朝子どもがなかなか起きられない、支度も進まない…「早くして!」「何してるの!」同じことを言う毎日になっていませんか?どれだけ言っても動かないのはお子さんの“やる気がない”わけではなく、脳のタイプが関係しているかもしれません。
1.朝起きられない、動かない…夜型脳になってた子どもたち
朝、子どもがなかなか起きられない・・・やっと起きたと思ったら今度は動かない…。
朝の支度が進まず「早くして!」「何してるの!」と同じことを言い続ける毎日にグッタリしてるというママ、いませんか?
そんな子が朝からスッと動き出せるようになる脳タイプを変える関わり方を紹介します!
毎朝どれだけ言っても動かない、時間を伝えても反応が遅い。そんな子どもたちに、段々こっちがイライラしてしまって朝から怒鳴って急かす。
子どもが4人いるわが家の朝は、時間に追われて毎日が戦場のようでした。
しかも、4人が揃いも揃って朝起きられないんです…!
朝起きないのは生活リズムのせいだから早く寝かせればいいんだ!と必死に寝かせようとしましたが、全然寝てくれません。
昼間体を動かせばいいのかも、と一生懸命外に連れ出したり、夜のゲーム・Youtubeは良くないと聞けば使うのをやめさせてみたり、色々と試しましたが変化は見られず…。
また、たまに早く寝られて「早く寝たから明日の朝は大丈夫だよね?」と期待しても、やっぱり起きられない、動かないのは変わりませんでした。

子どもたちに早くしなさい!と怒る一方で、私の育て方のせい…?私が悪いの?と自分を責める毎日に、「もうママやめたい!」とまで思っていました。
実は、朝子どもが起きられないのはママの”育て方”のせいでも、子どもの“やる気がない”わけでもないんです。
朝起きられない、そんな子は「夜型脳」になっているかもしれません。
2.夜型脳から朝型脳へ変えるだけで身につく自分で動こうとする力
朝なかなか起きられないという子は、「夜型脳」のリズムのまま日中を迎えていることが多いです。
夜型脳の子は夜に脳が冴えてしまうので、朝や日中に脳がボーッとして、考えたり切り替えたりする力が働きません。
そのため、
・何度起こしても起きられない
・起きても頭がぼんやりしていて支度が進まない
・時間を言っても反応が遅い
・やらなきゃいけないことを後回しにする
といったことが起こります。
・何度起こしても起きられない
・起きても頭がぼんやりしていて支度が進まない
・時間を言っても反応が遅い
・やらなきゃいけないことを後回しにする
といったことが起こります。
この状態では、いくらママが怒って早くしなさい!と言ったところで「動きたくない」「動けない」「今、自分が何をすればいいかわからない」という脳の反応が出てしまうんです。

とくに注意欠如・多動症(ADHD)の特徴がある場合、睡眠を誘う体内物質が分泌される時間が人より遅い可能性があることもわかっているので、夜型脳になりやすいです。
そんな夜に脳が冴えてしまう子は「脳が日中にちゃんと働いている状態」になるようにしていくことが必要です。
そこでおすすめなのは、脳が朝からスムーズに働く「朝型脳」に整えること!
3.朝型脳への第一歩!スッキリ目覚めるためのママの驚くリアクション
朝がなかなか起きられない子どもを朝型脳に変えるための第一歩は、起きることのハードルを下げることから始まります。
そこでやってみてほしいのが、ママが驚いてみせること!
たとえば、カーテンを開けながら…「わ!空の色すご~い!」と驚いてみせる。
あるいは、
「ママめっちゃおいしい朝ごはんつくれちゃった~!」
「え!目を開けられたの⁉」
「もうここまで着替えちゃったんだ!いつの間に!」
「うそ!いつもより〇分はやいじゃん!」
など、オーバーに驚いてリアクションをつけていきます。
「ママめっちゃおいしい朝ごはんつくれちゃった~!」
「え!目を開けられたの⁉」
「もうここまで着替えちゃったんだ!いつの間に!」
「うそ!いつもより〇分はやいじゃん!」
など、オーバーに驚いてリアクションをつけていきます。
このとき大事なのは、笑顔でトーンを高めにして大げさすぎるくらいに驚くことです!
ママは女優になったつもりで、子どもの行動や、興味のありそうなことに全力で「驚いて」いきましょう。
そうすると「なんかママが面白そうなこと言ってる」と感じたり、「こんなことでこんなにビックリされちゃった!」と思ったりするので、それが刺激という形で脳に入ります。
ポジティブな感情を伴った刺激が入ると、脳は活発にはたらき始めるので、目が覚めやすくなっていきます。

わが家ではこの驚くリアクションを続けていると、私の声を聞くだけで子どもたちに反応があるようになっていきました。
なぜかというと、子どもたちの脳に、ママの声は楽しい、面白い、わくわくするものとインプットされたからだと思います!
まずは、朝起きてもいいなと思わせるママの驚くリアクションで朝方脳に変えることからやってみてくださいね!
Q1.朝型脳って何歳から整えられますか?

ありむらけいこ
何歳からでもOK!
とくに紹介した驚くリアクションは小さいお子さんにも効果的です。
ポジティブな感情にしてあげることで脳の発達が進みやすくなるのでおすすめ!
Q2. 生活リズムが夜型だと感じる子でも変えられますか?

ありむらけいこ
少しずつ続けることで整っていきます!
すでに体感でわが子が夜型のリズムになってるかも…と感じられている方は、
まずは夜のママの意識を変えてみるのもいいかも!
詳しくは下記のこちらの記事を参照ください!
執筆者:ありむらけいこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
朝方脳に変えてあげられると、脳の発達スピードが上がるので、自分でできることが増えていって、朝も自分で起きられるようになります!脳の変え方、整え方をもっと知りたい!と思われたら電子書籍もチェックしてみてくださいね!





