私が知らなければ、子どもたちに教えられない。そう感じた「ママの短期留学」。子どもを置いて自分だけが1週間のハワイへ…。ママなのに?無理じゃない?そこを乗り越えた先で見た景色や、感じたことは子どもたちのこれからも変わるものでした。私の体験を紹介します。
1.行きたい!わくわくし始めた「ママの短期留学」の発表
息子の「話が通じない」「自分の正義で物事を判断する」ことに将来への危機感を覚えて始めた発達科学コミュニケーション(発コミュ)での学び。
悩んでいた子どもの困りごとを解決するのに必要だったのは、私の中にある色々な価値観を変えることでした。
発コミュでは、まず始めに「子どものことを肯定する」ことから始めますが、私はこの肯定がなかなかうまくいかず、全然変わらない…と感じていました。
このとき私がうまくいかなかったのは、実は私の中の「価値観」が変わっていなかったからでした。
「これができてないのにいいところを言うなんて納得いかない」という気持ちが捨て切れず、いつまでも受講前の価値観のままでいたので肯定が増えず、変化があまり見えなかったのです。

ここを変えられてから、自分の対応が変わっていきました。
また、息子は全然変化していなかったわけではなくて、私が見えていなかっただけということにも気付きました。
私がこんな風に意固地な考え方になっていたのは、今まで受けてきた教育が大きく影響していると思います。だって、できなきゃ褒められなかったから!
けれども、この教育は発達凸凹の子どもたちには合っていない。脳のはたらきから考えてもやめた方がいいと知って、自分の価値観が変わりました。
こんな風に考える人ばかりの世の中だったら、子どもたちが合わない対応を受けることもなくなるのにな…。
そんな風に考えていたので、「まずはママが教える先生になろう!そのためにはママが広い世界を知らないと教えられない」とママの短期留学が発表されたとき、「私が世界を知ればいいんだ!行きたい!」とわくわくする気持ちが湧いてきました。
2.あれもだめかもこれもだめかも…陥りやすい無理かも思考
ママの短期留学に行きたい!自分が教えられるようになる!
そう思ったものの、子どもを置いてハワイへ1週間…。このワードだけで、やっぱり駄目かも…と思って来ました。
そう感じた理由は3つありました。
①母親が1週間も家を空けるなんて駄目だよね。
②子どもにお留守番させて1人で行くなんて駄目だよね。
③自分だけのハワイへの旅費なんて出せないよね。
②子どもにお留守番させて1人で行くなんて駄目だよね。
③自分だけのハワイへの旅費なんて出せないよね。
どれも今までの経験から、これは良くないのでは、いけないことなんじゃないか、無理なんじゃないかと感じていました。

そして、短期留学のメインアクティビティになっているスキューバダイビングについても、「これは無理かも。できないかも」と思って、躊躇していました。
なぜかというと、私は入るだけでも動機がしてくるほど水が苦手。顔を水の中にちょっとつけるだけでも苦しくなるので、ダイビングなんて…無理!という気持ちでした。
実はこの「無理かも…」という思考、これが本当に無理にさせてしまう原因だったんです。
3.できないをできた!に変える挑戦が変える意識
だめかも、無理かも、そう思っていた私に、私の発コミュの先生である水本しおりさんが普段からよく言っている言葉が勇気をくれました。
「やれるかどうかじゃない、やるかやらないか。」
いくら考えても、答えが出ないことを「できないかも」「やれないかも」と思っても仕方がない。そう思ったら、どうしたらできるのかを考え出しました。
また、あんなに無理だと思っていたスキューバダイビングも、インストラクターさんが丁寧に教えてくれたことで、徐々に水に慣れ始め、段々と「あれ?私大丈夫だな」と感じることができました。

途中、パニックになりかけたときも、インストラクターさんがすぐに来てくれて「どうしました?」と冷静に質問を投げかけてきました。
そのあと間髪入れず、「じゃあ行きましょう(潜りましょう)」と声をかけられ、考える暇もなく潜ったことで、恐怖を乗り越えることができました。
このとき、気持ちが整うまで私のタイミングで待ってもらっていたら、恐怖が膨らんで「もう無理です」と言っていたかもしれません。
そう考えると、改めて自分の中の価値観で行動していると変われないことって本当に色々あると感じました。
4.できないことなんてないのかも!世界が変わったNicotto Journey
この経験から、世の中で無理だって思っていることって、本当は無理じゃないんじゃないかという気がして来ました。
できない、とリミッターをかけているのは自分の今までの経験や知識から来ていて、それって本当にできないのかな?と考えるようになりました。
人間の脳は、変化を嫌います。それは命を守るためであって、今まで安全だったものならこれからも大丈夫なはずだから、この安全なものを選ぼう!と思うようになっているのだそうです。
だから、いつもと違うことをしようと思うと負荷がかかって「嫌だな、やりたくないな」という感情が湧きやすいし、安全な道を選ぶように「いつもそうだからやっぱり無理かも…」と思ってくるのです。
その「無理かも」「駄目かも」を乗り越えた先には、今まで見たことがない景色がありました!
南国ならではの青い海、植物、カラッとした爽やかな暑さなど、体感での「日本と違う」はもちろんのこと、道路の真ん中をキックボードで走り抜ける人、裸で公園をジョギングする人、踊りながら道を行く人、完全自分ペースの不愛想なレジの人やおしゃべりしながら仕事するドアマン。
日本ではちょっと白い目で見られそうなことも、誰も気にしないことに驚きました。
それと同時に、「世界には色々な場所や考え方、色々な人がいる」ということが実感として湧いて来ました。

どこでもすぐにジャンプしたり走ったりする体を動かすのが好きな息子、ユーモアとアイディアが抜群で個性的な格好をする娘。
その行動に「変なの」とか「いけない」という周りの目があったり、悪気なく心ない言葉をかけられたりするうちに、人と違うことを気にするようになっている子どもたちに、世界を見せてあげたい!
「今のままでいいんだよ、世界って広いよ。」そう伝えたいと感じました。
5.私が教えることで子どもたちの世界も広げたい!
無理かも!その先にあった景色、それは子どもたちに見せたい!と思う世界でした。
こわい!無理!を乗り越えて潜った海の中には、海底に真っ白な砂があったり、外から見る海とは違う青があったり。目の前まで近寄ってくる鮮やかな魚や、大きなウニ、ウミガメなど、今まで見たことのない世界を見ることができました。
「別に水に入らなくても、水族館で見られるからいいよ。」そう思っていたけど、実際に見る景色は想像よりもはるかに綺麗で神秘的でした。
また、潜水艦を下から眺めて、水の中で聞こえる「ヴィーーーン」という不思議な機械音に、こんな風に聞こえるんだと人の身体のすごさを感じました。

この感覚を子どもたちにも体験させたい、広い世界を見せてあげたい。ハワイに行かなければ考えもしなかったことでした。
帰国後、子どもたちにハワイでの体験を話すと、「ハワイの景色見てみたい!」「母ちゃんがやれるなら俺もやれるな」など興味を持って聞いてくれて、「行ってみたい」「やってみたい」と言っています。
まずは自分が「無理」と思うことをやめて、知ること、どうしたらできるか考えること、やってみること。
そしてこれからはもっと子どもに教えられる、子どもに見せられる人になろう!そう決めた旅になりました。
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執筆者:しまざきあいか
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
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