2~3月はストレスがたまりやすい時期。とくにADHDグレーゾーンの子どもはストレスが行動に出やすいので、注意や指摘を受けがちです。子どものストレスサインを知ってやってほしい「肯定100%」のやり方を紹介します。
1.この時期に多いADHDグレーゾーンの子どものストレスサインとその理由
最近子どもがイライラしていたり、朝の動きが悪いと感じることがありませんか?
この時期、注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの子は不安定になりやすいです。
なんだか荒れている感じが見られるなら、それは子どものストレスサインかもしれません。
1年の中でもちょっと扱いにくいこの時期のストレスサインの見分け方と、その対応について紹介します。
具体的には、
・言葉が乱暴になる
・ちょっとしたことで怒る、キレやすい
・朝の動きが悪い
・ダラダラしていることが増えている
・切り替えに時間がかかる
・言葉が乱暴になる
・ちょっとしたことで怒る、キレやすい
・朝の動きが悪い
・ダラダラしていることが増えている
・切り替えに時間がかかる
など、こんな様子がある場合、実はこれ、このシーズン特有のストレスサインとしてADHDグレーゾーンの子に出やすい反応です。
一見すると「態度が悪くなった」「前よりできなくなった」と見えがちなのですが、ここで知っておいてほしいのは、この時期は、ストレスが表に出やすい時期だということ。
3学期も中盤くらいになり学年末が近づくと、学校では・まとめ・評価・次の学年への期待といった空気が一気に強くなります。
ADHDグレーゾーンの子は豪快だったり活発に見えることが多いですが、実は繊細さを持っていることもあり、環境の変化に敏感なんです。

また、見通しを立てることへの苦手さから、これからのことに必要以上に不安を持っていたり、周りと比べて自分はできないなどの違いにも敏感なので、その負荷が重なると言葉や行動が荒れて出てくることがあります。
朝のダラダラや切り替えの悪さも、本人のやる気の問題ではなく脳と心が「疲れている」という子どもからのストレスサインかもしれません…!
2.毎年この時期になると起こる息子の友達トラブル
荒れやすいこの時期は、本人の行動だけでなく周りへの影響も出やすいので注意が必要です。
息子も毎年この時期になると落ち着いていた困りごとが再び強く出て、友達とトラブルになってしまうことがありました。
「俺、いじめられてるから学校行きたくない。」と言ってきたので、驚いて心配になりましたが、実際のところは「いじめ」というよりも会話の行き違いや相手のちょっとした言葉を自分基準で受け取り、勘違いで怒っているような状態でした。
ストレスがたまると、人間関係の小さな引っかかりが一気に大きく感じられることって、大人でもありますよね。

息子の場合、さらにADHDグレーゾーンの特性の「白黒思考」や「思考の偏り」があり、相手から見たら「そんなこと言っていないよ!」ということを、ネガティブに受け取っていたのです。
いつもなら「まぁいいや」と流せていたものが気になってしまい、思考までもネガティブになって、「友達に会いたくない」と学校に行く気力が落ちていました。
発達科学コミュニケーションで脳の仕組みや、発達特性を学んだことで、息子がこんな状態になるときは脳がうまくはたらいていない状態だということを知りました。
「そんな風になるほど、今しんどいよ」というストレスサインなんだということがわかり、じゃあどんな対応をしたら良いのかなと考えるようになりました。
わが家で色々試みた結果見つけた、これだ!というおすすめをご紹介しますね!
3.2~3月とくにおすすめ!お家でできる100%肯定対応のやり方
子どものストレスサインをキャッチしたら、この時期におすすめしたい対応はストレスが抜ける「家での肯定100%!」です。
どういうことかというと、ノー注意、ノー指摘、ノー指示のスリーノー対応にして、できているところだけを見るようにするということです。
例えば、学校から帰って来て手洗いはしたけど、持ち物は玄関に投げっぱなし。
「玄関に置きっぱなしにしないで片付けてよ!」と言いたくなりますよね。
そこをグッと堪えて「手洗いしたんだね」と、できたところだけを伝えるようにします。
そうは言っても、なんだかイライラしていたり、全然動かない子どもを前にしたら、「肯定100%」ってなかなか難しいですよね。
お母さんも1人の人間です。無理をして「肯定しなきゃ…。」と思っていると、ストレスがたまり、脳がうまくはたらかなくなるのは同じです。
そんなときは「完璧な肯定」ではなく、「いつもより肯定を多めにしよう」くらいの意識で大丈夫!
たとえば、このくらいならできるはず…ということをあえて手伝うことで子どもが動けたら「もう終わったね!」と言う。
「そろそろ時間じゃない?」など気付かせる声かけをして子どもが動き出したら「時間見られてたね!」と言う、といった感じです。

とくにおすすめなのは、その場で言えなかったときにあとから伝える方法。
「そういえばさっき、帰って来てすぐ手洗いうがいしてたね!」と言うだけでOKです。
子どもはそれだけでも、「お母さんはやったことを見てくれてる」と感じるので、立派な「肯定」になるんです。
わが家の息子はこの「後追い肯定」が効果抜群!
ちょっとイライラしていても「そういえばさ~さっきこれやってくれてたよね。」と言うと「そうだよ!俺ってエラくない?」とたちまちご機嫌になったりします。
この時期、荒れているかも…と感じたらそれはADHDグレーゾーンの子どもからのストレスサインかもと知っておくとお母さんの気持ちもラクになります。
今ここで、子どももお母さんも頑張らなくていいんです。
スリーノー対応でお家が安全基地になれば、外で受けたストレスは自然に少しずつ抜けていきます。
「今は責めなくていい」「今は整える時期」
そんな視点で子どもの様子を見て、「いつもよりちょっと多めに肯定すること」を意識して、関わってみてくださいね!
その中でお母さんにできる余裕があるときは、ぜひ100%も目指してみてくださいね。
お母さんの疑問にお答えQ&A

明らかにうちの子が悪い!そう感じると指摘したくなりますよね。めちゃくちゃわかります。ただ、荒れているときは感情も昂っている=脳内物質が異常分泌されている状態だったりするので、その場でいくら正論を言われても伝わりません。ここでも「後追い」を使うのがおすすめ。落ち着いたらまずは気持ちを聞いてあげてみてください。指摘を入れずに気持ちを聞く、というのも「肯定」の1種です。

私も過去、息子にそう思っていました。もちろんいいところもある。「だけどね…。」という気持ちが捨てられなかったんです。ADHDグレーゾーンの子はやりたくてもできない、真面目に忘れている、そんな特性を知ったら今できていることが実はすごいことなのかも。そう考えると「当たり前」と思っていることでも「頑張ってるんだね。」と思えるようになるかもしれません。
「何回言っても動かない...」
「そのたびに自己嫌悪に...」
実は、やる気の問題ではありません。
このまま同じ声かけを続ける前に、
抜け出すきっかけがわかる
3つの対応をまとめています👇
YouTube人気動画!ADHDタイプの子の脳を育てる基本の会話がわかる!
執筆者:しまざきあいか
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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