脳の不安が関係しているかもしれません。その理由と関わり方を、わが家の体験からお伝えします。
教室までは行けるのに…習い事に行きたくないと泣くお子さんに悩んでいませんか?
教室の前までは普通に歩けるのに、 入る直前になると「行きたくない」と泣き出す。
そんなお子さんの姿を前にして、どうしていいか分からなくなることはありませんか?
実はこの行き渋りは、甘えやわがままではなく、繊細さをもつ子に多く見られる「脳の仕組み」が関係しています。

だからこそ、まず伝えたいのは、これはママの関わり方や、甘やかし過ぎが原因ではないということです。
そんなふうに考えるようになったのは、わが家で起きていた、ある出来事がきっかけでした。
まずは、その体験談からお話ししますね。
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習い事に行きたくないと泣く5歳の娘に悩んだ日々
我が家の繊細な娘が5歳の時、体操教室に通っていました。
娘は、教室の前までは行けるのに、いざ中に入る直前になると、
私の服をぎゅっとつかんで「行きたくない…」と毎週のように大泣きしていました。
周りの子が次々と教室に入っていく中で、娘だけがその場から動けなかったのです。
つい、周りと比べてしまい、「このままで大丈夫なのかな」と不安になることもありました。
思い返すと、行き渋りが始まったきっかけがありました。
レッスン前、娘はいつも慣れた先生のそばにいて安心していたのですが、ある日、先生の合図がないまま水を飲もうとしたのです。
そのとき、みんなの前で
「〇〇ちゃん、まだ水は飲まないで!」
と注意されました。
その瞬間、 娘の表情が一気に固まったのを、 今でもはっきり覚えています。
それまで娘にとって「安心できる存在」だった先生。
ですが、その日を境に、教室は少しずつ「怖い場所」に変わっていきました。
家では「大丈夫だよ」「先生が合図したら飲めばいいんだよ」と声をかけていましたが、
そのたびに行き渋りは強くなり、私は焦りと、先生に申し訳なさでいっぱいでした。
そんなとき、繊細な娘の脳の仕組みを知り、私の声かけが、実は逆効果だったことに気づきました。
行き渋りは、甘えているからではなく、子どもなりに「危険を避けよう」として起きている脳の反応だったのです。
そこから、私は関わり方を少しずつ変えていきました。
では、なぜ、繊細な子は教室までは行けるのに「行きたくない」と泣いてしまうのでしょうか。
次に、脳の仕組みからその理由をお伝えします。

繊細な子が習い事に行きたくないと泣く理由
繊細な子が習い事に行きたくないと泣くのは、脳が「ここは危険かもしれない」と判断しているからです。
それは、気持ちが弱いからでも、甘えているからでもありません。
特に、
・周りの様子をよく見ている
・失敗や注意に心が強く反応する
繊細な子ほど、「また同じ思いをしないように」と、脳がその子なりに自分を守ろうとして、「行きたくない」「動けない」という形でサインを出します。
まずは、その仕組みからお伝えします。
①扁桃体が強く反応しやすい
脳の中には、扁桃体(へんとうたい)という「危険を察知するセンサー」のような部分があります。
繊細な子は、この扁桃体がとてもよく働きます。
・みんなの前で注意された
・予想外の出来事が起きた
・安心していた先生の態度が変わった
こうした経験をすると、扁桃体は「また同じことが起きるかもしれない」「ここは安全じゃないかも」と、強く反応します。
すると体は、泣く・動けなくなる・行き渋るという形でサインを出します。
これが、教室までは行けるのに、入る直前で足が止まり、「行きたくない」と泣いてしまう理由です。
②ネガティブな記憶をためやすい
繊細な子にとっては「できるかどうか」より先に、「安心できるかどうか」が大切です。
一度「怖い」「失敗した」と感じた場所では、十分な安心がないと、がんばる力を出すことができません。そのため、ママから離れる直前や、教室に入る直前が、いちばん不安が高くなりやすいのです。
本人は理由をうまく言葉にできないため、「こわい」「不安」の代わりに、「行きたくない」
「ママと離れたくない」という形で表れてしまいます。
だからこそ、無理に背中を押すより、まず「安心」を先に渡すことで、少しずつ前に進めるようになります。

次に、実際にわが家でやってよかった「今日からできる関わり方」を具体的にお伝えしますね。
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習い事に行きたくないと泣く5歳の子に、今日からできる3つの関わり方
泣く前に「気持ち」を代弁する
泣き出してから説得するのではなく、表情が曇ったタイミングで声をかけます。
「入る前が一番ドキドキするよね」
アドバイスや励ましは不要です。子どもの気持ちを言葉にしてあげるだけで、「ママは自分のことをわかってくれている」と安心し、脳は落ち着き始めます。
別れ際の流れを毎回同じにする
繊細な子ほど、「このあと何が起きるか分からない」ことが負担になります。
だから、別れ方を決めることにしました。
・「楽しんでね」と抱きしめる
・「ここで待ってるね」と伝える
・先生に迎えに来てもらう
この「いつも同じ」が、繊細な子にとって、安心のスイッチになります。
スモールステップで進める
まず、最初から参加させようとするのではなく、そこまでの過程をみてあげましょう。
「体操服に着替えられたね」
「先週より早く準備ができたね」
「ここまで来られたね」
このように、参加できなかったとしても、反省会をするのではなく、できていることに注目し、
伝えてあげてください。
行けるようになることをゴールにするのではなく、「ここまで頑張れた!」という経験が、
少しずつ自信になり、次の一歩につながっていきます。

我が家の娘も、こうした関わりを続ける中で、少しずつ、今までとは違う変化が見え始めました。
不安があっても、習い事に通えるようになった娘の変化
関わり方を変えたからといって、すぐに泣かずに行けるようになったわけではありません。
それでも、気持ちを言葉で伝えられるようになったり、
自分のタイミングで一歩踏み出せる日が出てきたり。
そんな小さな変化が、少しずつ増えていきました。
そして気づいたときには、教室にすっと入り参加することが、娘にとって特別なことではなくなっていました。

娘の姿を見て感じたのは、子どもは無理に行かせようとしなくても、安心を積み重ねることで、自分の中に「できた」という自信を育てていけるということです。
その自信が、ある日ふっと、「行ける日」につながっていくのだと、私は実感しました。
もし今、同じように悩んでいるなら、焦らず、お子さんに安心を手渡してあげてください。
その子なりのペースで、動ける日がきっとやってきます。
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<執筆者>
発達科学コミュニケーション アンバサダー
白倉ひより




