個性が強い子こそヒーローになれる素質を持っている!良いところを伸ばす育て方

我が子が個性が強いことを心配するより、個性を褒めて伸ばしてあげる方が未来が広がります!発達障害やADHDの特性を個性と考えれば、ワクワクする未来が待っているかも…⁈その未来に導けるのはあのアニメのヒーロー…ではなくママです!
 
 

1.息子がハマったヒーロー…と思ったらヒーローじゃない⁈主人公は「普通」の少年

 
 
息子が急にハマりだした「僕のヒーローアカデミア」というアニメがあるのですが、ご存知ですか?
 
 
このお話、よくある戦うヒーローものかなと思っていたら、主人公はなんと特別な力はなにも持っていない「普通」の少年でした。
 
 
この世界では、特別な力を持っていることを「個性」と表現しています。
個性が力になる世界で、主人公は「無個性」の「普通」の少年なんです。
 
 
ところが、ヒーローになりたい!という強い想いがあることで、少年は常識を打ち破り新しい力を身に付けて世界を変えて行くのです。
 
 
個性が力になる世界、このワードを聞いたとき、強い個性を持つ発達障害や注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプキッズのことが頭に浮かびました。
 
 
 
 
息子はADHDグレーゾーンタイプで、他の人とはできることが少し違っていたりします。
それでも得意なことは周りの子よりもできたり、頑張れたりもします。
 
 
それを個性として受け止めているので、個性が強い息子はヒーローだ!と咄嗟に思ったのです。
 
 

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2.普段は困りごとが起きやすいADHDタイプの特徴こそまさにヒーローになる個性!

 
 
ADHDタイプキッズは、普段みんなと同じ行動ができないことで「問題児」に見られがちです。
 
 
なぜ同じ行動ができないのかというと、脳の発達が一部未熟なためにどうしてもできないことがあるからです。
 
 
例えば、周りを注意して見ることができなかったり、じっとしていることが苦手だったりカッとなりやすかったりします。
 
 
集団の中では困りごととして捉えられてしまう行動が多いため、問題児だと思われてしまうのです。
 
 
ADHDタイプのこの特徴は脳の働きから来ている特性のため、自分でどうにかできるものではありません。
 
 
そんなADHDタイプですが、実はすごい部分もたくさん持っていることにあまり気付かれていません。
 
 
興味のあることに対してはすごく集中して取り組めるので誰よりもよく知っていたり、思いついたらすぐ動ける行動力も持っています。
 
 
さらに分け隔てなく誰とでも接することができたり、みんなを引っ張るリーダー気質も持ち合わせています。
 
 
 
 
こんな風にすごいところをあげてみると、ADHDタイプって良いところをたくさん持っていますよね!
 
 
そしてそのすごいところは、ヒーロー像によく見られる特徴だったりします。
 
 
改めて、個性が強いADHDタイプこそヒーローになれると思いませんか⁈
 
 

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3.強い個性を持った人が活躍できる未来

 
 
現代社会はAIが普及してきたことで、人間がやる仕事は段々減って行くだろうと言われています。
 
 
この先、人間がAIと仕事を取り合うような時代になって行くかもしれないのです。
 
 
そんなとき、子どもたちには自分でやりたいことを選んで活躍してほしいと思いますよね。
 
 
ヒーローアカデミアの主人公も、強い気持ちと行動力を武器に常識を打ち破り、新しい力で世界を変えて行きます。
 
 
始めは無個性の人間は無理だからあきらめろと笑っていた周りの人たちも、変わっていく少年を見て共に成長していくのです。
 
 
そこで少年の想いの強さを見抜き、この子ならと選んでサポートしていった人物がいました。
 
 
この人物がいたからこそ、少年は心も体も強くなることができたのです。
 
 
では、強い個性を持つADHDタイプキッズの良さを見抜き、サポートして力を伸ばすことができるのは誰だと思いますか?
 
 
そう!ママです!
ママが子どもの良いところに気付いて伸ばしてあげることで、子どもの未来は変わります!
 
 
 
 

4.個性は武器になる!良いところを伸ばすADHDタイプの育て方

 
 
今の世の中では、ADHDタイプキッズは問題児に見られやすいことからネガティブな対応を受けることが多いです。
 
 
ADHDタイプは脳の特性でネガティブな感情が強く残りやすいので、否定的な対応をされるとそこからどんどん自信を失くして行ってしまいます。
 
 
これはすごくもったいないことなんです。
 
 
せっかくすごいところをたくさん持っているのに、そこを伸ばさない手はありません!
 
 
ではどうすれば良いかと言うと、子どもの良いところを見つけて、認めてあげること褒めてあげることです。
 
 
褒められてポジティブな感情を持つと、脳の発達は進みます。
 
 
 
 
ぜひ本人の得意なことや好きなことをどんどん褒めて自信が持てるようにしてあげてほしいと思います。
 
 
好きなことで脳の発達を伸ばすと、他の働きを持っている部分も自然と発達が促されて脳全体の発達を底上げをすることができますよ!
 
 
子どもがいいところを伸ばして、好きなことを自分で選んで生きていけるようになる未来にしたいですね!
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
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