今日は、子どもの言葉を引き出す
第3のハードルについて
お話ししますね。
ところで、この第3のハードルを
子どもに突破させるには
お母さんの資質がモノをいいます!
その資質とは・・・
後で答え合わせしますよ~
想像しながら読み進めて下さいね。
まだ話ができないお子さんで、
共同注意をクリアし、
動作モノマネをクリアした
お子さんの最後のハードルは
見立て遊び
です!
見立て遊びとは、
何かに見立てて遊ぶこと。
葉っぱをお皿に見立てて並べたり
毛糸をおうどんに見立ててツルツル
したり、
新聞紙をマントにして
ヒーローになって飛んだり、
お布団に見立てて
お人形にハンカチをかけたり。
ごっこ遊びも見立ての
1つです
お人形さんに
おもちゃの聴診器をあてて
「どうですか~」
とお医者さんごっこをする。
これも見立ての一種です。
うちのダウン症5歳の息子は
ごっこ遊びが好きで
よくしていましたが、
1人でやることが
ほとんどでした。
自分ひとりで
〇〇のつもりの世界を
楽しんでいました。
この「〇〇のつもり」という想像を
人と共有して遊べると、
お友達と一緒に見立て遊びが
できるようになります。
なので、
わたしは
息子がごっこ遊びをじめると
「いれて~」と
いれてもらい、
お店屋さんごっこなら
「おいしいリンゴありますか?」
と、
お医者さんごっこなら
ぬいぐるみをもって
「うちの子お腹痛いんです」
と、
一緒に遊びました。
ダウン症のこどもは、
比喩表現や
言葉の裏の意味や
皮肉を理解することが難しいですよね。
うちの息子も
言葉をそのまま
受け取るタイプでした。
それが、
見立て遊びを一緒に
するようになってから
冗談が通じるようになったのです。
「お母さん、何言ってるの~」
みたいに一緒に笑いあえる
これは見立てることによって、
社会性が育ったからです。
ここで、
最初の質問の答え:
言葉を引き出すお母さんの資質は
見立て遊びができること!
子どものうちに
見立てる経験をたっぷりと
させて
目に見えないものを理解する力
をつけていきましょう!!