不登校小学生の家での過ごし方!ゲーム時間で自己調整力を育てる親の関わり方

不登校中、ゲームばかりで不安になるママへ。大切なのは時間管理よりも自分で次の行動に動けた経験を残すこと。この記事では、不登校小学生の家での過ごし方として、ゲーム時間を使って自己調整力を育てていく親の関わり方をお伝えします。
 
 

1.ゲーム時間を決めても守れず、親子が衝突してしまうワケ

 
 
不登校中、小学生が家での過ごし方としてゲームばかりになっていて、このままで大丈夫なのか不安になることはありませんか。
 
 
大切なのはゲーム時間を短くすることではなく、自分でゲームを終われた経験を積み重ねて自己調整力を育てることです。
 
 
この記事では、不登校小学生の家での過ごし方として、ゲーム時間を自己調整力を育てる練習の場に変える親の関わり方を紹介します。
 
 
「ゲームの時間は短い方がいい。」 「厳しく決めて、きちんと守らせた方がいい。」 そう思われがちですが、実は逆です。
 
 
ゲーム時間で本当に育てたいのは「我慢する力」ではなく、自分で終われたという感覚=自己調整力だからです。
 
 
 
 
時間を厳しく縛るほど、
・守れなかった記憶だけが残る
・注意と叱責が増える
・親子関係が悪化する
 
 
その結果、ゲームをやめられない子になってしまうケースも少なくありません。
 
 
ママはちゃんと考えているのに、
・時間を決めても守れないと感じる 
・終わりの声かけで毎回揉める
・「約束したよね?」が口癖になる
というように、なぜかうまくいかない…。実は多くのママが同じところでつまずいているのです。
 
 
それは、ママのしつけが足りないからでも、子どもがゲーム依存だからでもありません。
 
 
このような悩みは、注意欠如・多動症(ADHD)など発達凸凹のある子を育てる家庭で特に多く見られます。
 
 
実は、我が家のADHDの息子も不登校になる前の五月雨登校や登校しぶりをしていた頃は、ゲームの時間をめぐって親子で衝突…。
 
 
時間を区切る声かけがうまくいかず、どう関わればいいのか分からなくなることもありました。
 
 
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2.不登校期にゲーム時間トラブルが起きやすい理由

 
 
不登校中の小学生は、家での過ごし方がゲーム中心になることが多いです。
 
 
なぜなら、不登校になると学校の時間割りや集団生活でのルールから離れ、生活のほとんどの時間を自分で調整することになるからです。
 
 
ここで大切になるのが、自己調整力です。
 
 
自己調整力とは、自分で「ここまで」と区切りをつけ、次の行動に切り替えられる力のことです。
 
 
この時期にママが問題に感じやすい「ゲームをどれくらいするか」は実は本当の問題ではありません。
 
 
ADHDや発達凸凹のある子は、脳の前頭葉の働きが未熟なことがあるので、
・先の見通しを立てるのが苦手
・楽しい活動から次の行動への切り替えが難しい
・できなかった記憶が強く残りやすい
という特性がみられる場合が多いです。
 
 
その状態で「18時まで」「30分まで」などと短く・厳しい制限をかけると、
・ほぼ毎日「失敗体験」になる
・注意される回数だけが増える
・「どうせ自分は守れない」という認識が残る
 
 
つまり、自己調整力を育てたいのに、自己否定を積み重ねてしまうのです。
 
 
 
 
その上、学校に行かない期間が続くと外で過ごす時間が減り、家での時間が長くなりがちです。すると、気づかないうちにゲームに触れる時間も増えていきます。
 
 
ゲーム時間が長くなると、「お風呂になかなか入らない」「ご飯の時間になってもすぐに来ない」「寝る時間が遅くなる」など、ゲーム時間をめぐるトラブルが増えやすくなるのです。
 
 
この状態で「守れなかった」「またダメだった」が積み重なると、自己肯定感がなかなか回復しません。
 
 
だからこそ今、ルールの厳しさではなく守れた経験をどう残すかに目を向ける必要があります。
 
 

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3.不登校小学生の家での過ごし方!自己調整力が育つゲーム時間の設

 
 
不登校の時期は、「学校に戻すための力」よりも、家での生活を自分なりに整えていく力が必要です。
 
 
その土台になるのが、「切り替えられた」「自分で区切れた」という自己調整力です。
 
 
ここからは、不登校小学生の家での過ごし方として、ゲーム時間を使って、自己調整力を少しずつ育てていく関わり方をお伝えします。
 
 
これは、我が家でも実際に取り入れて効果を感じた方法です。
 
 
特別な道具や行動を細かく縛るルールは必要ありません。ポイントは、失敗しにくい枠の中で「できた経験」をどう残すかです。
 
 
①ゲーム時間は「失敗しにくい枠をつくる」
 
 
ゲーム時間は短く区切らず、時間帯を広めに設定します。
 
 
たとえば、
・6時〜21時の間など、失敗しにくい時間帯の枠を用意する
・回数や時間は細かく決めない
 
 
どのくらいやったかではなく、「自分で終われたかどうか」に目を向けることが大切です。
 
 
②次の行動への切り替えを「楽しいこと」にする
 
 
ゲームをやめること自体をがんばらせるのではなく、次の行動が自然と楽しみになるよう、生活の流れを整えます。
 
 
たとえば、
・食事やお風呂に少し楽しみを用意する
・「今入れたら、このあと〇〇があるよ」と先の見通しを伝える
 
 
大切なのは、ご褒美を与えることではなく、切り替えられた行動そのものに目を向けることです。
 
 
食事や入浴の中でできている行動を事実として伝え、「先に終えられたから、あとでゆっくりゲームができるね」と、切り替えられたことのメリットを言葉にします。
 
 
 
 
③寝る前の肯定は「感情」ではなく「事実」
 
 
おすすめなのが、寝る前に「その日にできたこと」を言葉にすることです。
 
 
寝る前は一日の出来事が記憶として整理されやすく、直前に聞いた言葉が「その日のまとめ」として残りやすいタイミングだからです。
 
 
その時間に「できた経験」を言葉にすると、脳に成功体験の記憶として定着しやすくなります。
 
 
伝えるときに意識したいのは、「えらかったね」「すごいね」ではなく事実をそのまま伝えることです。
 
 
たとえば、
・「今日は自分でゲームを終われたね」
・「約束の時間に切り替えられてたね」
 
 
このように、感情評価ではなく事実を伝えることで、脳に「自分はできた」という記憶が残りやすくなります。
 
 
④できなかった日は「評価しない」
 
 
うまくいかなかった日もあります。
 
 
そのときに理由を聞いたり、振り返らせたりすると、失敗体験が強く固定されてしまうので、
・できなかった日は深追いしない
・翌日に持ち越さない
 
 
これは甘やかしではなく、自己否定を積み重ねないための配慮です。
 
 
「自分はできた」という成功体験を少しずつ増やしていくこと。それが、自己調整力を育てていくうえで大切な視点です。
 
 
我が家の息子も、関わり方を変えていく中で、今では自分から「あと5分だね」と時間を意識したり、キリのいいところで早めに終わることもできるようになってきました。
 
 
ゲーム時間を決めても守れない…そんな悩みを抱えているママは、「管理しよう」とするのではなく「自分でゲームを終われた経験を残す」関わりから試してみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:長谷川アン
(発達科学コミュニケーション STELLA*School アンバサダー)
 
 
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