宇宙体験が天体好きな子どもの脳を伸ばす!~佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」~

発達障害・ADHDタイプで、実験や宇宙に興味がある!という子どもは多いですよね。そんな子どもの好奇心を「ハマり体験」で満たすと、脳をしっかり発達させられるんです。宇宙体験ができる絶好の場所、佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」をご紹介します。
 
 

発達障害・ADHDタイプの好奇心は「ハマり体験」で満たすと脳が発達します!

 
 
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもは、好きなことになると目がない!どれだけでも集中できちゃいますよね。
 
 
子どもの脳は、10歳くらいまではインプットを重視した方が伸びるといわれています。インプットの方法としてもっとも有効なのが、「体験」すること!
 
 
見て、聞いて、触って、身体を動かして、子どもの五感をしっかり使って、質・量ともに充実したインプットを経験させてあげたいですね。
 
 
さらに、好きなこと×経験は無限の可能性を産んでくれるので、好きなことを体験につないであげたいですね。
 
 
我が家の息子は発達障害ADHDタイプの小学校低学年。虫や動物、天体に興味があり、図鑑を読んだり、テレビのドキュメンタリーを見てどんどん知識を得ています。
 
 
虫や動物は、自然の中や動物園などで実際に目にすることができますが、天体や宇宙を体験に落とし込むのってものすごく難しい
 
 
時々空を見上げて月や星を見ることはあっても、地球や宇宙についてわかりやすく体験させるのって難易度が高くなっちゃいます。宇宙についてのテレビ番組は、内容が難しくて大人でも退屈しちゃいませんか?
 
 
せっかく宇宙に興味を持ってくれたのだから、どんどん深めていってほしいし、将来宇宙に関する仕事につく可能性だってつぶしたくないですよね?
 
 
子どもが何かに好奇心を持ったとき、つまり何かにハマったとき、それを体験させる「ハマり体験」でその好奇心を満たしてあげるのが大事なポイントです!さらにその物事を深めていくことができるからです。
 
 
さらに、親も一緒にハマってあげると、親子のコミュニケーションを通じてさらにインプットの質と量がどーんと充実します。その結果子どもの世界はどんどん広がっていき、脳を発達させることができるんです。
 
 
そんな、宇宙についての「ハマり体験」に絶好の場所が、九州の佐賀県にあります!
 
 

 
 

宇宙体験を楽しもう!佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」へGO!!

 
 
佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」は、武雄温泉で有名な佐賀県武雄市にある九州最大規模の自然科学系博物館。博物館と言っても、ただ見るだけではなく、ほとんどの展示が実際に体験できます!
 
 
武雄の町中から自然豊かな山中へ進んでいくと、宇宙基地のような銀色の大きな建物が突然現れます。エントランスの長い階段を上ると、宇宙船に乗り込むような気持ちがして、我が家の子どもも、入る前からワクワクを隠し切れない様子でした。
 
 
館内には地球発見ゾーン・宇宙発見ゾーン・佐賀発見ゾーンに加え、プラネタリウム・天文台があります。
 
 

♦︎地球発見ゾーン

 
 
1階は地球発見ゾーン。
 
 
まず目に飛び込んできたのはリニアモーターカー。子ども一人乗りで、実際のリニアモーターカーと同様、磁力の力で浮いて進みます。数メートルですが実際に乗って体験することができ、息子は気に入って何度も乗っていました。
 
 
また頭上には、ロープの上を自転車で渡るスペースサイクリングがあります。揺れもなく、子どもも大人も自転車での空中散歩を楽しむことができました。下を見下ろすと、床に地球や宇宙が描いてあり、本当に宇宙遊泳をしている気分になれます。
 
 
小さい子どもでも楽しめるのが、風のテーブル。テーブルから上向きに風が吹いていて、プラスチックカップや紙でできた竹とんぼを飛ばします。うまくいくと天井までひゅーっと上がっていきます。4歳の下の息子は喜んで何度も体験していました。
 
 
他にも、大きなシャボン玉の中に入ることができるものや、フライトシュミレーターなどもあり、このゾーンだけで小一時間は遊べちゃいます。
 
 
2階には、アースシアターという体験型のミニシアターがありました。小さな部屋の中で身体を動かしながら、いろんなミッションをクリアしていくゲームです。
 
 
最新のテクノロジーで、手を動かしただけで惑星を捕まえたり、植物が育ったりするので、子どもたちは不思議そうにしていましたが、大きく身体を動かして楽しんでいました。
 
 
また、ゆめぎんがでは、毎年春休みからゴールデンウィークにかけて、「ビーコロ展」という企画展が開催されます。ビーコロとはビー玉をコロコロ転がして仕掛けを動かす、いわゆる「ピタゴラ装置」のようなもの。
 
 
展示してあるさまざまなビーコロで実際に遊べる企画展で、毎年大盛況です。今回の訪問はちょうど来年のビーコロ展が決まった頃だったので、小さなピタゴラ装置を自分でつくるコーナーがありました。
 
 
実際自分で作った装置にビー玉を転がして遊ぶこともでき、子どもたちはハマって遊んでいました。
 
 
週末限定ですが、1階の吹き抜けでは「ゆめぎんが実験ショー」もあります。
 
 
我が家が訪問した日は、シャボン玉で遊ぼう!のショーをやっていました。われにくいシャボン玉の作り方を教えてくれたり、水素と酸素を使って作ったシャボン玉が浮くのか沈むのか、火をつけたらどうなるのか、などをスタッフの方が実験をしながら教えてくれます。
 
 
わが子は、火をつけてパーン‼︎と爆発するシャボン玉に驚いていました。帰ってからも、このショーの内容を事細かに覚えて話してくれて、一番印象に残ったようでした。
 
 

♦︎宇宙発見ゾーン

 
 
3階の宇宙発見ゾーンの入り口には、宇宙ステーションさながらの金属製のドアがあり、中も宇宙船のようなつくりになっていて、子どもは大興奮!
 
 
中には宇宙服のレプリカの展示や、月面歩行・宇宙トレーナーなどの体験マシンも。月面歩行は身長制限で体験できませんでしたが、ぴょんぴょんと歩くことができて楽しそうでした。
 
 
お天気がいい日には、屋上の青空天文台で昼間の星を望遠鏡で観察することもできます。土曜日の夜は天体観望会もあり、実際の夜の星を観察できるそうです。
 
 
近くに宿泊して夜の天体観察を体験するのもいいですね。 
 
 
他にも、ものづくりや実験の体験などもできるようで、1日中遊び倒すことができます。
 
 
疲れたら、眺めのいい屋根付きのテラスでひと休みできます。お弁当を館内やテラスで食べることもできますし、博物館の下の公園でピクニックすることもできますよ。
 
 

 
 

子ども向けプログラムも充実。プラネタリウム体験も安心してできます!

 
 
ゆめぎんがには、大きなプラネタリウムもあります。
 
 
プラネタリウムは真っ暗になるし、静かにできない・動き回ってしまう発達障害ADHDタイプの子どもは避けがちなスポットですよね。
 
 
でも、ここゆめぎんがでは、上映時間が短めの、子供向けのプログラムも多くあります。椅子は座りやすく、リクライニングも簡単にできます。子ども向けプログラムでは小さなお子さんも多いので、多少の話し声であれば問題なくプラネタリウムを楽しむことができます
 
 
また、プラネタリウムという性質上どうしても真っ暗になるので、不安になるお子さんもいるかもしれませんね。
 
 
出口付近にスタッフの方が待機しているので、プログラム途中で退場することができます。再入場はできないのですが、不安な場合は出口近くに座るとよいでしょう。
 
 
天井いっぱいに映し出されるたくさんの星に夢中になったわが子は、最後まで割と静かに鑑賞することができました。
 
 
ときどき、親御さんが小声で話しかけてあげると、安心して、集中してみられるのではないでしょうか。
 
 
いかがですか?宇宙や実験に興味のある発達障害・グレーゾーンのお子さんにはおススメのお出かけスポットです。我が家も、次は「ビーコロ2020」の時期を狙ってもう一度行ってみたいと思っています。
 
 
――施設詳細――
【施設名】佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」
【住所】佐賀県武雄市武雄町永島16351
【営業時間】平日 9:15~17:15  土日祝 9:15~18:00
【休館日】月曜日(春休み・GW・夏休み期間中は毎日開館) 臨時休館日・年末年始休館日あり
【公式サイト】https://yumeginga.jp/index.php
 
※この記事の情報は2019年11月時点のものです。お出かけの際は佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
 
 

 
 
執筆者:森中博子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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