今日は
ADHDキッズの勉強嫌いと読解力の関係
について解説をしていきますね!
なぜこんな話をするのか?というと
最近、お子さんの勉強嫌いで
悩むママからの相談が急増しているから!
・ノートを書かない
・問題を読もうともしない
・考えることをせず
適当に書いて終わらせる
・習ったことをすぐに忘れてしまい
学習が定着しない
・とうとう宿題を
全くやらなくなってしまった…
というお悩みを個別相談ではよく聞きます。
お子さんの勉強のつまずきを解消するために
塾に通わせたり、
トレーニングに取り組んだり
色々試行錯誤しているママも多いですよね。
子どもの学力には色々な生活習慣が
関係している、と言われていますが、
その中の1つが読書量
であると言われています。
実際に学力が高いことで有名なフィンランドは
読書大国として知られていますし、
日本でも2020年の新学習指導要領の改定で
「読書指導の充実」に改めて注目が集まりました。
読書することのメリットには
・集中力が身に付く
・想像力が豊かになる
・視野が広がる
などいろいろなものがありますが、
特に注目して欲しいのが読解力の向上です。
それはなぜなのか?
実は先ほど例に挙げた
勉強嫌いなADHDキッズのあるある項目は
読解力と深い関係があるからです。
読解力というのは
文章を読み取って理解する力
のこと。
つまり、
①情報を正しくインプットする
②頭の中で情報を整理する
③理解をする
この一連の流れで構成をされています。
ところがADHDキッズは
この流れがスムーズに
できない子が多くいます。
なぜならば
理解力はあるんだけど
情報を正しくインプットしたり、
情報を整理することが苦手な傾向があるため、
「考える」というところまで辿り着けないことが
よく起こっているからなんです。
ママとお話をしていると
「うちの子わかっていないわけじゃなさそうなのに
最初から考えることを諦めてしまうんですよね…」
という話をよく聞きますが、
実はこんな背景が隠されていたんですね。
つまり!
勉強嫌いなADHDキッズには
読解力を伸ばすことが必要なんだけど、
情報をインプットするところで
つまづいてしまうから
本を読ませようとしても
なかなかうまくいかないんですね。
じゃあ一体どうすればいいのか?
を次回解説していきますね!