「またそれ?」同じ服ばかり着るADHDグレーゾーンの子の服選びをサポートする方法

同じ服ばかり選ぶ子に、なんでそればかり?と感じることがありませんか?それはADHDグレーゾーンの子の特性が関係しているかもしれません。子どもの服の選び方は上手にサポートしてあげることで自分でベストな服装を選べるようになります。
 
 

1.これも個性?ビックリする服装で過ごす子ども

 
 
「またその服?」と思わず言ってしまうほど、同じ服しか着ない子っていますよね。
 
 
服を買ってあげていないわけではないのに同じものばかり選んで着ている…。
 
 
よそから見たら買ってあげないのかなと思われてそう…とか、自分ばっかりオシャレして子どもはほったらかしと思われたらどうしよう、など親としては複雑な心境になりませんか?
 
 
まさに我が家がそうでした!
 
 
服にこだわりがないのか、用意してあげれば女の子っぽい服装でも構わず着ますが、自分で選ばせると同じものしか着ないので、保育園など自分で選ぶとなると「またそれ着たのか…。」という選び方になることがしょっちゅう。
 
 
組み合わせも気にすることなく同じものを選ぶので、上も下も黒い服で全身モジモジ君みたいになっていたときもありました…!
 
 
 
 
また、季節感もなくて「それ今日は寒いよね⁉(暑いよね⁉)」ということも多く、着たら「寒い・暑い」と感じるはずなのになんでわからないんだろう?と不思議に思っていました。
 
 
小さいうちは笑って済ませられた選び方問題も、大きくなるにつれて服に興味がないでは済まないのでは…外で服の調整が自分でできないのは困るのでは…など、段々不安を覚えるようになりました。
 
 

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2.理解しにくい服の選び方をするADHDグレーゾーンの子の背景

 
 
年齢が低いうちは、服に興味がなかったり、どれを選べばいいかわからないことがあっても自然なことです。
 
 
なぜなら、体験することで「これを着た方がいい」ということを覚えていったり、成長と共にメタ認知といって自分のことを理解する力が伸びることで自分の好みなどが出てくるからです。
 
 
ところが、注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの子の場合、特性からその部分が独特になることがあります。
 
 
例えば、理解力の苦手さがある子が多いのでこういう日はこの服がいい、ということがわからなかったりします。
 
 
また、感覚に過敏さや鈍磨がある場合もあります。
 
 
その場合、季節などの体で感じるものであっても感じ方が独特なので、TPOなんかはもってのほか。上と下の組み合わせなどは気にもしていないことが多いです。
 
 
 
 
感覚の過敏・鈍磨からは、この服の肌触りが良いから着ているとか、逆にちょっとした縫い目、タグに不快感を感じていて着ないこともあります。
 
 
首回りが狭いと人より圧迫感を感じて着たくない、ということもあるようです。
 
 
すこし面倒なものも苦手なので、ちょっときつかったり、脱ぎ着しにくいものは着ない!と思った方が良いでしょう。
 
 
自分の好みがわからない、という感覚の子も多いので、着られればいいやとてきとうに服を選んでいる子もいます。
 
 
こんな風に、服の選び方が不思議なADHDグレーゾーンの子には、その服装を選ぶ背景があるかもしれないことを理解してあげると良いと思います。
 
 

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3.本人の意思を尊重しつつ提案するのがポイント!服選びサポートの方法

 
 
ADHDの特性から服の選び方が独特で、ちょっと困る服装になってしまうときは上手にサポートしてあげることで段々自分で選べるようになっていきます。
 
 
どんな風にサポートするかというと、おすすめは「型を決めてしまう」こと!
 
 
この服装がベストなんだ、ということを型にして覚えさせてしまうことで、本人も迷いなく着られるようになります。
 
 
型を決めるときには本人にどの服が着たいのかや好きなのかを聞きながら決めると良いと思います。
 
 
子ども自身が感じている着やすさや好みが隠れているかもしれないですし、受け入れてあげることで「認められた」という認識をつけることができるので、こだわりがなかった子が服に興味を持ちだすこともあります。
 
 
逆にこだわりが強すぎるお子さんにも、少しずつこの型だといい、ということを伝えた上で、着られたら「この格好すごくいいね!」など褒めることでこだわりを和らげる効果も期待できます。
 
 
過敏さなどがある場合は、その原因を取り除いてあげておくと抵抗なく着られることもあるので、なにに反応しているのかよく観察してあげてくださいね!
 
 
 
 
わが家のモジモジ君も、今では季節感&オシャレにも気を遣うようになってきました!
 
 
大きくなっていく中で、親がそばに居なくても1人で着替えなければいけない場面で本人が困らなくて済むようにサポートしていってあげたいですね!
 
 
 
 

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執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
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