お絵かきが苦手でペンすらにぎらない繊細な子が楽しくお絵描きできた!ママの魔法の言葉

繊細な子は、苦手なことに対してなかなか挑戦できないことがあります。この記事では、お絵かきが苦手だった4歳の息子が、自分から好んで絵を描くようになったママの魔法の言葉をご紹介します。

1.お絵かきが苦手でやりたがらないお子さんに悩んでいませんか?

 

「うちの子、お絵かきが苦手で、どうしてもやりたがらないんです」こんな悩みを抱えていませんか?

 

繊細な子は、苦手だと感じたことには、なかなか挑戦しようとしません。繊細な子は、どうして苦手なことを避けがちなのでしょうか。

 

その理由を見ていきましょう。

 

 

2.繊細な子がお絵かきが苦手な理由

 

繊細な子は、新しいことに挑戦する前に「できないかもしれない」「失敗したらどうしよう」と強い不安を感じやすい脳の個性をしています。

 

その不安によって行動を抑制する脳の機能、「心のブレーキ」が強く効きすぎてしまい、行動を躊躇してしまうのです。

 

特に「お絵かきが苦手」だと思っている4歳の繊細な子の場合、その不安がお絵かきをするという行動を拒否させてしまうことがあります。

 

 

3.お絵かきをしない4歳の息子

 

私の4歳の息子翼くん(通称)も、お絵かきが苦手でペンを握ろうとさえしませんでした。

 

「こうやって描くんだよ~」と何度手本を見せても、全く描こうとせず、最初は焦りを感じました。

 

無理にやらせるのも逆効果だし、「どうしたらペンを握ってお絵かきするようになるのだろう」と悩んでいました。

 

脳は行動によって成長するため、翼くんに苦手を克服させたいという思いがありましたが、無理にやらせることは避け、自然にペンを握るように導きたいと考えました。

 

 

4.お絵かきが苦手な繊細な子が楽しく描けるようになったママの魔法の言葉

 

では、お絵かきが苦手でペンさえ握らなかった4歳の翼くんのために、私が設定した「それならできるかも!」につながる目標設定をご紹介しますね。

 

まず、私は翼くんが好きなキャラクターを楽しそうに描いている姿を見せました。

 

次に、その絵の最後のひと筆だけを翼くんにお願いしました。

 

「翼くんが描いてくれたから、かっこいい絵が完成したよ!ありがとう」と喜ぶと、翼くんも嬉しそうな表情をし、少し自信が持てたようでした。

 

さらに、次のステップとして、私は描いた絵に色を塗ることを始め、わざとはみ出して塗ることで「こんなにはみだしてもいいんだよ」と伝えました。

 

「好きな色で塗っても大丈夫だよ」と言うと、翼くんは「ぼくもやってみようかな」とペンを握り始めました。

 

このように、小さな一歩を積み重ねることで、翼くんはお絵かきに対する苦手意識を克服し、楽しむようになりました。

 

今では、自分から進んで家族の絵を描いて見せてくれるようになりました。

 

 

 

お母さんの魔法の言葉で、繊細な子どもも「お絵かきが苦手」という壁を乗り越え、次第に自信を持って挑戦できるヒーローになります。

 

ぜひ試してみてくださいね。

 

執筆者:まるやま あやか

発達科学コミュニケーショントレーナー

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