幼稚園や保育園のときは良かったけど、小学校になったらついていけるのか心配…うちの子、支援級や通級も考えた方がいいのかな?と思っているお母さんへ、実際のところどうしたらいいの?という疑問を解消します。
1.わが子の進学を前に気になることがあるお母さんへ
小学校の進学を前に、わが子の通うクラスをどうしたらいいか悩んでいませんか?
できれば普通級がいい。だけどわが子は特別支援学級(支援級)、あるいは通級が良さそうな気がする…。そんなお母さんに持っていてほしい視点のお話しをします。
幼稚園や保育園に通っていたときは、先生が朝も帰りも様子を教えてくれるし、連絡帳で密なやり取りもできる。
加配もついたりと手厚く見てもらえてどうにか過ごせていた我が子が、小学校では大丈夫なのか心配…と思っていませんか?
心配だけど、じゃあいあざ支援級や通級に通わせる?と考えるとなんとなく避けたい。
「支援級に行く」「通級も行く」となると、なんだかレッテルを貼られているような気がしたり、「普通」という言葉に惹かれてしまう…なんてこともありますよね。
その気持ち、わかります。
なんとなく、サポートが必要な子が行くところというイメージが強くて、抵抗を感じてしまう方も少なくないと思います。
なんとなく、サポートが必要な子が行くところというイメージが強くて、抵抗を感じてしまう方も少なくないと思います。

そうすると、
実際小学校の支援級や通級ってどんなところなの?
普通級にいないと将来困ることにならない?
うちの子は支援対象?
実際小学校の支援級や通級ってどんなところなの?
普通級にいないと将来困ることにならない?
うちの子は支援対象?
そんな疑問や不安が次々と湧いてきますよね。
ではまず、支援級・通級と普通級の違いからお話ししていきますね!
2.小学校の支援級・通級ってどんなところ?普通級との違い
小学校の支援級の主な特徴は、
・少人数制
・一人ひとりに合わせた学習計画が立てられる
・ペースや内容を調整しやすい
などがあげられます。
・少人数制
・一人ひとりに合わせた学習計画が立てられる
・ペースや内容を調整しやすい
などがあげられます。
発達障害や知的障害、学習障害、適応障害などの特徴があり、同級生と同じペースでの勉強や活動に難しさがある場合に個人のペースで進めることができます。
一方、普通級は学年ごとの一斉授業が基本で、集団の中で学んだり活動するスタイルです。
みんなと同じ内容、同じ進み具合など、協調性が求められる場面が多いです。
また、「通級」は普段は普通級で学び、特定の時間だけ個別支援を受ける形です。
特定のことだけに苦手さがある、全般的なフォローはあまり必要ないけど、人数が多い環境がしんどいときがある、などの様子が見られる場合に検討されることが多いです。

支援級や通級を考えるとき、多くの保護者が心配するのは
・「特別な子」と見られない?
・途中で普通級に戻れる?
・進学に不利にならない?
・将来の選択肢が狭まらない?
といったことだと思います。
・「特別な子」と見られない?
・途中で普通級に戻れる?
・進学に不利にならない?
・将来の選択肢が狭まらない?
といったことだと思います。
実際のところは地域や学校によって違いはありますが、「支援級や通級に入ったら将来が閉ざされる」ということはほぼありません。
それでもお母さんの心のモヤモヤや不安が消えないのは、「この選択をすることで後悔したくない」という気持ちがあるからではないでしょうか。
ここで大事なのは、“支援級か通級か普通級か”ということではなく、お母さんがわが子の今の状態を見ることができているか?なんです。
3.普通級から通級へ。発達を優先して選んだ息子の環境
わが家の注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの息子は、保育園時代に療育に通いましたが、大きな問題はなかったので普通級でスタートしました。
この頃困っていたことは、
・本人からは学校の様子がわからない
・勉強がどこまでできているのかわからない
・宿題に時間がかかる
・友達トラブルを起こす
といったことでした。
・本人からは学校の様子がわからない
・勉強がどこまでできているのかわからない
・宿題に時間がかかる
・友達トラブルを起こす
といったことでした。
とくに友達トラブルは、学年が上がるにつれて「周りとズレが起きているな…」と感じるようになっていきました。
周りの子と比べて息子だけが幼いような感覚。どうしてうちの子は話が通じないんだろう…?と理解できないことに悩みました。

また、息子は自分のモノサシでジャッジするので、一般的な「正しい」が通じない、ということも起こっていました。
いくら相手が正論だったとしても、感情がネガティブにはたらいているときは受け入れられません。
そんなことが続くと、なんとなくクラスで浮いている存在になっていきました。
高学年になり、ついに息子が「みんなにいじめられているから、学校行きたくない。」と言い出したことで、私は発達科学コミュニケーションを学び始めました。
学ぶ中で、普通級でも問題ないと思っていた息子にコミュニケーション力の苦手さがあることがわかり、「通級クラス」を利用することを決めました。
相手のことを考えながらの会話の練習をするため、通級の環境を使うことを選んだのです。
4.正解はない!大事なのはわが子に合った環境選び
小学校で支援級か通級か、あるいは普通級かで迷ったとき、発達科学コミュニケーションでは、子どもの行動を「性格」ではなく「脳の状態」で見ていきます。
脳は、安心できる環境でこそ発達が進みます。
逆に負荷が強すぎると、防御モードに入り学びや対人関係の力が伸びにくくなるので注意が必要なんです。
では、子どものどんなところを見れば良いでしょうか?
次のような様子が続いていないか、観察してみてください。
✔学校から帰ると毎日のように荒れている
✔「どうせ自分はできない」と言うことが増えている
✔同じような友達トラブルを繰り返している
✔先生から「何度も同じことで注意されています」と言われる
✔朝になると体調不良を訴えることが増えている
✔「どうせ自分はできない」と言うことが増えている
✔同じような友達トラブルを繰り返している
✔先生から「何度も同じことで注意されています」と言われる
✔朝になると体調不良を訴えることが増えている
これらは、今の環境が脳にとって強い負荷になっているサインかもしれません。
一方で、
・困りごとはあるけれど楽しそうに通っている
・小さな「できた!」が増えている
・失敗しても自分で立て直せる
・自分から助けを求められる
こうした様子が見られるなら、その環境はわが子に合っていると言えます。
・困りごとはあるけれど楽しそうに通っている
・小さな「できた!」が増えている
・失敗しても自分で立て直せる
・自分から助けを求められる
こうした様子が見られるなら、その環境はわが子に合っていると言えます。
支援級か通級か普通級かというラベルよりも、その環境で“考え、選び、少しずつ動ける状態”になれているか、ここを見ることで、後悔しない選択につながります。
息子は通級に通うことで、集団生活の中では状況の理解ができる場面では好ましい言葉が出るけど、咄嗟になると思考が止まってしまうらしいということがわかってきました。
これは家ではわからないことだったので、そこからじゃあどうしよう?を考える手がかりになりました。

小学校の支援級や通級は、特別な場所ではなく子どもの発達を支えるための一つの選択肢。
普通級も支援級も通級も、「場所」そのものに正解があるわけではありません。
大切なのは、その環境でわが子の脳が伸びているかを見極められること。その視点があれば、どの選択をしても後悔という感情は持たなくてすみます。
迷ったときこそ、「どの環境を選ぶか?」ではなく「私はわが子の状態を正しく見られているかな?」と問いかけてみてくださいね!
執筆者:しまざきあいか
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)
「どの環境か」を選ぶかよりも「どう育つか」の視点を持つこと。発達を軸にわが子を見る力は、感覚ではなく学ぶことで育てていくことができます。今の迷いを自分で確信して選べるようになるために、まずは無料メール講座で視点を整えてみませんか。





