発達障害かどうかは関係ナシ!子どもをしつけずに得意を伸ばす「発コミュ育児」のすすめ

「うちの子もしかしたら発達障害なのかも?」と悩んでいる方も多いと思います。でも大切なのは「その症状で本人が困っているかどうか」です。凹をカバーするには圧倒的な凸‼︎それには、子どもをしつけず得意を伸ばす「発コミュ育児」をおすすめします。
 

1.発達障害かどうかの診断は大切ではありません。

 
 
こんにちは‼︎
 
 
今日は発達障害や発達凸凹のお子さんをお持ちの親御さんに、私が一番お伝えしたいことを書きますね。
 
 
それは、発達障害や発達凸凹の子ども達にとって診断がつくことが大切なことではないということです。
 
 
これは、診断自体が無意味だとか診断を受けることに反対しているということではありません。診断を受けることで行政からの援助が受け易かったり、学校や先生など、他人に説明したり理解を求める時に説得力があったりします。
 
 
でも本当に大切なこと「その症状で本人が困っているかどうか」ということです。
 
 
脳科学者の茂木健一郎さんは、小学校初日から椅子に座っていられなかったそうです。宿題をよく忘れて教室の後ろに座らされているところに、仲間と消しゴム遊びを始めてさらに先生に怒られる…というエピソードも。
 
 
でも勉強は抜群にできたので、「変わり者だけどできる奴」とクラスメイトにも一目置かれていました。
 
 
実は大人になった今でも会議中はじっとしていられなくて、児童精神科医の方に「子どもの頃、発達障害と診断されませんでしたか」と尋ねられたこともあるそうです。
 
 
 
 
 
つまり…苦手な部分を他の得意なことでカバーできていれば問題ないんです!
 
 
ですから特性が強い発達障害のお子さんでも、お子さん自身に困り感がなく、周囲もその特性を受け入れてくれている。そして将来は得意を活かした仕事に就き、毎日が充実している…。
 
 
そんなふうに暮らしてくれれば親としてこんなに嬉しいことはありませんよね?
 
 

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2.わが子に合ったコミュニケーションで、子どもをしつけずに得意を伸ばす「発コミュ育児」のすすめ

 
 
でも、仮に本人が困ってなくても周りが迷惑してる!!きちんとしつけないでいいの?という声が聞こえてきそうです。これは正解のない問題なので、いろんな意見があって当然です。
 
 
ちなみに私の息子は検査を受けましたが、診断名はつきませんでした。いわゆるグレーゾーンです。
 
 
息子は、読むことや書くことが苦手です。授業中もノートは一切取っていません。忘れ物もしょっちゅう!!毎日本当にいろいろやらかしてくれます。
 
 
けど、朗らかで、天真爛漫で、憎めないんです。そして誰よりも昆虫が大好き!!弟思いの優しいお兄ちゃん。そんな子です。
 
 
 
 
今でこそ、「息子にはどんな才能があるんだろう?」「苦手なことをどんな風にクリアしていくのかな?」と、ちょっと楽しみにも近い感覚でとらえることができていますが、数年前までの私は違いました。
 
 
当時は、息子の苦手な部分を克服させようと「しつけ」に躍起になっていました。叱ったり、責めたり、脅したり…。でも叱れば叱るほど、どんどん苦手になっていきました。
 
 
そんなときに出会った「発達科学コミュニケーション(発コミュ)」わが子に合ったコミュニケーションや対応方法を学ぶことで、子育てが本当にラクに、そして楽しくなりました。
 
 
そして親ができることは、困り感を減らしながら、子どもが生きやすい環境をいかに作れるか?得意をいかに伸ばせるか?だと思えるようになったんです。
 
 

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3.苦手を克服するのではなく、苦手を知ってそれにどうアプローチするか?を大切にしています

 
 
発コミュで息子の得意を伸ばす大切さを知った私ですが、もうひとつ大切にしていることがあります。それは、
 
 
「息子自身が、自分の苦手に気がつけること」
 
 
ということです。
 
 
苦手を知っていれば、違う方法を試してみよう!!と自分で考えることもできます。また、ここまでは頑張れるけどここから先はどうしても苦手だから人にお願いしよう、と自分を客観的に見ることができるようになるからです。
 
 
ですからその苦手にどうアプローチするか?がキモです!!苦手なことは、叱ったり、繰り返しやるしか方法がないと思っていませんか?そんなことありません!!はいろいろあるんですよ。
 
 
たとえば、
 
 
×歴史の年表がおぼえられない。「覚えなさい!!」とガミガミ言う
 
とっつきやすい歴史漫画で楽しく学んでみることを提案する
 
 
×ゲームが時間通りにやめられない。「もうやめなさい!!」とバトルする
 
親も一緒にゲームをしてみて「わあ、これ楽しすぎてやめられないね!!」と楽しみつつ、時間通りにやめられる方法を一緒に考える
 
 
こんな風に、発コミュで学ぶと子どもが困っていることはなんだろう?」「どこに解決の糸口があるのかな」子どもと同じ目線にシフトしていけるんですね。
 
 
子どもも試行錯誤して寄り添ってくれる親の姿をみていますから、
 
 
「できないことがあっても、一緒に考えてくれる」
 
「できないことをできないと言っていいんだ」
 
「このやりかたなら僕にもできる」
 
 
と自然に学んでくれます。
 
 
 
 

4.悩んでいる時間をお子さんの未来を考えるワクワクする時間に変えませんか?

 
 
そんなこと言ったって、それは水本さんだからできたんじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。そこで私の受講生さんのお声を紹介しますね。
 
 
このお母さんも、もともとお子さんの問題行動に悩んでいましたが、先日、
 
 
「前は学校の先生からお叱りを受けると、もっと子どもをしっかりさせないと思っていたんですが、発コミュを知れば知るほど、学校の先生が言ってることが、違うのにって思えてきて…」
 
 
と嬉しい言葉を聞くことができました。
 
 
 
 
そうなんです!!発コミュをしていくと、「そのやりかたはうちの子には合っていないのにな」と自分で考えられるようになるんですね。
 
 
お母さんがお子さんに合った対応をしていくことでお子さんは本来持っている力を発揮することができます。 ぜひ、周りの意見に惑わされる事なく、確固たる子育ての軸を持ってもらいたいと思います。
 
 
「この子って育てにくいな」
 
「子どもと毎日一緒にいるのがつらいな」
 
「発達に問題があるのかな?」
 
「どうしたらいいんだろう? 」
 
 
と悩んでいる間にも、お子さんはどんどん成長していきます。
 
 
その悩んでいる時間をお子さんの特性を知って対応し、良いところを誰にも負けないくらいに伸ばす時間にしませんか?
 
 

お子さんの近くにいるママが二次障害を理解すれば悪化を防げる

 
 
執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
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