はやく!と急かすのは逆効果です

 
今日は

子どもの脳に届く話し方その1
をお話します。

お子さんに指示しても

なかなか動かない
10回言っても
指示が通らない

そんな経験ありませんか?

私はかつて

なかなか自分から行動しない
ダウン症次男に

朝から指示を連発していました。

そして

「はやく、はやく」と
急かしては
結局こちらでやってしまい…。
という負のスパイラルに陥っていました。
 
 
脳が発達すると
処理スピードは

速くなります。

大人に比べると

子どもは脳の処理は

ゆっくりと進みます。

知的障害がある場合

はなおさらです。

では脳を発達させるために

どうすればいいか?

それは

正確な処理を

ゆっくり行うこと!

正しい脳の道ができたら

繰り返すことで

必ずスピードアップしていくからです。

しかし正しい脳の道ができていないと

「早くしなさい」
「時間でしょ」

といくら行動を急かしても

情報が脳で処理されず

発達が進んでいきません。

子どもの行動を急かすことは

脳の発達には逆効果なんです。

だから
子どもと話すときは

矢継ぎ早に話さないこと。

必ず十分な 「間」をとって

ゆっくりと話すようにしてみて下さい。

1つ指示して

子どもが理解した
子どもが行動した
というのを確認してから

次の指示をするようにしてみましょう。

脳が働くときは

酸素を消費しています。

慣れないことをするときは

より多くの酸素を消費しています。

お子さんがゆっくり行動している時こそ

 
脳に届いている!!
酸素を消費している!!

脳が成長している!!

と喜んで見守ることが

ポイントです。

生徒さんからも
・今までこちらのスピードで

 話していて、
 子どもに全然伝わってなかった

 ことに気づきました。
 (3歳ダウン症男の子のママ)

・ゆっくり「間」を意識するだけで

 子どもが指示に従って
 朝の着かえができるよう
 なりました。

  (小1女の子ダウン症ママ)

 
と、ママの話すスピードを変えるだけで

変化が出ています。

ぜひ、お試しくださいね。

 
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