昼夜逆転が続く不登校の子「安心できるおうちづくり」の次にやってほしい「行動」とは

朝動かず夜は寝ない…昼夜逆転していて不登校になるのではないかと心配なママに知ってほしい、ADHDグレーゾーンの子への対応を書きました。まずは「安心できるおうちづくり」、次に「行動」に繋げることが大事なポイント。具体的な方法を紹介しています。
 
 

1.昼と夜が逆転している⁈ADHDグレーゾーンの子が朝起きにくく夜寝られない理由

 
 
朝はなかなか動かずボーっとしているけど、夜になると活発に活動している。朝の行動が遅いから登校時間に間に合わず不登校気味…子どもの生活リズムが昼と夜逆転しているかもと焦っているお母さんにやってほしい対応のポイントをお伝えします。
 
 
朝、起こそうとしても、なかなか起きないし動かない。
起こそうと一生懸命声をかけるほど不機嫌になるのに、起こさないとそれはそれで怒る。
朝行動しないのに、夜になるとなんだか元気になって色々始める。
 
 
こんな子どもの様子に、どう対応したら良いのかわからなくなっていませんか?
 
 
朝起きられない、支度が進まないと学校に行けないことも多くなって、「この昼夜逆転のせいで不登校になってしまうのでは…?」と心配になることもありますよね…。
 
 
実はここ、多くのお母さんが誤解しやすいのですが、子どもの睡眠リズムは成長の過程で自然と夜型に傾きやすいことが研究でわかっています。
 
 
さらに、朝起きられない・午前中に動けないという状態は自律神経のバランスが関係していたり、注意欠如・多動症(ADHD)の子の場合は睡眠ホルモンの影響がある場合もあります。
 
 
 
 
つまり、「朝起きられない」のは脳と身体が“そうなりやすい状態”にあるからなので、本人の意思が関係ないのはもちろん、ママのせいでもないということなんです。
 
 
朝も夜も指示を出しているのに一向に自分から動こうとしないので、同じことが繰り返される毎日にママの方が疲れてしまっている…ということも多いと思います。
 
 
だからこそ、この状態は子どもの“やる気”や“甘え”の問題ではないということをママに知っておいてほしいんです!
 
 
なぜなら、ここを知らないまま関わり方だけを変えてもうまくいかないからです。
 
 
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2.昼夜逆転で不登校の子に本当に必要な2つの環境の話

 
 
では、昼夜逆転してる子どもにはどう関わったら良いのでしょうか。
 
 
発達科学コミュニケーションで子どもへの声かけ対応とともに脳科学も学ぶ中で、わが子たちのように昼夜逆転していて不登校の心配がある子には「おうちを安心できる場所にしてあげる」ことが大事だと知りました。
 
 
外で一生懸命頑張っているので、たまったストレスをお家で抜きやすくしてあげて、安心して次に頑張れるようにエネルギーチャージをする場所にしてあげられると、朝から動けるようになっていくということがわかったのです。
 
 
そこで、一生懸命お家が「安全基地」になるように努めました。
 
 
気を付けたことは
・責めない
・指示を出さない
・急かさない
・休むという選択肢を入れる
・無理をさせない
といったことです。
 
 
ここに力を入れたことで、ストレスが抜けて脳の発達が加速!今までよりできることがグッと増えた!そう感じていました。
 
 
 
 
ところが…安心できる環境を整えたことで見えてきたことがありました。
 
 
できることが増えても、昼夜逆転そのものは思ったより簡単には変わらず、むしろ私の体感としては朝の時間がどんどんしんどくなっていきました。
 
 
そして、子どもたちはついに不登校になってしまったのです…。
 
 
そこで気が付いたのは、昼夜逆転している子どもに必要なのは、「安心できる場所」だけではなく、自信がつく環境ストレスに強い脳が育つ環境だということでした。
 
 
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3.ストレスに勝つ!昼夜逆転からの脱出の第一歩は「行動」

 
 
昼夜逆転は“今すぐ直そう”とするのではなく、大事な一歩があります。
 
 
それは、「行動の量」を少しずつ増やすこと。
 
 
不登校が心配で、学校に行かせるために叱って夜早く寝かせて朝は早く起こす。なかなか起きない子どもに無理矢理動くように指示を出す。こういった方法は、とくにADHDグレーゾーンの子には合っていません。
 
 
余計にやる気を失ったり、無気力になっていきやすい関わり方なので注意が必要です。
 
 
ではなぜ行動の量を増やした方が良いの?というと、脳が一番最初に発達が進むのは「運動」を司る部分だからです。
 
 
「運動」というと、ちょっと大変そう…と感じますよね。
 
 
ここで言う運動は、スポーツのように激しく体を動かすものを指すのではなく、たとえば家の中であってもちょっとしたお手伝いをするだけで「運動としての行動」になるんです!
 
 
例をあげると…
・食後に食器を運ぶ
・ゲームの充電を自分でやる
・家の中で一緒に体を動かす
など、こんな風にほんの小さなことでOK!
 
 
「できた!」「動けた」という行動の積み重ねが、ストレスに強い脳に発達させます。
 
 
 
 
実際私の子どもも、昼夜逆転して不登校になっていた頃はほとんど動きたがりませんでした。
 
 
外だけでなく、家の中でも常に動かないので、運動量はとんでもなく少なかったと思います。
 
 
そんな子でも、自信がつく関わり方、行動が増える環境を整えていくことで、些細なことで朝から怒ることが減りました。
 
 
また繊細で傷つきやすい子が自分で考えて動くようになり、少しずつ朝のしんどさが減っていきました。
 
 
昼夜逆転は一気に直すものではありません。まずは自信を付けられる環境でストレスに強い脳の土台をつくること、そこから朝動ける脳への準備が始まります。
 
 
 
 
執筆者:ありむらけいこ
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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