今日は褒めることに抵抗のあるママは
「もったいないよ」ということについて
お話しします。
「もったいないよ」ということについて
お話しします。
「今まだ十分に出来ていない段階で
褒めてしまうと、
今の状態で良いんだと
(子どもが)思わないでしょうか?
「ご褒美をあげたら、
ご褒美をもらわないと
やらない子になるのと思うので
ご褒美は使いたくありません。」
「あれもこれも出来てないのに、
自信を持たせたら
かえってよくないと思うんですが。
「将来、自立してもらわないと困るので
悪いことは悪いと叱って行きたいのですが」
「社会に出ると、支援は少ないので
今から支援が少ない状態で
育てた方がいいと思うのですが」
これ以前の私が思っていたことです。
実は
これ全部、勘違いです。
もっと言えば、
やってはいけないNG行為
と言ってもいいかもしれません。
最終的なゴールはよく分かります。
最終的には、多くのお母さんがおっしゃるように、
・褒められないでも行動させたいですし、
・ご褒美がなくても動くようにしますし、
・出来ることと自信が釣り合う状態に
しますし、
・将来は自立するように進めますし、
・支援も徐々に減らしていきますし、
・可能ならもちろん学校や集団での
成功体験をして欲しい
と、
お子さんの発達支援に携わる者なら
考えは同じだろうと思います。
ただ、
「一段先」をゴールとして
支援を1つ1つ進めることが
出来るか出来ないかで
お子さんの発達の速度が
全然違ってくるんです!
発達は一足飛びには進みません。
明日から急に障がいがゼロになる訳ではないのです。
途中経過を1つ1つ追って、
小さな変化を喜びながら進めていきます。
あれもこれも出来ていないと感じる
お気持ちはその通りだと思いますが、
厳しく接したところで
その成果はほとんどありません。
お子さんに叱って効果はありましたか?
むしろ、親子の関係が
悪くなってはいませんか?
特性で
「僕(私)はできるから!」
という虚勢のような自信を持つ
お子さんに対しては、
「出来ないことを自覚させたい」
という思いで
声かけをするお母さんも
たくさんいらっしゃいます。
このような自己流の接し方を
続けていると、
二次障害のリスクも高まって、
かえって発達の特性が目立ってしまう
状況に陥りやすくなります。
私は、
家族や家庭を変えるのは、
まずお母さんから!
と思っています。
我が家も私が変わったら
子どもが夫がかわりました!!
お母さんが決意して
動き出した家庭は
良い変化が起きたり、
お子さんの発達が加速します。
具体的にどうしたらいいか?と言うと、
お子さんが今、達している発達の
一段先を見極めて
小さなゴールを決める
サポートをすることです。
そして、ゴールできたら肯定する、
褒める。 お子さんの「一段先」が何なのか?
褒める。 お子さんの「一段先」が何なのか?
これは個別に違います。
継続的な相談を講座でしながら
一歩一歩、発達を進めていきます。