子どもに勉強習慣をつけさせたいと思っても、なかなかできないのが実際のところですよね。とくにADHDグレーゾーンの子にはできない理由があります。大人の価値を押し付けない方ができるようになる、そんな驚きのハードルの決め方についてお伝えします。
1.息子と毎日2時間の勉強バトル!習慣にするなんて無理と思っていた小学生時代
「子どもに勉強習慣をつけたい」そう思って、毎日声をかけて勉強に促して、側で見守ったり教えたりするけど、なかなかやらないので親のほうがぐったり…そんな日々を過ごしていませんか。
数年前の私は、まさにその状態でした。
息子は、勉強が苦手。なかなか始めようとせず、始めたと思ったら「わからない!」と怒るばかりでした。
仕事から帰宅して、宿題を見守りつつ家事。さらに幼い妹の面倒も見ながら「ここはこうでしょ」と教え込む。2時間近く勉強に付き合う時間に取られる毎日…。

当時の私に宿題や勉強をやらない、という選択肢はありませんでした。
宿題はやるべきもの。そしてやるなら、きっちり終わるまでやらせないと本人のためにならない。そう思っていました。
現実は、息子の集中力は続かないし、話を聞いていなかったり、そもそも理解もできていなかったりして、とにかく大変。
勉強を習慣にするなんて、夢のまた夢。
言わなきゃやらないし、言っても動かない息子の勉強に付き合う毎日に正直うんざりしていました。
2.勉強習慣がつきにくいADHDグレーゾーンの子
息子の困りごとをなんとかしたい、と始めた発達科学コミュニケーションの学びの中で、注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの子どもは、もともと勉強習慣がつきにくい理由があるということを知りました。
まず、勉強に苦手意識を持っている子が多いです。
それは、脳の前の方にある前頭前野という部分の発達がゆっくりなため
・理解する力が弱くてなにを言われているかわからない
・入ってきた情報の整理ができないので必要な情報を引き出せない
・順序立てて考えることが苦手なので答えを導き出せない
などといったことが起きていることがあるからです。
・理解する力が弱くてなにを言われているかわからない
・入ってきた情報の整理ができないので必要な情報を引き出せない
・順序立てて考えることが苦手なので答えを導き出せない
などといったことが起きていることがあるからです。

さらに、読む・考える・書くという作業を同時に進めることが難しい子もいます。
また、「嫌だな」と感じることに対して、人一倍エネルギーが必要なのがADHDグレーゾーンの子たち。
勉強を始めるときには、ものすごくパワーが必要なんです。
だからこそ、それを毎日続けるというのは、本人にとってかなりしんどいことだったのです。
つまり、勉強の習慣がつかないのはやる気がないというわけではありませんでした。
息子もADHDグレーゾーンの特性からこれらのことが苦手だったために、何回声をかけても勉強が始められない、といったことが起きていました。
何度言っても始められなかったのは、やる気の問題じゃなかった。この子には、習慣がつきにくい理由がある。ここを知っているだけで、子どもへの見方が大きく変わります。
3.ADHDグレーゾーンの子どもの勉強が習慣化するハードルの設定の仕方
ADHDグレーゾーンの子どもの勉強を習慣にさせたいと思ったら、無理矢理やらせるのはNGです。
ポイントは、本人ができる量でOK!という意識をお母さんが持つこと。
発達科学コミュニケーションでは、常々「超スモールステップにしてからチャレンジさせて、成功体験にしてね!」と言われます。
「この学年なら、このくらいできないと…」そんな不安が出てくるかもしれませんが、そこはいったん見なくて大丈夫。

実際、息子は小学生のころは勉強に不安しかありませんでした。
テスト関係は「まだ小学生なのにこれしか取れないなんて…この先大丈夫?」と心配になるような点ばかり。
成績表も全体的に「できない」という評価。
成績表も全体的に「できない」という評価。
そんな息子に、みんなと同じ量の勉強をやらせなくていいのか、むしろみんなよりやらなきゃいけないのでは…?という不安はありました。
それでも
・やれるところまででOK
・わからないところは答えを教えてしまう
・「もうやらない」と言ったらそこで終了
という対応にしました。
・やれるところまででOK
・わからないところは答えを教えてしまう
・「もうやらない」と言ったらそこで終了
という対応にしました。
宿題が途中までになると「先生に怒られる!」と気にするので、先生には「ここまで一生懸命やったのでOKにしました。注意はしないでください。」など事情を説明してフォローするようにしました。
「これで本当に力がつくかな」 「甘やかしてるだけにならない?」 という不安もありましたが、このやり方を続けていった結果、6年生になる頃には漢字の小テストでは満点を取るようになっていました。
4.勉強の習慣は「親が思う形」じゃなくていい 子どもに合わせることでできる飛躍
中学校に入ってからも、成績が良いタイプではなかった息子ですが、自分なりに勉強のやり方を探すようになりました。
私も一緒に考えていくつかヒントを出しました。その中から自分で「いつやる」「どうやる」を考えて自分に合う勉強の方法を見つけるようになっていきました。
その方法は、一般的に思われている「理想の勉強習慣」とは違います。
テスト1週間前も1日の大半はゲームをやっているし、3日前なのになにもやらないなんて日もあります。
それでも、彼なりの勉強のやり方を見つけ、じわじわと成績を上げています。

息子を見ていると、「勉強を習慣にさせなきゃ」と大人の今までの経験でやり方を決めて必死になるのは、親のエゴなのかもしれないと感じるようになりました。
それよりも大切なのは、「できた!」と本人が感じられる経験をたくさん積むこと。
子どもに勉強してほしいと感じたとき、「どうやって勉強させよう?」ではなく、「何が苦手なのかな?」「どうしたら、少しでもできるかな?」そんなスモールステップの視点で見て、考えてみることをおすすめします。
たとえばそれは「今日は1問解いたらOK」でも、「音読3行読んだらおしまい」でもいいんです。
わが子だけの方法を探してみてくださいね!
わが子だけの方法を探してみてくださいね!
「何回言っても動かない...」
「そのたびに自己嫌悪に...」
実は、やる気の問題ではありません。
このまま同じ声かけを続ける前に、
抜け出すきっかけがわかる
3つの対応をまとめています👇
YouTube人気動画!ADHDタイプの子の脳を育てる基本の会話がわかる!
執筆者:しまざきあいか
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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