つ目は仲良くしているときにどれだけ満足する時間をつくれるのか


兄弟けんかばかりだけれど、たまには仲良くしている時もあると思います。そんな時に、「仲良く遊んでるね!」「二人が仲良くしてくれてうれしいな」などと声をかけるようにしました。

 

兄弟けんかしている時ばかりに子供達に声をかけると、兄弟けんかしてるけれどママは来てくれた!兄弟けんかしてるけれど、辞めさせるために自分の要求を叶えてくれた!などと結果的には自分の要求が満たされ、また兄弟けんかしてもママは来てくれる!という誤った学習をしてしまいます。

 

仲良くしてる時にはあまり声をかけないかと思いますが、そういう時にこそ声をかけると、仲良くしていたらママが来てくれた!ママが嬉しそうにしている!とポジティブな記憶を残すことができるのでまた仲良くしよう!と思えるのです。

 

 

謝ることができなかった子が謝れるように

 

このような対応を続けていくと、二人の兄弟けんかは激減していきました。

 

今も学校から帰ってきて疲れていて、お互いに当たって兄弟けんかになる事もまだまだあります。

 

でも今は妹の機嫌が悪くなりけんかになりそうな時に姉がわざと変な行動をして妹を笑わせて機嫌をなおそうとしたり、兄弟けんかになる前に「〇〇ちゃんごめんね!」ということができるようになりました。

 

兄弟けんかが始まってしまっても途中で切り替えて謝ることができるようになりました。

 

毎日の兄弟けんかは大変だと思います。少しでも減らせるようにぜひ一度試してみてくださいね!

 

 

 

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発達科学コミュニケーションアンバサダー

澤村祐依

 

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