境界知能 学校への不適応が起こっていませんか?

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境界知能 
学校への不適応が起こっていませんか?
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新年度がスタートして2週間。
だんだん授業も
本格化してくる頃ですね。

 
初めは大目にみていた
生活面も注意されることが
増えてきます。

 
私は
小2娘の付き添い登校を
しているので
(詳しくはまた書きますね)
よく分かるのですが
 
 
新年度始まったばかりは
生徒「先生、体操着忘れましたー」
先生「そうか、今日は服で体育やろうね」
という指導だったのが
次第に

 
生徒「先生、体操着忘れましたー」
先生「また忘れたんですか?
   この前も忘れましたよね。
   どうしますか?」
 
という指導に変わっています。

 
そのように
指導が本格化してくる時に
困りごとを抱えやすいのが
境界知能のお子さん。

 
 
勉強が苦手な子は多いですよね。
勉強が大好きな子を
探す方が難しいかもしれません。
 
 
勉強って、みんなが嫌いなもの。
勉強って、みんなが苦手なもの。
 
 
ですから、勉強が少々苦手でも 
「うちの子は、勉強が嫌い」
そう思うだけです。
 
 
だけど
境界知能のお子さんは
勉強が苦手だけではないのです。
 
 
発達全体がゆっくりなので
・身の回りのこと
・コミュニケーション
・運動
なども苦手

 
ただ、これも
学校という集団生活の場では
 
 
勉強が(かなり)苦手な子
整理整頓が(かなり)苦手な子
友達関係が(かなり)苦手な子
運動が(かなり)苦手な子
というふうにしか見てもらえません。
 
 
先生がこの問題に共通する
根本原因を知らないと

 
「やる気がない」
「怠けている」
「サボっている」
という目で子どもを見るようになります。
 
 
お子さん本人は
当然できないことを隠したいから
学校でも、
不真面目に授業を受けるように
振る舞って、
「出来なくても仕方ないか」
と言われる状況を
作ることも多いです。
 
 
 逆に
「この子は1人でいる方が好きなんだ」
と思われるように
どんどん大人しく、
目立たなくなる場合もあります。
 
 
ただし共通しているのは、
境界知能のお子さんは
様々な面で
学校への不適応の確率が高まります。
 
 
もしも学校への不適応があるならば
境界知能かな
検討してみることが大事なんです。
 
 
勉強を怠けているとか、
勉強が嫌いだからとか、
そんな理由で学習が苦手なわけでは
ありません。
 
 
では、
どのように
勉強が苦手なのか?
学校が苦手なのか?

次回にお話ししていきますね。
 
 
 
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