朝の支度が遅いADHDキッズにおススメ!さっと動けるルーティンを定着させる方法 

ADHDグレーゾーンの子どもが、朝の支度に時間がかかって困っていませんか?特にお子さんが年長だと、「小学校入学前に一人で準備できるようになってほしい!」と焦りますよね。ADHDキッズにスムーズな朝ルーティンを定着させるコツをご紹介します。
 
 

1.このまま小学校入学は心配…朝の支度が苦手な息子との朝バトル

 
 
我が家の年長の注意欠如・多動症(ADHD)グレーゾーンの長男は、朝の支度をすることがとても苦手。
 
 
気が散りやすく、何かの作業の途中でも衝動的に別のことを始めてしまうため、朝の支度に2時間近くかかっていました。
 
 
着替えの途中でおもちゃで遊びはじめたり、食事中におしゃべりに夢中になったり、トイレに行ったはずが別の部屋で遊んでいたり。
 
 
何度も「早く準備して!」と注意しても動けず、朝からイライラしていました。
 
 
 
 
年中の頃は「年齢の問題かな?」と思っていましたが、2歳年下の次男の方がスムーズに支度できるようになってきたことで、年齢の問題ではないと気付きました。
 
 
長男の性格の問題だと思った私は、早く動けるように「さっと着替えて!」「トイレ行ったの?」「ご飯中はお話しない!」のように、次々と指示を出すように。
 
 
指示した直後は早く動こうと頑張るのですが、またすぐにぼーっとしたり、別のことを始めてしまう…。
 
 
支度が進められない長男と、早く準備を終わらせたい私の朝バトルが続き、「小学校入学前に、一人で支度できるようになれるかな…」と不安が募っていきました。
 
 
実は、そんな風に長男が朝の支度に時間がかかるのは、脳の発達からくる特性が大きく関係していました。
 
 
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2.やっておくべきことが分からないだけ!?ADHDキッズが支度が苦手な理由

 
 
ADHDグレーゾーンの子どもは、脳の”実行機能”という働きが弱いと言われています。
 
 
実行機能には、
・行動を分析して、優先順位をつける
・一つの情報を記憶しながら、他の作業を同時に行う(ワーキングメモリー)
などの働きがあります。
 
 
例えば、朝の支度をしているときに、”実行機能”は次のような働きをしています。
 
 
・時間を把握する
→今〇時だから、あと〇分で準備しよう!と時間を意識して行動する
 
 
・やるべきことを把握する
→着替え、ご飯、歯磨き、荷物の準備など、やるべきことを考える
 
 
・優先順位を考える
→「朝の支度が終わってから遊ぼう」のように、優先順位が高いことから行動する
 
 
”実行機能”の働きがスムーズな場合は、ママが必要以上に指示を出さなくても今”やっておくべきこと”を自分で考えて、準備を進めていくことができます。
 
 
しかし、ADHDグレーゾーンの子どもはこの働きが弱い傾向があり、毎朝やっている行動だとしても、「今は何をする時間なのか」が分からなくなることがあるのです。
 
 
朝の支度が苦手なことは、子どもの性格でも、ママの声かけの問題でもなく脳の特性なので、子ども自身が意識して解決することが難しいです。
 
 
 
 
また、ADHDグレーゾーンの子どもはネガティブな感情を溜め込みやすいという特徴もあります。
 
 
そのため、注意されることが多くなると自己肯定感が下がり、自信を失くしたり、気持ちが落ち込みやすくなってしまいます。
 
 
だからこそ、「早くして!」と注意するのではなく、子どもが自分で動けるサポートをしてあげることが大切です。
 
 
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3.子どもがさっと支度できる!行動が定着しやすい朝ルーティンの作り方

 
 
ADHDグレーゾーンの子どもは、頭の中で行動を整理することが苦手なので、視覚的に次に”やっておくべきこと”が分かるルーティン表を活用するのがおススメ。
 
 
今回は、ルーティン表を使って、ADHDグレーゾーンの子どもが朝ルーティンを定着しやすくなるコツを2つご紹介します。
 
 
①子どものレベルに合わせて”超具体的”に行動を書く
 
 
ルーティン表は、「子どもが迷わずに行動できるレベル」にすることがポイント!
 
 
「もう年長だから」のように、子どもの年齢で考えるのではなく、お子さんの理解度や行動レベルに合わせてスモールステップで進めることが重要です。
 
 
例えば、「着替えて」という言葉でお子さんが何をすればいいか迷う場合は、
・服を選ぶ
・パジャマを脱ぐ
・シャツを着る
・ズボンを履く
このように、一つひとつの動作に分けて書くと、子どもがスムーズに動けます。
 
 
文字を読むことが苦手なお子さんの場合は、絵や写真を入れてあげると分かりやすくなりますよ。
 
 
スムーズに行動できることで「自分でできた!」という成功体験が増え、自信がついて行動が定着しやすくなります。
 
 
②行動出来たらシールのご褒美
 
 
ADHDグレーゾーンの子どもは、「楽しい」「ワクワク」に強く反応します。
 
 
ルーティーン表に、1つ行動ができたらシールが貼れるなどのゲーム感覚で取り組める設定をつけると、やる気がぐんと上がります。
 
 
我が家の息子は、この2つの工夫をしてから1か月ほどで、私が指示をしなくてもルーティン表を見ながら自分で行動できるようになり、以前は2時間かかっていた朝の支度が、今では40分ほどで終わるようになりました。
 
 
 
 
時間の余裕ができたので保育園に登園する前にお散歩をしたり、一緒におもちゃで遊んだりして、親子の時間を楽しく過ごせるようになりました。
 
 
また、息子に朝ルーティンが定着したことで、私が何度も声をかける必要がなくなり、朝のイライラがぐっと減って心の余裕も生まれました。
 
 
以前は、「小学校入学までに、一人で支度できるようになれるかな…」と不安でしたが、朝ルーティンが整ったことでサポートがなくても支度ができるようになり、「小学生になっても安心」と感じられるようになりました。
 
 
ぜひルーティン表を活用して、ママも子どもも笑顔で一日をスタートしてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:みやもとひろこ
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