繊細な子が習い事に一人で行けないのはなぜ?
繊細な子が習い事に一人で行けないとき、ママはどうすればいいの?と悩んでいませんか?
小学生でも習い事に一人で行けないのは甘えではありません。
繊細な子の脳には理由があり、正しい関わりで安心して成長できます。
習い事に通ってはいるけど、一人で教室に入るのは怖い。
「ママ一緒にいて」
と言っている繊細な子はいませんか?
小学校一年生の繊細な娘も、今まで一人で行けていた習い事に「ついてきて欲しい」と言い出しました。
そう娘から言われたときは、週に3個も習い事があるので正直戸惑いました。
そのうちの2つは同じ場所で連続のレッスン。
「えっ、2時間半も待つの?」と思ってしまいました…

「一人で行けるでしょ。大丈夫だよ!」
「みんな一人で行ってるよ」
つい突き放すような言い方をしてしまったこともあります。
この私がしてしまった対応は、実は繊細な子には逆効果だったのです。
・励ます(がんばれ!)
・突き放す(大丈夫!行っておいで)
・無理に置いて帰る
・他の子と比べる
これらの対応がなぜ逆効果になるのかお話ししますね。
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習い事で一人になれない繊細な子の脳で起きていること
繊細な子は脳の中にあるストレスを感知する扁桃体が作動しやすいことがわかっています。
そのため他の人より不安を感じやすいのです。
繊細な子に自信をつけさせようと、「大丈夫!」「一人で行けるよ」と励ましたつもりでも、子どもの脳は
「怖いのにわかってもらえなかった…」
と受けとってしまうのです。
すると扁桃体がさらに強く反応し、
「ママがいないともっと不安!」
という気持ちが強くなり、余計に離れられなくなってしまいます。

幼児期の子どもがママと離れる時に不安を感じることは発達の一段階なので問題ありません。
しかし小学生になっても続く場合は、母子分離不安の可能性があります。
・前は一人で行けていた習い事に行けなくなった
・ママがいないと強い不安に襲われる
これは母子分離不安のよくある症状です。
母子分離不安は放っておくと進行していくため、
習い事の付き添い→登校の不安→家でもママと離れられない
というステップになることもあります。
早めの対応がとても大切です。
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繊細な子が安心して習い事に通えるようになる3つの対応
安心を与える3S対応
①Smile 笑顔で
②Slow ゆっくりと
③Sweet 優しい声で
この3つを意識しながら話しかけると、敏感に反応している扁桃体が少しずつ落ち着いてきます。
3Sを取り入れたママとのコミュニケーションで、繊細な子の安心を増やしてあげましょう。
子どもの気持ちを「待つ」
ついつい、
「早くしなさい」
「もう一人で大丈夫でしょ?」
と急かしてしまいがちですが、繊細な子は安心が整わないと行動できません。
子どもが動き出すまで、話し出すまで、ゆっくり待つ時間が大事です。
そして子どもが動き出したり、話し出したら、気持ちを受け止めて肯定し、「自分でできた」という感覚に繋げてあげましょう。

目標は低く設定!スモールステップで
「安心をあたえる3S対応」と「子どもの気持ちを待つ」の2つの対応で安心の土台ができてきたら、次のステップに進みましょう。
いきなり「今日から一人で行ってみよう!」というのは繊細な子にはストレスがかかりすぎるので、目標を小さく設定したスモールステップで挑戦しましょう。
①今日は5分だけ一人で中にいる
②次回は10分
③慣れたら、ママは教室前で読書しながら待つ
スモールステップのスピードは子どもに合わせてあげてくださいね。
習い事を楽しめていることが大事
ママがそばにいることで楽しめているなら、付き添いを続けるという対応でも問題ありません。
楽しめている、この状態こそが脳を成長させる時間だからです。
ママの捉え方を少しだけ変えるだけで、習い事の時間が「子どもの脳が育つ時間」になりますよ。

繊細な子でも、安心が育つと自然に一人で挑戦できる日が来ます。
親子で安心して成長できる毎日を一緒に作っていきましょうね。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーションアンバサダー
川澄みさ




