子どものSNSの使い方はルールの決め方が難しいですよね。とくにADHDグレーゾーンの子は脳のはたらきからやめにくいという特徴があります。やめなさい!と叱ってもやめられないときは、ルールや付き合い方を決めるコツがあります。
1.オーストラリアでSNS禁止 世界で注目され始めている子どものSNSの使い方
子どものスマートフォンやSNSの使い方は度々ニュースでも取り上げられる問題ですが、わが子の使い方やルールに悩んでいるというお母さんは多いのではないでしょうか。
この記事では、とくに注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの子のSNSの使い方について、その特徴から考えた方が良い対応について書いています。
先日、オーストラリアで16歳以下の子どものSNSの使用が禁止されましたね!
このニュースに驚いた方もいたのではないでしょうか?私は驚いたひとりです。
今やSNSは人々の生活の上で「当たり前」になりつつあると感じていたからです。
コミュニケーションのツールとしてだけではなく、個人のアピールの場になっていて、SNSに自分の作品や考えを発信することでたくさんのファンと繋がっている人や子どももいます。

また、学ぶツールとして使うこともできたりもするので、一概に「良くないもの」として考えるのは違うような気がしますよね。
SNSを通したからこそできることもあると思います。
例えば、私が学んでいる発達科学コミュニケーション(発コミュ)もその一つかもしれません。
元々オンラインで展開していた発コミュは、コロナ過、人と直接会うのが難しいときにオンラインでもできるということでさらに広がりました。
とくに人と会えない隔離されたような時間の中で、発達障害・ADHDグレーゾーンのお子さんの対応をしているお母さんは言い知れぬ苦労や悩み、不安があったと思います。
それがオンラインなら安全に、人と繋がれる。これがSNSのいいところだと思います。
子どもたちもそれは同じですよね。現実世界では辛いことがあっても、SNSで繋がった人やコミュニティに救われているという子もいると思います。
ただ、その線引きや、付き合い方に気を付けなければいけないことがあるのも事実。
子どもはとくに発達途中で未熟な部分があるので、自分の判断だけでは危うい使い方になってしまうこともありますよね。
ADHDグレーゾーンの子はとくにSNSの使い方に気を付けたいポイントがあります。
2.ほかのことは後回し…ADHDの子どもがSNSにハマりやすい理由
ADHDグレーゾーンの子どもはとくにSNSなどの興奮がついてくるものにはハマりやすいという特徴があるので注意が必要です。
なぜかと言うと、人の脳は「楽しい!」「面白い!」と感じたときにドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは脳を興奮状態にさせるので、もっとやりたい!という気持ちが強くなります。
そのため、ハマってしまって長時間使い続けたり、スマホが手放せないということが起こっているのです。
この湧き出てきた気持ちをコントロールするのが、前頭前野という部分のはたらきなのですが、実はADHDグレーゾーンの子どもはこの前頭前野の発達がゆっくり進むと言われているため、うまくコントロールができなかったりします。
また、ほかのことを「後回し」にしてしまう、「後回し癖」もあって、ギリギリにならないと動かなかったり、あとでやるからいいやと思っていて結局忘れてしまうということも多いです。

こんな様子が見られる子たちなので、SNSを自分の意思でやめてほかの行動をする、ということはかなり難しいことなのです。
まして次から次へと情報が一新されて、新たな流行りが生み出されるSNSとの付き合い方やルールは、ADHDグレーゾーンの子どもに合わせて工夫する必要があります。
3.子どもに決定権を!ADHDの子とSNSの付き合い方
では、ADHDグレーゾーンの子どものSNSの使い方に不安を感じるときは、どう対応したら良いのでしょうか?
おすすめは「子どもと話し合ってルールを決める」こと。
な~んだ、そんなこと?と思われましたか?ちょっと待ってください!
その話し合いで決めたことやルールってどうやって決まりましたか?
大人が「こうした方がいいと思うから、こうしなさい!」と話して、子どもが渋々「…わかったよ。」というような話し合いになっていませんでしたか⁈
大人は自分の経験や知識から、良かれと思って「こうがいいだろう」と提案していると思います。私もそうでした。
ところが子どもが思うことや希望は全然違っていたりするのです。
だからこそ「子どもに考えさせ、決定権を持たせる」という話し合いをしてほしいと思います。

そのときに「お母さんはこんな経験をしてきたからこう思うな。」「こんなことがあるらしいから、あなたのこと心配してるんだ。」などを伝えるのはOK!
情報を伝えた上で、子どもにじゃあどうしようか?と考えさせてみてください。
そして子どもがとんでもないことを言ってきても、病気などの深刻な身体への危険があったり、道徳的に大きくNGなどでない限りは一度受け入れてみてください。
子どもは子どもなりに、自分で決めたのだから、という意識があるのでそのルールを守ろうとしたり、やる時間が長すぎるのでは…などと考えて自分で変えたりし始めます。
ADHDグレーゾーンの子どもはとくに「自分で決めた」ということには大きな意味を持ちます。
すぐに変化は起きないかもしれませんが、大人が口を挟まないことで「言い分を認めてくれる」と感じると自分で考えて行動し出しますので、試してみてくださいね!
子どもとのルールについてよくある質問Q&A

A.ADHDグレーゾーンの子どもは「ルールや約束を守る」ことにハードルがあり、最初は大人が思うような行動はしないかもしれません。例えば、守れてないけど昨日より3分早くやめた!ほかのことをちょっとだけ先にやったなどの小さな変化を見逃さず、それを伝えてみてください。段々「できるかも」と思ってくるので、そうなると行動が変わっていきますよ。

A.罰を与えると「失敗経験」になるため行動が定着しにくくなります。与えるなら罰ではなくご褒美を使ってくださいね!ADHDグレーゾーンの子どもはご褒美がある方が断然やる気を出しますし、ポジティブな感情にできるのでおすすめです。
執筆者:しまざきあいか
(Nicotto Projectアンバサダー)
(Nicotto Projectアンバサダー)
SNSのほかにもゲーム・YoutubeなどADHDグレーゾーンの子を惑わすものはたくさんありますよね。どんなときでもお母さんが子育ての軸を持っているかで子どもの成長は大きく変わります!子育ての軸がほしいお母さんは無料のメール講座がおすすめです。





