今日は、
もうすぐみなさんにお届けする
「ママカルテ」で
どんな未来がえられるのか。
そんなことをお伝えしていきますね。
ここまでのメルマガを読んでいない方は
こちらからどうぞ
↓↓
第1話 世界一優しい発達診断をお届けします♪
https://desc-lab.com/morinakahiroko/633/
第2話 なんで「診断」が大事なの?
https://desc-lab.com/morinakahiroko/636/
第3話 子どもの「好き!」まで症状に思えてしまった
https://desc-lab.com/morinakahiroko/641/
第4話 悩む時間を子どもを伸ばす時間に変えるのは今!
https://desc-lab.com/morinakahiroko/644/
以前、個別相談にきてくれたママが
こんなことを話してくれました。
このママには2人のお子さんがいて
2人とも、ほぼ同時期に
発達障害の診断が出たママ。
学年が上がっていくにつれて
しんどさが増していくお兄ちゃん。
入学を控えた弟くん。
2人の理解できない行動に
振り回されながら、
2人分のことで走りまわっていたママは
当時のことを振り返って
こんなことを話してくれました。
「診断がついた時、先生が
『早くにわかってよかったですね』
って言ったんです。
本当に良かったなの?って
思いました。
なんで、親は診断をすぐに
受け入れられるのが前提で
話すんだろう。
すんなり受け止められない
私がおかしいのかな、って
思いました。」
「診断名」の受け取り方は、
親であっても、医者であっても
様々だなと感じています。
子どもにしっかり診断がついたから、
理解できない行動の理由がわかって
スッキリした、
という方もいれば、
診断がついたら
わが子と診断名をセットで考えてしまって
本当のわが子の姿を
まっすぐ見られなくなってしまった。
という方もいる。
例えば、園や学校の先生の中にも、
「〜くんはADHDだから
こんな風に対応しました」
っておっしゃる方もいますが、
「診断」ってそういう風に
使うんじゃない!
そう思うんです。
私が、医師として
診断名をお伝えする時に
必ず伝えていることは
「診断名がついたからって
お子さんが変わるわけではない。
変わってしまうのは
周りにいる私たちの心です。
診断名がついたお子さんに対して
どう関わっていくのか。
どう理解していくのか。
お子さんに診断名をつけたことが
良かったのか。
悪かったのか。
それは周りの人の心の持ち方1つで
どっちにも転ぶんです。
診断名をつけたことで
適切な支援を受けられるようになり、
この子が生きやすくなった!
そんな未来を
一緒に目指していきましょうね。」
ということ。
だけど、ママカルテを開発した今は
「診断名は絶対必要なわけじゃない。
それよりも、本当のこの子の姿と
ママの姿を見ていこう。
ぴったりあった対応ができたら
お子さんも、そしてママも
生きやすくなるよ」
と大きな声で伝えられるように
なりました。
あの時、ご相談してくれたママ。
発コミュの受講には繋がらなかったけど
いろいろお話しして
最後は笑顔でZOOMを切られました。
今、どうしているだろう。
考えてしまう。
どうか、2人の愛する息子くんたちと
笑って過ごしていますように。
そう願わずにはいられません。
私は、これから、
「診断」に振り回されるママ。
「診断」で悩むママ。
「診断」に納得できないママ。
そんなママたちに「ママカルテ」を手渡し
薬に頼らずわが子を伸ばす!
かっこいいママたちを増やしていきますよ。