境界知能のある子の特徴とは？
「境界知能」の子は、「普通」にできる子とされ、きづかれないことが多いんです。
けれども、
「なんだか育てにくい…」
「勉強が全然入っていかない…」
「怒らないと動かない…」
そんな風に“育てづらさ”を感じてはいる。
「境界知能」の子は、IQ70〜84の間にある子どもたちのことをいいます。
IQは理論上、100±15（つまり85〜115）が平均。
実際には、IQが85を下回ると普通級での学習が難しいケースも多いのです。
にもかかわらず、IQ70〜84の子どもたちは、知的障害にも発達障害にも該当せず、診断がつきません。
つまり、支援が受けられない。
支援が届かないグレーゾーンに置かれてしまっているのです。
実は、クラスに5人いるかもしれない存在
だけどこの層のお子さんって
全体の14%（7人に1人の割合）とも言われています。
35人クラスなら、約5人。
なので、たくさんの相談を受けていると、「もしかしてこの子、境界知能かもしれない…」と感じることがとても多いのです。
なぜか育てにくい、、境界知能の子のつまづきポイント
境界知能のお子さんは「普通」として育ってきているので、頑張って「普通」を装って困ってないようなふりをします。
先生からも
「普通の子」と見分けがつかず
放っておかれて支援する必要がないと誤解されてしまいます。
だけど家では身の回りのことが身につかなかったりするので、日常生活のトラブルは発生しやすいです。
ママが「育てづらいな」と感じて、
医療機関に繋がり、例え、発達検査しても数値的には知的障害には当てはまらず
病院の先生も何もしてくれない、支援はない。
「様子を見ましょう」
で終わってしまうことがほとんどです。
もちろん診断もおりません。
ですが！！！
・キレやすい
・勉強が苦手
・めんどくさがる
・すぐ諦める
・自信がない
・嘘をつく、ごまかす
・忘れ物が多い
・空気を読めない
・友達を作るのが苦手
など、集団生活でもおうちでも明らかに困りごとがあるのです。
お家ではママが口うるさく言わないと動かないーー！！
怒りたくないけど怒らないとやらない！！と親子バトルが発生しやすい
学校では、
だらしないとかやる気がない、さぼっているとレッテルを貼られ
そんな状況になっている親子がとても多いです。
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境界知能の子が支援につながらない理由
境界知能のお子さんは、
同じ年齢の約8割程度の知能であるとされています。
たとえば、
小学校4年生のクラスに、小学2年生の子どもが混ざっている。
そんなイメージを持ってみてください。
通常の授業や、集団生活で当たり前に求められることがどれもハードルが高いんです。
だけど、本人は「普通」であろうと必死に努力しています。
特に学校では人一倍頑張っています。
困っていることを必死で隠そうとします。
つまり
本人の生きづらさや困りごとが
周りの人にはわかりにくい！！
ということなんです。
境界知能の子の支援は早ければぐんぐん伸びます
境界知能に「気づけるのは、ママだけ」です。
だからママが「あれっ」って思ったらその気づきは間違ってない。
ただ様子を見るのではなく、いますぐ対応が鉄則です！
ママが対応を変えるだけで境界知能のお子さんの困りごとはぐんぐんよくなります！
様子を見ましょう！をやめて、
今すぐ困りごとを解決しましょう！
