前回の記事では
読解力を構成する3つの力、
・読み取る力
・言葉の対応を掴む力
・情報を抜き出す力
についてお話をしました。
今日は残り2つの力について
お話しをしていきますね^ ^
④筋道を理解する力
(論理読解)
文章や会話を辿ることで、
正しく意味を理解する力のことです。
物事を組み立てて
「なぜこうなるのか?」
を考えることができるようになります。
この力が弱いと
・何度も同じミスを繰り返してしまう
・学んだことを
応用することができない
・1つ1つ説明しないと行動できない
などの困りごとが出てきます。
⑤言葉をつなげる力
(接続読解)
言葉や文章を結びつける力のことです。
言葉の関係を
正しく繋げられないと
全く意味が変わって
しまうこともあるので
大事な力になります。
この力が弱いと
物事の関係性を正しく把握できず、
勘違いが増えてしまう
などの困りごとが出てきます。
いかがでしたか?
読解力というと
「学習に必要な力」
と思われがちですが、
実はADHDキッズの
「空気が読めない」を解消する、
大事なキーポイントだったんですね。
じゃあどうすれば
読解力を伸ばすことができるのか?
巷では
問題集を解かせる、読書、
ボキャブラリーを増やすなど
色々言われていますが、
実はママの普段の関わりで
ADHDキッズの読解力を
伸ばすことはできます。
とってもシンプルにすると
読解力というのは
・情報を探し出す
・理解をする
・考えて答えを出す
という分解ができますが、
この活動って
別に本を読まなくても
日常のいろんな場面で
必要とされるものですよね。
ただしADHDキッズは
不注意傾向が強かったり、
情報処理が苦手なので
自分の力だけだと
なかなかうまくできません。
だからこそ普段からママが
取り組みやすい環境を整えたり、
今すべきことを
明確にしてあげたり、
脳に届きやすいように
声かけをしたり、
サポートをすることで
必要な情報をちゃんと見つけられた!
理解ができた!
自分で答えを出すことができた!
という成功体験を増やすことが
大事なんですよ^ ^